スタンドアップで狙う国産巨大マグロ

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ニュージーランドで3年連続挑んだスタンドアップでの巨大クロマグロを国内でも試してみたい。そう思って1年前から挑んでいる。

最初の挑戦は昨年の1月。このときはサンマが多く、イカを餌にしている漁師さんも大苦戦。我々もマグロは目の前で大量に跳ねているのだが食わせられないジレンマだった。そこでキャスティングに切り替えて実測36キロのマグロをキャッチ。ラインは1センチも出ず、あっという間に勝負はついた。跳ねているマグロのほとんどが70〜100キロくらいあるのに一番小さいのがヒットしてしまい、悔しさの残る釣行だった。

2回目は昨年の11月だった。これは俺一人で船をチャーターしていたが、悪天候で中止となってしまった。

そして今年の1月29日から31日まで3回目の挑戦となった。
同行は5人だが挑戦者は変態ビルダー、メジ2号、そして鬼引き漁師である。俺は撮影と補佐役に回り、び〜るだ〜さんは宴会メインで参加した(笑)。

船は今回も八丸。八田船長は昨年8月にニュージーランドのクロマグロに挑戦。スタンドアップで8時間50分交代しないでファイトした。そのファイトはすさまじいものだった。今でも脳裏にはっきりと残っている。
マグロは残り10メートルくらいになってからしぶとい。200キロを超すマグロはそこから2時間も3時間もファイトが続くことが多い。とくに昼のマグロはしぶとく、ギャフが届く距離までなかなか寄ってこない。専業の漁師さんは電気ショッカーを使うのであっけなく勝負は終わるが、我々は電気ショッカーは使わず、最後まで交代無しでスタンドアップで続ける。マグロの魚体が見えてからが長いのだ。夜間なら警戒心が薄れるのか、比較的潜らず、寄せやすい。俺のスピニングタックルでの250キロもイチローの186キロのキャスティングマグロもキャッチは真夜中だった。ところが昼のマグロはときに500メートル以上も一気に潜ってしまうこともある。こうなるとスピニングの範囲ではない。

七里が曽根は水深が60メートル前後と浅く、深く潜れないので比較的取りやすいと予測していた。竜飛や大間も浅い。深いところへ走られなければ勝負は有利に進むだろう。ニュージーランドは水深が700〜900メートルと深く、スピニングで日中挑むのは無謀とも言えるだろう。

1日目の29日は悪天候で中止となってしまった。冬の日本海は荒れる日が多い。巨大クロマグロはファイトも大変だが、挑むために耐えること、待つこと、そして持続する情熱も必要なのである。俺は27年以上大物釣りを続けているので忍耐力はかなり養われている(苦笑)。磯の上に一ヶ月以上寝泊りしたこともある。それでも目的の魚には出会えなかった・・・
その日は八田船長の仕掛け教室となり2時間ほど見ながら学んだ。そのあと近くの海上温泉「パレア」に行き、温泉とトレーニングジム、そしてマッサージと3時間ほどかけて体をリフレッシュした。

30日は若干風が残っていたが予定通り出船した。ポイントまでは1時間半。向かい波で船は大きく跳ね続けた。
ポイントに着いてしばらく様子を見た後に仕掛けを投入した。ハリスはフロロの60号。ニュージーランドでは150号だった。この細いハリスではランディング時に強引に寄せることは不可能だ。先端はザイロンを60センチほど繋ぎ、それを指でこして10センチくらいに短くしている。これはもともと萩の漁師さんが考えたもので、それを八田さんが改良して作ったものだ。磯釣り時代に「根付3寸」と教えられた。ナイロンのハリスの先に根付を結ぶのだが、それは3寸以内にしなさいと。長いと魚に見破られるのが理由だ。

ビルダーはミヨシに竿を出した。スピニングタックルである。ロッドはキャスティング用の8フィートのテストロッドだった。リールはステラSW20000PG、ラインはPE10号が巻いてあった。
同の間にメジ2号が陣取った。ロッドはカーペンターのブラックビーストBB52B-SGである。リールはアキュレートの50Wだった。
オオトモは鬼引きだった。ロッドはカーペンターのブラックビーストBB52B-SG、リールはケンマツ50S、ラインはサンラインのPEジガー8HG10号だ。

ベイトは大き目のアオリイカ。これに針を2本かけた。1本はインターフックの28番、もう1本は一回り小さい針だった。ニュージーランドではオーナーのスーパームツ45番だった。針も小さいのでフルドラグにしたとき口切れしないか不安だ。
昨年と同じでサンマがあちこちで跳ね、マグロが襲い掛かっていた。サイズは30〜100キロくらいまでである。ときおり、我々の仕掛けの側を通るのだが、アオリイカには見向きもしなかった。回りの漁師さんもイカを餌にしているので苦戦していた。
午後になり潮が変わったのを機にポイントを移動した。そこでしばらく待つ。俺はキャビンで寝ていた。

ついにそのときが来た!

