2022/05/30

連載6 いよいよクロマグロ釣りが解禁です。しかし・・・

5月22日、突然ビッグニュースがアメリカから飛び込んできた。日本はまだ釣り禁止期間である。


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それはアメリカのカリフォルニア沖で長年の友人である88歳の日系人が大きなクロマグロをジギングで釣ったという報告だった。しかも手動のリールである。俺の仲間は還暦を過ぎたら電動リールを使うものがどんどん増えたが。還暦男のお父さんと同年代の人が手動のリールで釣ったのである。もう驚き、感動、感激でしばらく興奮が止まらなかった。


さて、日本もクロマグロ釣り解禁まで残り2日となった。ところが海外からは素晴らしい報告ばかりだが、国内は違反、密漁、そんな報告が次々と来た。もう腹が立つやら、情けないやら。

違反ばかり繰り返していたら未来はありません!!



勘違いしている人が多いので確認してください。

採捕報告は釣り人がやります。船長は報告する必要はありません。またリリースしたマグロも報告をする必要はありません。キープ(陸揚げ)したマグロだけ報告してください。

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昨年の報告に「遊漁船の名称・都道府県名」という項目が増えてます。

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資源管理とか、資源保護に関心が薄いのは釣り人だけではありません。こんな統計もありました。
消費者を対象に調査したところ、そういう意識は調査した国の中で最下位だったそうです。サスティナブルに関しても下から2番目のロシアでさえ70パーセントなのに、日本はダントツ最下位の40パーセント。小学校から教育のやり直しですね。


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出典(シーフードレガシー)
資源管理を可能にする条件とは。漁業という日本の問題を考え続ける(前編) | SEAFOODLEGACY TIMES



ただし、釣り人に同情もあります。あまりにも不公平で不透明な遊漁対策。日本のクロマグロの漁獲枠は令和4年度で11,102トン。そのうちまき網が5,246トンである。それに対して遊漁の枠はたったの40トン。全体の0.36パーセントである。しかも遊漁枠と言うのはない。留保枠の一部を回すので、漁業に突発的な何かが起きたら、その遊漁への配分はさらに減らされる。

令和4年度の漁獲枠
全体 11102.4トン
まき網(小型30kg未満)1398.3トン
沿岸(小型30kg未満)2759.8トン
まき網(大型30kg以上)3847.7トン
沿岸(大型30kg以上)2116.2トン
遊漁 40トン(全体の0.36パーセント)
※遊漁枠というのはない。留保枠の一部が遊漁に回される。


昨年は20トンで釣り禁止となった。その理由は「資源管理の枠組みに支障をきたす」。
全体の0.2パーセントが資源管理に支障をきたすという理由は

どこかの独裁者と全く同じである!!!

さらに追い打ちをかけるように、枠に達して釣り禁止になったら「キャッチ&リリースも認めない」。先進国でキャッチ&リリースを認めてないのは

そんなヒデェ国は日本だけである!!!

その理由はと聞くと「リリース後の死亡率などの科学的検証が必要」だと。

そんなことはとうの昔からわかっているんだから

とっくにやっとけ!!!

そして1年近く経った今も水産庁はなにもやってない。

忘れてんのか?


前号でリリースの必要性を説明した。

その中で委員会で決めたことに関してはパブリックコメントを必ず実施するように水産庁に求めたが、今回もそれは無視された。民主国家としてはあるまじき行為が平然と行われている。理由は圧倒的な数の反対意見が届き、それに対して不透明、非民主的、非科学的な中で決めている現状では対応は困難と考えて逃げたのだろう。他の省庁の官僚は「パブコメも取らずに決めるのは考えられない」と話していた。

逃げるな水産庁!!!


こんな記事も書きました。しばらく人気ランキングで1位でした。

原始時代から変わらぬ日本の釣り 科学的なルール作りを


太平洋クロマグロは日本だけの魚ではない。太平洋狭しと泳ぎ回るのだ。

あの持久力、あのスピードがあるからこそ世界中を泳ぎ回れるのだ。


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アメリカもカナダもアイルランドもノルウェーもスウェーデンもニュージーランドも、海を国民共有の財産と考えている国は

どこでも科学的調査はとっくの昔からやってます!!!

海外の中でもアメリカのスポーツフィッシングはとんでもなく恵まれている。1950年代はほとんどクロマグロの釣果はないが、釣り人口が激増してクロマグロ釣りもどんどん釣果報告が増えている。ここ10年間は500トン前後で推移し、昨年は記録的に釣れたと言うから1000トンを超えているだろう。それでも途中で釣りが禁止にならない。対してまき網の漁獲はここ数年は限りなく0トンに近い。

どうして、こんなに違うの?

