2010/12/24

ニューカレドニア北部の巨大GT

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ニューカレドニアのGTはアベレージが大きい。海外の友人やFacebookで知り合った世界中の釣り仲間からニューカレドニアで釣った巨大なGTの写真を数え切れないほど見せられた。こうなったら行くしかない(笑)

我々が行く1ヶ月前にカーペンターの小西がニューカレドニアに初めて挑み素晴らしい釣果で帰国した。
そのときの写真である。
http://grouperboys.web.fc2.com/news10b/11nc/konishi.htm

今回の同行者は61歳のスーパー長老「オオサンショウウオ」と埼玉から参加の出川君と長島君である。長老は10月ケープコッド、11月クリスマス島に続いて3ヶ月連続の海外遠征。ちなみに1月は奄美の怪物君たちとクリスマス島である。GT歴4年で300匹を達成。いまでは世界中のGTアングラーが注目しているスーパー長老である。出川君と長島君は宮古島がホームグランドで俺のツアーは2年前のフィジーが始めてで今回が2回目。宮古通いは10年にもなるそうだ。

釣りは2泊3日の船中泊を2回である。間に1日休憩があった。その1日は最北端にあるとっても評判の良いレストランへ行った。


まずは前半での釣果
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出川君です。
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長島君です。
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一度に2匹のオオサンショウウオです。
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このルアーに騙された。シーフロッグ2フックタイプ・プロトです。
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またオオサンショウウオです。
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前半はぶっちぎりで釣ってました。
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おっ!でかいぞ!
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ガンマの160でした。
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ロッドはカーペンターのプロトです。サイズは推定45キロ!
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一本!柔道なら・・・(^^;
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次はGTのバイト特集

炎天下、望遠レンズで粘りました。おかげで釣りはほとんどやってません。

でもあまりに一瞬なので満足な写真は撮れてません(涙)

3匹同時にバイト!
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おー!もう心臓バクバクっす!
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咥える瞬間です!大きく口を開けて、鰓も広げて吸い込もうとしてます。
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ものすごいスピードで襲い掛かってます!
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水面下には何匹もGTが見えます!
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2月に行ったウルグアイ川のドラードは何度もジャンプするので満足な写真がいっぱい撮れたけど、GTはほんとに難しいです。また挑戦します(釣りはしばらくお休みかな)


そして後半戦です。

まずは出川君。飛距離は満点です。
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見覚えのあるTシャツです(^^)
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そして出川君人生初の40キロオーバー!
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続いて長島君!背中の文字が最高です!
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自己記録更新!ファイトも完璧でした!
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長老は後半も休まず頑張りました。その姿に全員脱帽です。
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クルーも釣りは大好きです。アンカリングのあとはクルーの釣りタイムです。

これはハマフエフキ(沖縄ではタマン、オーストラリアではスパングレッドエンペラー)
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これはゴマフエダイ(沖縄ではカースビー、オーストラリアではマングローブジャック)
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日本チームは夜は宴会です(^^)
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デビッドとルディー。とっても仲の良い兄弟です。
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ニューカレドニアのリーフは世界で2番目の規模を誇る(1番はオーストラリアのグレートバリアリーフ)。とにかく長い。延々と続くのでこっちがバテちゃいます。
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今回はポアソン・バナナ(Poisson Banane)にお世話になった。船は全長12メートル。船内は清潔で快適でした。
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GTはトータル85匹で40キロオーバーは2匹です。根ずれもほとんどないので比較的取りやすいです。そしてクルーは真面目で親切。とっても紳士です。GTもサメもグルーパーもアカマスも優しく扱ってリリースしてました。

ニューカレドニア本島(正式名グランドテール島)は南北400キロもある大きな島です。

ニューカレドニア本島とイルデパン島を取り囲むサンゴ礁(堡礁)、ニューカレドニア・バリア・リーフはオーストラリアのグレート・バリア・リーフ(長さ2,600キロメートル)に次ぐ世界第二の大きさを誇るサンゴ礁です。その長さは1,500キロメートルに達するそうです。

これだけ広大ならGTはいつまでもたくさん釣れそうです。そしてガイドもお勧めですよ。
2010/12/24

ニューカレドニア北部風景集

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ニューカレドニアで初めて馬の海水浴を見た。場所はグランドテール島の最北端にあるレストラン「Relais de Poingam」のビーチ沿い。散歩していたら海水浴をしている馬に遭遇した。

北部は人が極端に少ない。ニューカレドニアの人口は南部のヌーメアに集中している。ヌーメアから北部最大の町KOUMACまで車で約5時間。そこから最北端までは車で約1時間半。

馬は2時間くらいかけてゆっくりと北へ移動していた。
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馬はあちこちで見た。トカラ牛のように野生化しているのかも。
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続いて鳥。

ニューカレドニアには固有種がたくさんいるらしい。いろんな鳥を撮ったけど何て鳥なのかはわかりません(^^;
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これは小さな鳥です。群れで行動してます。
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これはさらに小さい鳥です。チョコチョコ動き回るのでなかなか上手く撮れません。
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次は植物です。