13時1分、オオトモに出していた鬼引きのリールがけたたましく鳴り出した。船長の合図で他の二人は仕掛けを回収する。鬼引きはハーネスを付けようとするのだが焦っててこずっている。その間にラインはどんどん出て行く。ときおりラインが止まると回収するのだが、ハーネスがまだ完全に付けられてない。そんなてんてこ舞いの状況が2分くらい続いた。ドラグは初挑戦ということもあり15キロくらいにしてあった。
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ようやくハーネスをセットしてスタンドアップファイトを開始する。前日に練習をやったのだが、なかなか上手くいかない。マグロは水深が60メートルくらいしかないので横へ横へと走る。それを船が追いかける。船団の中でヒットしたので行き先に漁船が見える。このままではクロスしてしまいそうだ。ところが行き先に見える漁船は仕掛けをいそいで回収して移動を始めた。さらに次の船も。そしてさらに次の船も。マグロの走る方向にいた漁船はすべて移動してくれた。
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日ごろ嫌な思いを感じる漁師さんだが、今回は心から嬉しかった。これも日ごろから八丸がルールを守った釣りをしているからだろうと思った。七里が曽根は壱岐の漁師さんが守っているからマグロが釣れるんだとあらためて思った。巻き網から壱岐の漁師さんが監視して守っているのだ。その費用は年間1500万円と聞いている。遊漁船も団結して話し合い、その一部を負担することも必要なのではないだろうか。

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マグロは15分くらいで動くのをやめ、鬼引きが攻勢に転じた。あまりにも簡単に寄ってくるので当初100キロ以上あるだろうと思っていたが、50キロくらいかなと思った。そして魚体が見えた。「あれ?」マグロは尻尾から浮いてきた。なんとハリスが体に巻きついていたのだ。魚は後方へ引かれると呼吸ができない。どんな魚も短時間でギブアップする。するすると寄ってきてモリをかける直前に気がついたかのように大暴れした。そのとき体に巻きついていたハリスが外れて再び猛ダッシュした。60メートルくらい一気に走って止まった。どうやらこれが最後の抵抗だったようだ。
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その後はほとんど抵抗らしい抵抗もせず、マグロとの距離は詰まっていった。完全に酸欠で動けないようだった。
ヒットしてから47分後、モリが打ち込まれた。鬼引きとはクジ運がやたらと強いことから付けられたあだ名だが、今回も運の強さを証明していた。そして釣り上げたマグロは予想していたよりはるかに大きかった。これには船上の全員が大歓声を上げて喜んだ。

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ドラグはファイト終了後に計測すると19キロだった。横へ横へと走るので追いかけることが多く、強いドラグの必要性はあまり感じなかった。また横方向に走るためラインが魚体に絡みやすいようだ。ラインも400メートル巻いてあればほぼ大丈夫だろう。

ランディング後、船長がニュージーランドで経験しておいて良かったと喜んでいた。俺も3年間の経験が生かされたと思った。ファイト中慌てることも無く指示ができた。最後まで安心して見守ることができた。また鬼引きも時間が経つにつれファイトがどんどん上達していた。
港に戻り正式に計量すると190.9キロだった。港にいた人たちもビックリの大きさだった。
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終始スタンドアップで交代無しで釣り上げたマグロとしては国内最高だろう。
※座ってのファイトや電動リール+ウインチ(ロッドキーパーで船べりに固定する)なら過去に何匹か300キロオーバーがキャッチされている。

このマグロは大量のイカを食べていた。表層でサンマを追うマグロとは別のグループなのだろう。それとも巨大マグロはイカが好きなのかもしれない。
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解体は大変だった。
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このタックル+システムなら300キロも問題ないだろう。事実ニュージーランドでは310キロを筆頭に200キロオーバーを単独スタンドアップファイトで20匹キャッチしているのだから。
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ロッド:カーペンター・ブラックビーストBB52B-SG
リール:ケンマツ50S
ライン:サンライン・PEジガー8・HG・10号
ハリス:フロロ60号
ベイト:アオリイカ
ファイティングタイム:47分
スタンドアップファイトで交代なし
アングラー:川原こうじ(鬼引き漁師・田中軍団所属)
船:八丸(八田船長)


目標は単独スタンドアップでの国内300キロオーバーである。それを釣り上げる土台は完成した。
あとはアングラーの気力と体力だけである。


マグロ以外の釣果

び〜るだ〜さんはジギングで大活躍。13キロのヒラマサを頭に4匹キャッチ。マダイも3.7キロをキャッチ。そのマダイはマグロ祝勝会で姿造りになりました。
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ビルダーはフカセの合間にやったキャスティングでブリをキャッチ。12月上旬からずっと九州に滞在してロッドとルアーのテストをしている。宿はハイエースの車内(爆)。風呂は3日に1回500円払って温泉(海上温泉パレア)だそうだ。そろそろ怪しまれて通報されそうですと苦笑いしていた。ここまで徹底してテストしているから素晴らしいロッドやルアーが完成するのだろう。凄い奴である。
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さて次はキャスティングで100キロオーバーを狙っていただきます。