アメリカ太平洋側の漁獲(太平洋クロマグロ)
    IATTC資料(漁業) ISC資料(漁業) スポーツ(遊漁)
2013年 0トン      0トン    809トン
2014年 404トン    401トン    420トン
2015年 96トン     86トン    399トン
2016年 347トン    316トン    368トン
2017年 480トン    466トン    450トン
2018年 39トン     12トン    484トン
2019年 269トン
2020年 117トン
2021年 0トン          推定800~1000トン

ISC資料

IATTC累積漁獲量
https://www.iattc.org/en-US/Data/Cumulative-catch



アメリカの太平洋側のクロマグロのバッグリミットは1日1人2匹である。

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1日で1トンオーバーは珍しくない。

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アメリカの1950年代は遊漁(スポーツ)よりまき網(Purse Seine)の方がはるかに漁獲は多かった。

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ところが2000年以降は遊漁(スポーツ、赤丸)のほうがまき網(青丸)より多くなる。釣り人口の激増と経済効果の大きさという明確な根拠が釣り人優先の施策に繋がった。これもアメリカの釣り団体と釣り人が団結して国に訴え続けてきたからである。



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黙っていたら何も変わらないのだ!!!



そして漁業法の改正により、やがて遊漁も資源管理の枠組みの中に入っていきます。

そこで水産庁に強く言います(水産庁は俺のSNS等は全て毎日チェックしてます)

公平、透明に、科学的根拠に基づき、さらに経済効果も考えて遊漁(スポーツ)枠を設けてください。

アメリカは昔からコマーシャル(漁業)とレクリエーショナル(遊漁、スポーツ)を分けてますが、多くの魚種で遊漁の方が枠が多いです。


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なんだかんだと言ったけど、今年は我慢するしかない。違反ばかりでは国民の理解を得られません。

クロマグロの資源は2018年から大幅に回復してます。おそらく6月の10トンと言う枠は1週間で到達すると予想してます。皆さんがリリースに専念してくれれば月末まで釣りができますが。

美味しくない夏の時期はリリースを心がけて、9月以降の枠があるのだから、美味しくなり始める9月以降のクロマグロをキープするようにしたらよいと思います。年末までに枠を消化しきれなかったら翌年1月以降に繰り越されます。2月に友人にいただいたクロマグロを食べたけど絶品でした。夏のクロマグロとは雲泥の差でした。


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涎が・・・

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いつかはこんな大きなクロマグロを日本で釣ってみたい。

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最後に

水産庁の遊漁室長の広域漁業調整委員会での発言。俺には何が言いたいのか、何度読んでもわかりません。外人さんはさらにわからないでしょう。

○遊漁室長 水産庁

今回、キャッチ・アンド・リリースの位置付けというのが、この指示の中ではキャッチ・アンド・リリースを最初からする予定の遊漁が認められるのかどうかというところには正面から答えられるような形になっておりません。飽くまでもクロマグロを、遊漁者はクロマグロを採捕してはならないということになっておりますので、狙ってやるということを認めていいかと言われたら、それは私ども、認められないとしか言いようがありません。

ただし、その結果として釣れたものについてキャッチ・アンド・リリースをしたということであれば、その委員会指示の違反にはならないということでお答えしております。

キャッチ・アンド・リリースの扱いにつきましては、今回の御指摘も踏まえまして、今後このような規制を行っていく場合にはどのように位置付けるかということについては検討課題とさせていただきたいと思います。




2021/09/18

連載3 太平洋クロマグロは増えているか(後編)

クロマグロの水揚げが激減、沿岸マグロ漁師の叫び!

2016年4月、まずは1本釣りクロマグロの西の代表「壱岐島」でマグロサミットが開かれた。
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ただし、沿岸漁師がどんなに叫んでも国はほとんど動かなかった。水産庁はまき網を擁護する発言を繰り返した。


2016年7月、日本海側のまき網が集結する鳥取県の「境港」を訪れた。
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毎年10トンくらいのクロマグロの卵が養殖の餌となる。
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境港のまき網関係者との話し合いは2時間に及んだ。境港側からはまき網会社の社長、山陰旋網組合、境港水産振興協会、県の水産課、県の水産試験場などなど18名が出席した。
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まき網の動き
2015年日本海のまき網は自主規制枠を1800トンに減らす
2016年まき網は個別割り当てを特定期間開始
2017年共和水産(ニッスイグループ)がまき網で獲ったクロマグロを畜養に移し始める。
2018年日本海のまき網は自主規制枠を1500トンまで減らす。