代表的なのは火焔樹です。フランス語で「フランボワイヤン」と呼びます。オーストラリアでは「フレームツリー」と呼んでます。
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12月から1月に花が咲きます。今回はどの火焔樹も満開でした。
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熱帯3大花樹のひとつと紹介されている。まさしく火のように見えた。
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今回、我々をガイドしてくれたのはこの2匹の犬です。なかなかの忠犬でしたよ。
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のんびりとビーチを移動中
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北部はほんとにのどかです。
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カイトを楽しむフランス人カップル
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湾内の名もないビーチ
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若い女性と日本の問題親父
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ここで昼寝を
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最北端から沖の島を望む
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KOUMACの泊まった宿の親父が送迎してくれたけど、往復4万円も取られた。
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そして海

あちこちにこんな小さな島があった。当然GTポイント。
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座礁船の一部
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これも座礁船の一部。海では50年でほぼ全体が錆びて消滅する。
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アジサシ、カツオドリなど。
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好奇心旺盛なカツオドリ
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青い海にはヨットが映える
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海大好き人間同士が挨拶を交わす。
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北部はほんとにのんびりしていていい所でした。
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九州歴史散策とグルメの旅

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天草四郎の墓。1638年2月28日に幕府軍の総攻撃を受け、ここで自害した。今ではお花が絶えない。


11月に引き続き玄界灘へ。今回はフカセで巨大マグロを狙う。船は1月に191キロを釣った八丸だ。先月も121キロを釣り期待は大きいぞ。

到着した日はせ~いちが大工さんになっていた。

棺おけ?中にはドラキュラ?
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世界記録のカンパチを入れる箱でした。せ~いち作です。
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冷凍されたカンパチ登場です。
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埼玉の剥製屋さんに送られました。
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翌日が悪天候で出船中止となったので。

博多のモツ鍋で宴会となりました。

あちこちから宴会メンバー(達人?)集合。
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翌日は長崎・島原半島へ
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雲仙の普賢岳山頂
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雲仙は長崎最大のネギの産地「八斗木白ねぎ」というブランドで人気がある。
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有明海。
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島原の歴史と言えば「島原の乱」。過酷な年貢の取立てとキリシタン弾圧に耐えかねて農民が起こした日本の歴史上最大の一揆である。

南島原にある原城。島原の乱で最後に農民が立てこもった城。老若男女37000人が籠城して戦ったが、最後は内通者の山田右衛門作一人を除いて全員が戦死、または惨殺されたという。幕府軍は12万だった。
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これは16歳で自害した一揆の総大将天草四郎の像。
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小さな石像が寂しそうに有明海に向いて立っている。
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過酷な年貢の取立ての元となった島原城。
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乱後、幕府方も厳しい処分が行われた。
島原藩主の松倉勝家は、領民の生活が成り立たないほどの過酷な年貢の取り立てによって一揆を招いたとして責任を問われて改易処分となり、後に斬首となった。江戸時代に大名が切腹ではなく斬首とされるのは、この1件のみである。同様に天草を領有していた寺沢堅高も責任を問われ、天草の領地を没収された。後に寺沢堅高は精神異常をきたして自害し、寺沢家は断絶となった。
また、軍紀を破って抜け駆けをした佐賀藩主鍋島勝茂も、半年にわたる閉門という処罰を受けた。
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天草四郎は死後数百年を経て歴史に名を残す悲劇のヒーローとなったが、悪政を敷いた藩主たちは未来永劫悪者呼ばわりされるだろう。


島原から諫早に向かう途中にある「千年の湯」。やはり温泉はいいね。
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2日目の宴会は諫早の暁で。鯖寿司最高!
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マグロ熱血集団「チーム77」と釣り以外の話題で盛り上がった(笑)。
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そして明日は出船の連絡を受けて唐津へ!


12時就寝、3時起床です。唐津のホテル受付「忙しいですね」

壱岐島に朝日が昇る。
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本命はフカセ釣りのマグロだけど後方でジギングやったらヒット!
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び~るだ~さんここでも好調!
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フカセは不発でした。
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マグロはやはり甘くない。

でも

宴会の仕入れ完了(^^)
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唐津に戻り、いつもの「旬風」へ。

マハタの薄造り
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マハタ鍋
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釣りでは役立たずの男が鍋奉行やらされてました。
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他にアオリイカ(餌の余り)、鯖刺身、最後は雑炊。お腹パンパンでした。


最終日も釣りは中止となったので、再び南下して有明海側の佐賀県と長崎県の境にある太良町へ。

遠浅で潮の干満が大きいのでこういうのだそうだ。
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太良町の名物は「カキ焼き」と「カニ焼き」。カニは竹崎ガニ(ワタリガニ)と呼ばれている。

カキ焼きの元祖「園」は開業27年。
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イケスにはあふれるほどの竹崎ガニが。食べたい奴をここから選ぶ。
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カキは平たい方から焼く。カニはアルミホイルに包んで片面6分づつ焼く。
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身がぎっしりの美味しいカキでした。
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カニも激美味でした。
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釣れなくても大満足だったQ太郎です(笑)。
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竹崎城の駐車場脇でミカンの無人販売発見。10個入って100円です。
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2袋購入~

太良はミカンの産地でも有名です。とっても美味かったです。
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今回も食べ過ぎて、もうお腹がやばいです(^^;