テーマ : フィッシング(釣り)
ジャンル : スポーツ

ヒラマサキャスティング@ホワイトアイランド

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2008年12月に目覚めの一投で45キロのヒラマサをキャッチ。その2週間後にもQ太郎が35キロ、ダン吉と俺が30キロをキャスティングでキャッチして注目の的となったニュージーランドのホワイトアイランド。今年も正月から知り合いが入り、大型ヒラマサの連続ヒットという報告が飛び込んできた。しかし大型はすべて根ずれでライングレクしたそうだ。

そんな激戦の続くホワイトアイランドに1月18日から行ってきた。同行は外房のYせんちょうさん。そして外房の達人N仕入れ班長。さらに釣り大好きなソップお母さんも加わった。現地ではプー夫妻と変態ビルダーが2日前から釣り始めている。プー夫妻と変態ビルダーは18日はタウランガのマークの船(エクストリーム号)に乗った。俺が2週間前に乗った船である。そのときはオークランド在住のアッちゃんたち3人と乗ったが数こそそこそこ釣れたが最大は13キロ止まりだった。マークは俺のお店にも来たことがあり、スリーキングに2回ジギングで同行している。釣りが大好きで2年前から釣り船を始めた。いまではタウランガで人気ナンバーワンの釣り船である。1日だけの乗船だったが30キロを筆頭に20キロオーバーのヒラマサ数匹を含む、かなりの数が釣れたそうだ。このことはすぐにマークからもメールが届いた。小西さんは素晴らしいアングラーと誉めていた。そして「ガンマが欲しいので売ってくれ」と(笑)。

翌日はファカタネのギャンブラーに乗ったそうだ。俺がホワイトアイランドに行くときにいつも使っている船である。船足が速く1時間くらいでホワイトアイランドに行ける。ちょっと船代が高いけど、ポイントでの釣り時間は長く取れる。19日に変態ビルダーたちはここでとんでもないヒラマサと出くわしたそうだ。なんとPE12号で挑んだのだが、ベテランの船長でさえ見たことも無い巨大ヒラマサがヒットして根ずれでラインブレイクしたそうだ。全長は170センチ以上あったらしい。確実に50キロを超えているだろう。タウランガのマークの話ではニュージーランドでは70キロのヒラマサも過去に上がっているそうだ。

19日の夕方にギャンブラー邸で我々は先発組と合流した。明日はギャンブラーとシルバードの2艇で巨大ヒラマサの潜むホワイトアイランドに挑む。そんなビルダーの話を聞いてPE8号に不安を感じ始めたYせんちょうとN仕入れ班長だった。
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ホワイトアイランドは大きく分けて3つのポイントがある。そのうち二つは超A級の難易度である。大型がよくヒットするのだが、ほとんど根ずれで一瞬のうちにやられてしまう。俺が昨年45キロを釣ったポイントもこの難所の二つのうちの一つで水深が7〜10メートルと浅い。もう一つは島の南側にある離れ岩の周辺だが、ここは比較的難しくない。昨年も我々は30キロオーバーを3匹キャッチしている。狙い方はGTにそっくり。岩の周囲、もしくは沈み根周りである。ヒットするとヒラマサは根に一気に走る。そして海底に体を擦りつけるように走るのだ。ふっとバレた後にフックに海草が刺さって上がってくることもある。
岩回りはベイトも多く、あちこちでナブラが沸いている。ほとんどはブルーマオマオという魚でイズスミに似た魚である。それとシマアジ、カウアイの群れもある。サイズは25センチくらいから大きくて50センチくらいである。これらは表層のエビ類を食べているらしい。そしてもちろんヒラマサの餌である。ヒラマサはこれら表層に群れている魚の他にベラなどの根魚も食べている。他にサバ(日本のサバと若干違う)、サワラの仲間などなど。非常に獰猛で動いているものなら何でも食べるようだ。
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20日は若干波が高かったが、ギャンブラー艇はジギングとキャスティングで15キロ前後を数匹と10キロ未満はたくさん釣れた。本格的なジギング初挑戦のソップお母さんもたくさん釣って大喜びだった。お手ごろサイズが多く、初心者向けの釣り初日だった。N仕入れ班長が食べごろサイズのシマアジをジギングでキャッチ。これとお母さんが釣ったヒラマサが夕食のおかずとなった。ビルダーが乗ったシルバード艇はキャスティングオンリーで25キロを筆頭に10〜20キロのヒラマサを数匹キャッチしていた。10キロ未満の小型が釣れ続く中で一瞬だが大型の活性が上がるときがあるらしい。
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21日は悪天候で中止。近くの釣具屋に行ったり、お土産を買ったりして時間を過ごした。ディナーは二人の女性(ソップお母さんとプー妻)が誕生日直前ということなので合同誕生パーティをした。
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ギャンブラーの船長から誕生祝にロブスターをいただいた。
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ソップお母さんの手料理はとても美味しくて大好評でした。息子のソップよりはるかに役に立ってます(笑)