農林水産省も訪問。※水産庁は農林水産省の管轄。
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水産庁側からは審議官とマグロ資源グループ長が出席した。
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公益財団法人「水産研究教育機構」の宮原理事長とも対談した。
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青森県の深浦漁協をクロマグロ釣り第一人者の佐藤偉知郎と訪問。山本組合長と対談した。
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ISC議長のジェラルドさんはいつも良いお話をしてくれた。俺の発言の理解者でもあった。
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海外の研究者にはいつも励まされた。PEWの代表、モントレーベイ水族館の研究者など。
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そのころ、大西洋クロマグロは厳しい管理が進んでいた。
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2010年ごろから東大西洋のクロマグロは一気に資源が回復する。急激に回復した原因はまき網を大幅に規制したことである。まき網の漁獲は2007年は48994トンあったが、2008年から厳しい管理が始まり、2011年には4293トンにまで減っている。
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そして大西洋は資源が急激に回復した。
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ところが太平洋クロマグロはなかなか資源が増えない。資源回復計画は国際会議で決議され、2014年から規制は始まっているのだが。

その理由の一つとして投棄と無報告があげられる。

まき網の海上投棄の噂は延々と絶えない。捨てているのは確実だろう。その理由は大西洋ではまき網にオブザーバーの乗船が義務付けられているが、日本のまき網は頑なに拒否してオブザーバーどころか水産庁も乗せない。悪いことをやってないなら拒否する理由は無いのだ。

定置網はいったん水揚げしたクロマグロを計量後に放流するなど投棄というべき事件が相次いだ。
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バカバカしい景色。一度陸揚げしたマグロを放流しても生き返らない。
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北海道の南茅部漁協は枠の10倍以上も水揚げしてしまい大問題となった。
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はえ縄も数量管理が始まってからはいったん船に上げて尻尾を切り、脂がのってないマグロは海へ捨てて、良質のマグロだけ水揚げするということが日常茶飯事的に行われるようになった。

無報告の噂も後を絶たない。ある漁協では無報告の漁獲の方がはるかに多いらしい。県もわかっているが、見て見ぬふりと聞く。これらの話は現役のマグロ漁師から聞いた。


親魚資源量の増加速度は大西洋に比べるとはるかに遅い。
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まあ、それでも緩やかであるが資源は回復していった。

そして日本のあちこちでクロマグロのナブラが見られるようになった。
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資源が回復すると、それを狙う釣り人と釣り船が一気に増えた。地方の経済へ大きく貢献するようになった。

船が増えすぎて、停泊場所が全く足らなくなった。
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津軽海峡はクロマグロ釣りのメッカとなった。
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水産庁の予測では2021年は親魚資源量は7万トン前後まで回復している。これは1970年以降では一番多い資源量だ。
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国際自然保護連合(IUCN)は9月4日、絶滅の恐れのある生物を記載した最新のレッドリストを公表した。絶滅危惧種に分類されていた太平洋クロマグロを「準絶滅危惧」に、大西洋クロマグロを絶滅の可能性が低い「低懸念」にそれぞれ危機のランクを引き下げた。

ここで勘違いしないでほしいのは太平洋クロマグロと大西洋クロマグロは増えたのは事実だが、その増えた量は大西洋の方がはるかに多いということだ。

親魚資源量(2018年)
太平洋クロマグロ 推定28,000トン
大西洋クロマグロ 推定500,000トン

太平洋クロマグロはまだまだ予断を許さない。遊漁の管理も当然だが、それよりもはるかに漁獲の多い漁業の管理は、密漁、無報告を無くすために今以上に厳しくしなくてはならない。


2017/03/16

クロマグロを守るために今年もデモをやります。

今年も産卵期のクロマグロを守るために水産庁前と一番産卵期のマグロを獲っているニッスイ本社前でデモを行います。
合わせて今年はやる気を感じられないWWFジャパン、そして全国まき網漁業協会の前でもデモを予定しています。

5月25日(木) 13:00集合~14:30解散予定
集合場所 日比谷公園霞門前
参加申し込みアドレス uminchumogi@nifty.com
※氏名、携帯番号、メールアドレスを添えて申し込んでください。また昨年、一昨年に着たTシャツ、ポロシャツで参加してください。初めての方は、サイズを教えてください。当日お渡しします。1着1500円です。