22日は快晴で海も穏やか。ビルダーたちはお休みでギャンブラー艇のみでホワイトアイランドに行った。島の南側でナブラ打ちで小型ヒラマサが入れ食い。そんな中で岩と岩の間に投げたYせんちょうのガンマ105にヒット。サラシの中から出てきたヒラマサだった。岩がときおり波間から姿を見せるような浅いところでのヒットだったが、船長の絶妙なフォローとYせんちょうの渾身のパワーファイトで難所を脱出。深いところまで持ち込んでキャッチした。ロッドはMCのSM868(プロト)だったがまだまだ余裕を感じるパワーだった。1日1人1匹のレギュレーションなので持ち帰り陸上で正式計量。全長136センチ、25.2キロだった。
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帰ってベランダから街を見下ろすとヘリコプターが
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こっちをしっかり見張ってます(^^;
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近くの刑務所から囚人が5人も脱走したそうだ(^^;;;

そして近くに潜んでいるらしい(^^;;;;;

翌日、全員が捕まりましたが、この日の夜はけっこう怖かったです。


23日もギャンブラー艇でホワイトアイランドへ向かった。ビルダーたちはタウランガに行って午後からエクストリームで出船したが、波が高くて沖に出られず湾内での釣りとなった。我々は昨日と同じ南側の離れ岩を中心にキャスティングとジギングをやった。まずYせんちょうがガンマ160でヒラマサ23キロをキャッチ。その後N仕入れ班長がダイブベイトで5キロくらいのシマアジをキャッチ。小型をかなり釣って終了直前にN仕入れ班長が陸上実測25.4キロ、全長133センチのヒラマサをガンマ105でキャッチした。やはり浅いところでヒットしたので渾身のパワーファイトだった。PE8号でスプールを抑えて止めてのパワーファイト。ヒット直後の1分間、MCのSM806はグリップから曲がりっぱなしだった。
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結果3日間の釣りでまずまずの釣果だった。プー夫の話では正月に比べてかなり活性が低かったらしい。そんな中で数少ないチャンスを確実にキャッチした二人の外房達人はさすがである。

PS.俺は正月のランフリーバンクスでは4日間でジグ2回落として2匹キャッチ。今回は撮影係(ほとんど寝てたけど)で釣りはほとんどしてません。皆さんに釣っていただくことが俺の一番の喜びです(^^)

でもそろそろ釣りたい・・・

ニュージーランドのキャスティングヒラマサは今後開拓も進んでますます面白くなると思います。

お勧めの船
エンチャンター http://www.fishntrips.co.nz/
ギャンブラー http://www.charterfish.co.nz/
エクストリーム http://www.extremesportfishing.co.nz/

オークランドでお勧めの釣具屋
YEEHAA 
YEEHAAの動画
YEEHAAには日本人スタッフ(佐藤さん)もいます。品揃えも豊富で超お勧めのショップです。

変態ビルダーの渾身ファイト

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東京湾ジギングセミナー

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S.F.P.C主催の第4回セミナーが東京湾で開催された。今回のターゲットはジギングで狙うシーバス。シーバスは10年以上やったことがないので俺は生徒として参加した。セミナーの講師は徳永兼三さん、原田佐敏さん、上屋敷隆さん、横島敏弘さん、椙尾和義君、里見店長の超豪華な6名です。船は中山丸さんに協力していただきました。
前日は新宿へクラブメンバーがオープンするビリヤードのお店のオープニングセレモニーに出席でした。そこでちょっと飲みすぎて朝なかなか起きられず、6時半の集合時間に5分遅れて到着でした。
参加した俺も遅刻して緊張したけど、セミナーの講師は変な生徒が参加したのでもっと緊張していたそうです(笑)
前日、用意したタックルはいまいちらしく、里見店長があらかじめ用意しておいてくれたのを使いました。ジグは45〜80グラムです。ラインはPE1号、リーダーはフロロの30ポンドです。
乗船は2艇の船に別れました。5号艇に徳永さん、原田さん、椙尾君が乗り、6号艇に上屋敷さん、横島さん、里見店長が乗った。俺は6号艇でした。乗船前に徳永さんから注意事項の説明があり、7時に出船しました。二つの船とも生徒たちで満員です。
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天気にも恵まれて富士山もよく見えた。
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すぐに上屋敷さんからレクチャーを受けました。とってもわかりやすく生徒さんたちに好評でした。
朝のうちは活性が低く、たまに小さいシーバスが釣れる程度でしたが、昼少し前頃から活性が上がり、あちこちで60センチオーバーがヒットした。最大は75センチで70センチオーバーが6号艇だけで5匹くらいキャッチされた。俺は途中からカメラマンで大忙しでした。
生徒の皆さんの釣果です。
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講師の皆さんも教える合間にちゃんとお手本を見せていました。
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船上で食べたカップラーメン美味しかったです。
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下船後に中山丸さんからトン汁をいただきました。
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最後に皆さんで記念撮影(^^)
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講師の皆さんです。お疲れ様でした。
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10数年ぶりに東京湾のシーバスジギングをやったけど、その釣れる数の多さに驚きました。昔より釣れているかもしれません。これもキャッチ&リリースが定着したからだろうと思います。昔はリリースすると船長に怒られました。10年以上前はジギング船に乗ったほとんどの人がシーバスを持ち帰ってました。最近は船長もシーバスを大切に扱ってリリースしています。そして6号艇は全員リリースしてました。
やはり釣れると楽しいです。俺も終了まで一睡もしないでしゃくってました。でも釣れたのは小さいシーバスばかりでした。周りの人が大きいのを次々キャッチするのを見てうらやましかったです。
次回は4月18日に外房キャスティング&ジギングセミナーです。講師は荒井さん、荻原さん、谷脇さん、野澤さん、林さん、吉村君、尾上君です。非常に中身の濃いセミナーです。これから始めたい方、ステップアップしたい方は是非参加してください。

S.F.P.CとはSports Fishing Promotion Committee(スポーツフィッシング推進委員会)の略です。
キャスティング、ジギングを中心としたスポーツフィッシングの発展と啓蒙を目的として2009年3月3日に設立されました。メンバー全員がボランティアの非営利団体です。
海の環境、そして資源は年々悪くなる一方です。その中でマナー、モラル、ポリシーなど、スポーツマンにふさわしい精神をもとにスポーツフィッシングの素晴らしさ、楽しさを多くの人に伝える。そして次世代へ繋げていくことを目的として運営、活動を推進していきます。
そのために多くのアングラー、メーカー、ショップ、釣り船様のご理解とご協力が必要です。メンバー一同一丸となって推進していく次第です。なにとぞ応援よろしくお願いします!
http://www.sfpc.jp

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巨大ヒラマサ連続ヒット

今回最大はズル君の33キロ!(船上実測)
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昨年の外房は凄かった。日本中がビックリしていた。でも日本だけではなかった。ニュージーランドでも49.5キロのヒラマサの話は広まっていた。

12月27日成田を出発。今回も大韓航空(コリアンエアー)を使った。使う理由はチケットが取りやすい、料金が安い、そして重量制限が甘いの3点である。ところが昨年の3月ごろから手荷物の制限が厳しくなった。荷物の大きさが3辺(縦、横、長さ)の合計が158センチを超すと超過料金を取られるようになった。この長さだとロッドケースが確実に引っかかる。4月のニュージーランド遠征で超過料金31,100円を払った。そして今回も31,100円払った。他に7月のカナダ(エア・カナダ)でも払い、9月のアメリカ(JAL)でも1万円くらい払った。なぜか12月のキューバもエア・カナダを使ったがこのときは取られなかった。5年くらい前だがハワイ経由でクリスマス島に行くとき、ロッドケースが長いという理由で成田からハワイまでで行きが48,800円、帰りが16,000円取られたこともある(航空会社はチャイナエアライン)。俺はワンワールドもスターアライアンスもスカイチームもエリートメンバーなので重量はプラス10キロまで大丈夫だが、長さは優待がない。

3辺の合計を158センチ未満にするためには長さは125センチくらいにしなければならない。そんなロッドケースは日本製ではない。またそんな短いロッドもない。

昨年7月ごろMCワークスに頼んでグリップ着脱のジギングロッドを作ってもらった。キャスティングロッドはカーペンターに依頼した。DJ83MLをベースにした2ピース(グリップ着脱なので3本継ぎになる)をお願いした。それとポッピング用の2ピースもお願いしてある(ベースは未定)。これも今月中に試作が完成するので近日中にテストをする予定である。

MCのベースは556と516である。これは9月にアメリカのノースカロライナに持って行き30キロオーバーのカンパチをたくさん釣った。かなりのハイドラグでファイトしても問題はなかった。そして今回のニュージーランドでもテストをしたが20キロくらいのヒラマサならほぼフルロックでキャッチできた。繋ぎ目を相当補強しているのでノーマルより若干固い仕様になっている。この2種類(ベイト、スピニングで4種類)はテストも完了したので今月からショップカスタムのみお店(プロショップMOGI)で受け付ける予定である。
今後航空会社各社も制限が厳しくなっていくだろう。数年後は2ピースのGTロッドやジギングロットが遠征用の標準モデルとなるだろう。

ロッドケースも日本製では無いが、アメリカ製で全長120センチまで短く出来るモデルが出ている。長さは250センチくらいまで伸ばすことができる(3本継ぎ)。これも近日お店で販売する予定。