昨年のデモです。昨年の6月15日に北海道から、九州、沖縄、台湾、タイなどから105名が参加した。
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水産庁前を「しっかり資源管理をやれー!」と堂々と歩く。ニッスイの前では「産卵期のまき網をやめろー!」と歩く。
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これは一昨年のデモ。86名が参加した。
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デモの翌月は境港を訪問した。境港では白須会長(山陰まき網協会)に案内をしていただいた。
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境港の漁業関係者と対談。前向きな意見交換ができた。
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デモを業界新聞に寄稿。
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境港での協議も寄稿した。
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同じ月に青森県の深浦漁港を訪問。(青森県一のクロマグロの水揚げ港)
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深浦の苦しい現状を組合長から聞かせていただいた。
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資源保護活動に本格的に取り組んで3年目を迎えたが、少しずつだが進展を感じる。今までは水産関係者しか参加できなかった会議や発表会に釣り人も参加できるケースが増えてきた。水産関係者が釣り人の声にも耳を向けるようになった。それは確実に前進と言えるだろう。
俺は常々「海は国民の財産」と言っている。水産資源は一部企業や天下りの物ではない。資源枯渇は今も進んでいる。我々国民はそれに対して、強く抗議する資格があるのだ。

減り続ける我が国の水産資源。クロマグロに限らず、アジ、サバ、ホッケ、ニシン、スケソウダラ、スルメ、シシャモ、などなど、多くの魚がこの1世紀で9割以上減少した。そして現在も減り続けている。

資源が増えたか、減ったかは我々釣り人は海に出ているので自分の目で確認することもできる。釣り人からアンケートをとっても、ほとんどの魚種で「減った」という回答が「増えた」という回答の数倍あった。クロマグロに関しては圧倒的に「減った」の回答が多かった。

中でも日本海側のクロマグロの減少は著しい。その原因は産卵期に漁獲が集中していることにある。その漁獲されるクロマグロの多くが初産卵なのである。30~40キロの卵を抱えたクロマグロが一度も産卵をすることもなく殺されているのだ。

このままでは水産業の未来も、釣りの未来も真っ暗である。

何もせずに衰退を見続けるのか、それとも未来のために何らかの行動を起こすのか。

太平洋クロマグロはすでに「待ったなし」なのだ。



俺は国内の現状も毎年海に出て見続けているが、海外の現状も自分の目で確認している。

カナダのプリンスエドワード島には毎年2回行っているが、その資源はあきらかに回復している。

プリンスエドワードでは釣り人はすべてリリースが基本である。それでも世界中から釣り人が押し寄せている。遊漁は2009年から開始されたが、釣り船、そして訪れる釣り人の数は増える一方である。これこそ地方創生と言えるだろう。
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小さな島の小さな漁港だが、マグロ釣りのシーズンになると釣り客や観光客で賑わう。この海域のクロマグロのアベレージサイスは優に300キロを超える。
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大西洋の東側もクロマグロの資源は急激に回復している。スペインの釣り船はすぐに予約でいっぱいになる。3年先まで予約が埋まっている船もある。


昨年から、釣り人は多くの会議や水産関係の発表会に参加した。質問も積極的にやっている。

今年の2月には水産研究・教育機構の宮原理事長と対談した。水産行政の研究部門はここが中心となってやっている。
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宮原理事長「水産資源は将来の人のためにある」「我々はそのために資源管理をしっかりやらなければならない」「産卵期のクロマグロなんか獲るもんじゃない」
※対談の様子は秋以降に某大手テレビ局の人気番組で放送の予定。


2月に開催されたスポーツフィッシングフェスティバルでは、東京海洋大学の勝川先生と羽田市場の野本社長に資源管理のお話をしていただいた。勝川先生「釣り人の資源管理への関心は確実に強くなってますね」。野本社長「食文化を守るためにも資源管理はしっかりやる必要がある」。
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3月16日現在(日本時間)、アメリカのノースカロライナでマグロ釣りをしているが、巨大クロマグロが確実に増えている。
悪天候で出船中止が相次いでいるが、出船すれば必ず巨大クロマグロの群れに遭遇する。そのアベレージはなんと200キロ前後である。
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6日前にはジギングで263キロのクロマグロがキャッチされた。ファイティングタイムは4時間47分。これはジギングに限らず、ルアー界の歴史に残る快挙である。この日はこのサイズの群れに遭遇してあちこちの船でファイト(我々日本人だけで少なくても10回以上)があったが、ことごとくラインブレイクだった。
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豊かな海は人の心も豊かにする。出船中止が相次いでも誰も愚痴を言うものはいない。それは誰もが必ずチャンスが来ると信じているからである。

日本の海もかつてはこんな海だったことは多くの古い資料や文献、そして白黒の写真で確認できる。



悪天候で出船できない日は漁師にインタビューをやった。ノースカロライナは資源回復に伴い、3年前からマグロ漁師が増え続けている。

引き縄の漁師「マグロは儲かる。資源は確実に増えているよ」
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そんな海を取り戻すために。

デモをやります。