3辺の長さ158センチ未満のロッドケースとMCワークスグリップ着脱モデル(プロショップMOGIカスタム)
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成田を出発。インチョン(ソウル)で乗り継いだが、そこは銀世界だった。
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12時間後に夏のオークランド到着。グルーパー・ニュージーランド支部長のあっちゃんの車は我々の荷物で満載。
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いつものようにYEEHAAに寄ってお買い物。ここには優れもののジグがいっぱいあるのだ。

来年は巨大クロマグロにスピニングで挑むという若者二人と老体一人
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オーナーたちと記念撮影
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4時間でファカタネに到着。そこで長期間ニュージーランド滞在中のぷー夫妻と合流。

出港前にクラブハウス(マリーナ内にあるメンバー制のクラブ)で乾杯
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夕方7時半に出船。12時間後の朝7時半ごろイースト岬の沖にあるランフリーバンクスに到着。

釣り開始。

ジギングでもキャスティングでもヒラマサ入れ食いである。
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ぷー夫の28キロ!

投げるたびに10匹以上のヒラマサがルアーを激しく追った。
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ジギングは25キロオーバーが次々と釣れた。
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ヤブ君32キロ!

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ビッグプー28キロ!

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オヤジガー31キロ!


しかしキャスティングは10キロ未満のサイズばかりだった。
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1フックなのでリアにバランサーを付けた。

3日目からは30キロ以下のヒラマサは写真を撮らずリリースした。なんとも贅沢な釣りである。

アホウドリの活性も高い!
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ランチタイム♪日本人用に作ってくれた。
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マダイも釣れた。
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ニュージーランドの釣り船は手すりが高いので足の短い(失礼)日本人にはやりづらいところがある。
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それで臨時の台登場(爆)
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なんなくキャッチ!
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ぷー妻28キロ!

大晦日はやぶ君が年越しうどんを作った(笑)
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夜遅くまで盛り上がってます。
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数年ぶりに初日が見えた(昨年まで毎年曇りだった)
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今年も巨大魚に挑戦します!


PS.ぷー夫とぷー妻は21歳の一人娘が結婚することになりニュージーランドに来ていた。聞くと娘さんは14歳のころにいろいろと問題があり、中学校から登校を拒否された。本人は登校したいのに「登校しなくていい」ということである。このままじゃ鑑別所に行くか、レディースになるか、そんな中学生だった。
知り合いを頼って14歳の一人娘をニュージーランドに留学させた。そこで娘さんは一から出直して頑張り、ニュージーランドの学校を卒業して社会に出た。いつのまにかニュージーランドが大好きな女性になっていた。
そしてニュージーランド人の弁護士と結婚することになった。

教育って何なんだろう?
日本の学校は何をやっているのだろう。
いろいろ考えさせられた。

数年前にオーストラリアのパースでワーホリで来ていた男子大学生二人を使ったことがある。彼らから働きたい(仕事の見返りはただで泊めてもらうこととただで釣りをするということ)と言ってきたので使ったところ、3日目に仕事がきついと文句を言いに来た。問答無用で怒鳴り返して追い出した。自分で申し出て途中で投げ出す態度に俺はぶち切れた。

俺も25年くらい前に西表島に稲刈りの手伝いに行ったことがある。釣りに狂っているころ(今でも狂ってるが)、那覇の知り合いが「そんなに釣りをしたいなら、俺の両親が西表に住んでいて稲刈りの手伝いをすればただで泊めてもらえて食事も食べられて、毎日夕方に釣りに行けるよ」と言われて二つ返事で西表に行った。
ところがそこは炎天下の7月、死ぬほど暑くて地獄のような稲刈りだった。刈り取ったあとに機械で稲を米にして俵に入れて倉庫に積み上げた。翌朝は農協のトラックが集荷に来るので52キロの俵を何俵もトラックに積んだ。部落全員がお年寄りなので、毎日すべての農家の積み込みを手伝った。そんなことで仕事が終わると疲れて滞在中1日しか釣りができなかった。その1日の釣りに爺さんが同行した。そして竿を貸して魚を釣らせてあげた。竿を使うことは初めてだと言っていた。1匹釣ると大喜びだった。

爺さん「この竿はいくらするのかね」
俺「1万5000円だよ」
爺さん「高くて買えない」
すごく寂しそうな顔で答えた。その顔がずっと気になっていた。

2週間の手伝いが終わり、いよいよ明日帰るという前日の夕食時。爺さんが金一封を俺に渡した。
俺「いらないよ、お金はいただかない約束だから」
爺さん「あんたはよく働いてくれたから取ってくれ」
そう何度も言うのでいただくことにした。その代わりにあの竿をあげることにした。爺さんは凄く喜んでくれた。金一封には3,000円が入っていた。金額などどうでもいい。最後まで成し遂げたことで俺は満足だった。

テーマ : フィッシング(釣り)
ジャンル : スポーツ

キューバの釣り



ハバナ近郊での観光をたっぷりして翌日の早朝4時半頃にホテル玄関前から送迎バスに乗り キューバ中南部のアナ・マリア湾に面したjucaro に向かった。

道路では50年代へタイムスリップしたような錯覚になる。とにかく古い車が多いのだ。
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キューバは1940年代から50年代にかけてのアメ車が多い。バティスタ政権時代にアメリカの金持ちやキューバの裕福な人たちが乗っていたらしい。それが革命後、アメリカの経済封鎖に遭い経済危機に何度も立たされた。当然ほとんどの国民は車など買えなくなった。1960年代になると旧ソ連製のLADAが乗用車の主流となった。道路で見かける2割ぐらいがポンコツのアメ車で3割ぐらいがポンコツのLADAという割合である。他に人力タクシー、馬車、ココタクシー(小型三輪車)、トラック、バス、そして新しい車は韓国製が多かった。

共産圏では高級官僚が高級車を乗り回すというイメージがあるが、キューバではカストロこそ数十年前に寄贈されたベンツを使用しているが、彼以外の政府要人はエアコンも効かないポンコツのソ連製(ボルガ、LADA)である。

ただし問題はある。古いアメ車を見てカッコイイとは思うのだが、排ガスがひどくて喉の弱い人は痛くなるらしい(俺は平気だったが)。日本ならキューバで走っている7割以上の車は車検を通らないだろう。

現状のキューバに関してはこのブログを参考にした。最近まで奄美に住んでいた人で現在宮崎にいるようです。誰だかわかりませんが素晴らしいブログです。
http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/e/9cb95818173cb51c2cade5b977b5018d


カストロを独裁者と呼んでいるブッシュの方がよほど独裁者だろう。アメリカ国民の多くもブッシュのやり方に反対の立場を取っているのだ。

国連の米国の対キューバ経済封鎖解除決議(アメリカは圧倒的大差で負けている)
http://homepage3.nifty.com/aajc/archive43.html

有名な国際的テロリスト、ポサダ・カリーレス(ブッシュが保護している)
http://homepage3.nifty.com/aajc/archive37.html

2008年5月にチェ・ゲバラの娘であるアデイラ・ゲバラさんが来日した。
これは5月20日のアデイラさんの公演の内容
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/latin_america/aleida_in_osaka.htm

キューバに行って真実を見ると考えが大きく変わる。貧しいことはけっして恥ではない。そして小さな国キューバがアメリカという巨大な国にけっして負けてないことを確認できた。



jucaro までの道のりは長かった。しかし車中で不思議なことに全然眠くならなかった。キューバの景色がなんともいえず素晴らしく自分の少年時代の故郷とダブって見えた。またゲバラ関係の本などを読んだり、写真集を見て夢中になっていた。
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8時間後の12時半ごろ港町jucaro に到着。

港に停泊している漁船もかなり古い。
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ハルディネス・デ・ラ・レイナ諸島に向かう。

宿泊する洋上ホテル(船を改造したもの)までjucaro から3時間以上かかった。
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こんな部屋が6部屋くらいあった。エアコン完備である。
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トイレもシャワーも最新式だった。
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なんと衛星でインターネット(無料)ができるようになっていた。通信速度はかなり遅いが・・・
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ディナーはイタリア人やメキシコ人と一緒に
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ここを訪れるほとんどの人がフライマンらしく、ルアータックルに関してはレンタルもなく、ルアーの現地販売もない。フライマンはここでグランドスラムを狙うらしい。パーミットとターポンとボーンを1日で釣るとグランドスラムである。2週間前に来たイギリス人は1日に2度グランドスラムを達成したらしい。

フィッシング用のボート
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こんなところを抜けていく。
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コガジャとび〜るだ〜さんはフライでグランドスラムを狙ったが・・・
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ターポン
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ボーンは大きかった。
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しかしパーミットだけ釣れなかった。この魚はかなり難しいらしい。


ルアーで釣る魚は見たことも無いような魚が多かった。よく釣れたのはフエダイ系の魚である。

これはMutton snapper
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こんなことも
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これはYellowtail snapper
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これはホシカイワリに近い種類?
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外道の代表バラクーダ
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ギンガメアジに似ているジャック・クレバルもいっぱい釣れた。
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小さいグルーパーはかろうじてキャッチできた。
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クベラの幼魚?
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そして本命だったターポンはサイズが小さいせいか、ルアーを投げると逃げてしまうことが多かった。数回バイトがあったのは25グラムのカーペンターのBC-γ25やウンデッドベイト20など小さなペンシルばかりだった。いずれもフッキングできずキャッチはなし。バラクーダの猛攻で2日目までで極小ルアーは全滅してしまった。

やむをえず第2の本命Cubera snapper(クベラ)に変更した。クベラは大型になるフエダイ系の魚で瞬発力が凄く中米では大人気のゲームフィッシュである。この魚の世界記録は55.11キロで1982年にアメリカのルイジアナ州で釣れている。ガイドのコギの話ではここでも45キロくらいまでは釣れているらしい。

似ている魚としてパプアニューギニアなどで釣れるパプアンバス(ウラウチフエダイ)と沖縄など南方の島で釣れるマングローブジャック(ゴマフエダイ)、バラフエダイ(レッドバス)がいる。
日本名と英名、学名は以下のようになる。ウラウチフエダイは絶滅危惧IA類に指定されている。かつて西表島の浦内川には40キロクラスがいたらしい。
ウラウチフエダイ:Lutjanus goldiei(パプアンバス、パプアンブラックスナッパー)
ゴマフエダイ:Lutjanus argentimaculatus(カースビー、マングローブジャック、マングローブスナッパー、マングローブレッドスナッパー、レッドパーチ、レッドブリム)
クベラ:Lutjanus cyanopterus(キュベラスナッパー、Cubera snapper)
バラフエダイ:Lutjanus bohar(アカナー、レッドバス、Red bass、Two-spot red snapper) 

俺は20年前にコスタリカの太平洋側でクベラを釣ったことがある。これは正式にはパシフィック・クベラ(Pacific cubera snapper) Lutjanus novemfasciatusとなる。

60グラム以上のスイミングペンシル系のルアーに果敢に反応した。中でも良かったのはBC−γ60と90、メロン屋のTW170F、猛闘犬丸のミノぺん丸16Fだった。大きいルアーほど反応が良かったので今回は持ってこなかったが100グラム以上のルアーなら更に凄かっただろう。

ただし大問題が起きた。今回はターポン用とボーン用のルアータックルしか用意してなかった。ターポンはよく走ってジャンプも派手に繰り返すが、根に走らない。過去に80キロクラスもPE2号でキャッチしている。なので今回はPE1.5号から3号を主力に持ってきた。3号だと大型のクベラに歯が立たないのである。

ポイントは水深2〜5メートルでサンゴだらけのところが多く、ヒットしたら一気に根に突っ込んで行く。2号、3号ではどうにも止まらない。魚体の色が赤っぽいので出てくるとすぐにわかる。ルアーのアクションはゆっくりでたまに止めたほうがいい。スルスルと近づいてきて直前でUターンしたり、ミスバイトすると1回で消えてしまう。なかなか警戒心の強い魚である。そして運よくフッキングしても凄いパワーで一気に根に走る。そしてたまに80キロくらいのグルーパーがヒットするからたまらない。
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3日目と4日目はクベラ狙い一本で行ったが、根ずれなどで有効なルアーはほとんど無くなってしまった。生き残ったとしてもガンマなどはバラクーダとクベラの歯でボロボロになり、水が浸みてフローティングからシンキングになってしまった。

ルアーのワイヤーが抜けてしまうことも。
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5日目、最終日が来た。ここまで毎日ほとんど休まず投げているので肩と背中と右腕がボロボロになっていた。投げるたびに激痛が走った。しかしこのままでは悔しくて帰国できない。何が何でも釣るぞという気持ちだった。いつも船上で寝てばかりの俺はどこかへ消えてしまったようだ。こんなに真面目に投げたのは何年ぶりかな?

そしてそのときがやってきた。

TW170Fの横からクベラが飛び出てきた。ガツッと襲い掛かった。フッキングも難しい魚なので3回くらい強烈に合わせを入れた。一気に根に突っ込む。ドラグはあらかじめ8キロくらいにしてあったが、さらに指ドラグで止めにかかる。一気に止めるとブレイクするので徐々に圧力を加えていった。15メートルくらいで一度止まった。スプールを掴みながらロッドを大きくあおってポンピングを開始する。素早く、素早く、相手に主導権を奪われないように!

そのあと何度か抵抗を見せるが2〜3メートルで止まった。そしてどんどん相手との距離を詰めた。船は操船してないが、小さな船なので勝手に船が動いていく。1分くらいで船はクベラのほぼ真上まで来た。海底を覗くと底すれすれでクベラが抵抗しているのが見えた。ロッドを立ててプレッシャーを掛け続け、徐々に相手を浮かしにかかる。2分後、クベラは船の真横に観念する様に横たわった。

「やったー!!!」
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ガイドの推定は25キロ!

無いと思いますが(^^;


俺は船の上で何度も吠えた。

ガイドのコギと
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ボロボロになったTW170F(ロッドはカーペンターBC66MHR)
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キューバに感謝!
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ジャンル : スポーツ

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茂木陽一

Author:茂木陽一
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日本列島を北から南まで、海外の秘境はアマゾンからアフリカ奥地まで、世界を釣り歩く壊れた親父の気まぐれ日記です。

JGFA最大の釣りクラブ「グルーパーボーイズ」会長
プロショップMOGIオーナー
S.F.P.C結成メンバー

茂木陽一のホームページ
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