2011/03/15

東北地方太平洋沖地震義援金のお願い

すでに皆さんご存知と思いますが、東北地方太平洋沖地震義援金のお願いです。

東北地方(一部関東も含む)が観測史上日本最大という大地震に遭われ、大被害を被りました。つきましては微力ではありますが、義援金活動に協力させていただきます。

皆様から集められた義援金はまとめて日本赤十字社に振り込ませていただきます。振込み後、協力していただいた方には報告させていただきます。

我々の窓口はSFPCの口座となりますが、直接日本赤十字社に振り込むことができます。その際、振り込み手数料は免除されます。SFPCに振り込まれた場合、皆さんの振り込み手数料を加算(SFPCが負担)して日本赤十字社に振り込みます。


SFPC(スポーツフィッシング推進委員会)
http://www.sfpc.jp/
振込先:三井住友銀行 あざみ野支店 普通口座 6776547 口座名義 エスエフピーシー ダイヒョウ モギヨウイチ


日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/※日本赤十字社からのご案内
〈義援金について〉
義援金につきまして、日本赤十字社では、現在、関係機関と口座開設等の準備を進めております。開設されましたら、日本赤十字社のホームページ等でご案内させていただきますので、今しばらくお待ち下さい。

前回の奄美大島大雨災害のときも日本赤十字社に振り込みました。ご協力いただいた方には振り込み完了後にご報告させていただきました。


多くの方からメールをいただきました。

海外、九州、山陰など、お会いしたことがない方もたくさんいます。海外の方は協力方法を教えてくださいと連絡がありましたが、それぞれの国で日本への募金活動をやっていると思うので、そこに協力(募金等)してくださいと伝えました。また親しい海外の友人にはSFPCの口座番号を伝えたりもしています。


その中の一つを紹介させていただきます。

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お元気ですか?ニュージーランドの○○です。
茂木さんをはじめご家族や周りの方々はご無事ですか?

地震直後からニュージーランドでもずっと日本の地震のニュースが
流れ、日本人にかぎらずみんな大きなショックを受けています。

実は昨日、ニュージーランド(オークランドで)ジャパンデーが開催されました。
通常ならば、日本のお祭り的なイベントなのですが…。
先日起きた大地震で急遽、日本への義援金活動を行っておりました。
私の働いているお店でも、急遽がんばれ日本!!てステッカーを作り胸に貼って
出店しました。もちろん募金箱も設置しました。
毎日、数分ごとに起きに見る日本の余震のニュースや、被害の情報…。
涙が止まりません。

日本からは遠く離れていますが、1日でも早く日本も、日本のみなさんも安心できる
生活が送れるようにと願うばかりです。
私にはスズメの涙程度しか振り込めませんでしたが、義援金を振り込ませていただきました。

どうかみなさん頑張って下さい!!!!!!

応援しております。

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被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、これ以上の被害拡大にならないようにお祈り申し上げます。



追伸

日々猛烈に反省しています。
軽率な掲示板への書き込みは何を言われても返す言葉がありません。

日に日に地震の被害が大きくなるにつれ、無責任な自分を恥じてます。

この責任をどうやって取ればいいのか、正直わかりません。

ただ自分がいまやれることは義援金活動と節約しかありません。

釣りを取ったらただの人間です。そしてその仲間を失っても仕方ないと思ってます。

東北地方の方々には本当に合わす顔がありません。

ほんとうに申し訳ありませんでした。

しばらく竿を出すことを自粛します。

茂木陽一
2011/03/11

エクアドルアマゾンその2

このあたりはクヤベノ自然保護区。

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ナポ川支流のパナコチャから一旦コカの近くまでカヌーで移動して、バスに乗り移ってサチャへ行き、そこからタクシー2台に分乗してアグアリコ川の船着場ティエラオリエンタルへ向かった。そこから再びカヌーに乗りクヤベノ川へ入る。直線で行けば20キロもないのだが、道がないので遠回りするしかない。しかも13時間かけて・・・


この定期バスでサチャへ

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サチャに到着。いろんな人が集まってくる。石倉さんはどこでもテキパキとこなす。凄い女性だ。

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燃料補給。

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ガソリンは1リットルが32円くらい。ここではガロン(約3.8リットル)で米ドル表示。産油国なので安い。
※エクアドルの通貨は米ドル

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ティエラオリエンタルに到着。ここから再びカヌー。

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クヤベノ川に入った頃はすでに真っ暗闇だった。ライトもなしに突っ走る。一度流木に当たってヒヤッとすることも。

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午後8時頃ようやくニッキーロッジに着いた。

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ここも照明はローソクである。

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俺の部屋。明るいのはフラッシュの光である。部屋と通路にロウソクが置かれていて、寝る前に消す。

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早朝のニッキーロッジ

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原始の川を移動する。

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カヌーが通れないときは切り開く。

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コウモリが見えますか?
Long-nosed Bat ハナナガサシオコウモリ

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可愛いカメの親子。
Yellow-spotted Amazon River Turtle モンキヨコクビガメ

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これはプレコ。沈んだ流木に貼りついているところをガイドが強引に剥がして捕まえた。ここでは一般的な食用魚。でもリリースしてました。

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そしてようやくサブターゲットのトゥクナレ(ピーコックバス)に出会えた。ここまでがとにかく長かった。


まず先陣を切ったのはバク!

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続いて博士!

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そしてZapo!

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さらにガル師!

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釣れなかったのは俺だけ(涙)

でも大本命のピラルクは全員釣れない。


日中は暑いし、釣れないのでロッジに戻って昼寝。

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続いて食事。

これは美味しいけど小骨がやたらと多い。

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これはガル師が釣ったピラニア。

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遠くへ行くときはお弁当を持って出かけた。

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これはガル師が作ってくれたソウメン。メチャ美味しかったっす。

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そして夜はローソク生活。

飛んで火にいる夏の虫・・・

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特大のゴキブリも参上

写真を撮るから動くなと言われてます(^^;;;;;

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そしてピラルクは釣れないまま帰途に


保護区を管理する兵隊さん

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カヌーでの移動時間は6時間くらい。途中のトイレは藪の中です。

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そしてトラック2台でコカへ向かう。

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パンクです。

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大きなリュックが可愛いです。

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コカからキトへ


キトに到着してチャイニーズレストランで打ち上げやりました。

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本命は釣れなかったけど、ジャングル生活を満喫できて楽しかったです。道中治安も悪くないし、人々も親切でした。

まあ秘境に行くのは7割くらい坊主覚悟です。それでも行きたくなるのが秘境です。

次はどこ行こうかな・・・

すでに博士とバクは申し込んできてます(爆)
2011/03/10

エクアドルアマゾンその1

ローソクの生活もたまにはいい。

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今回は秘境大好き人間ばかりが集まった。一人一人紹介すると、まず博士、南米15回目の南米スペシャリストである。俺とはアマゾン支流のイタパラ川、南米のウルグアイ川、アフリカのタンガニーカ湖、中央アジアのカザフスタンなどに同行している。熱帯魚の名前にやたらと詳しいのでみんなに博士と呼ばれている。でも本業は神主さん。ベネズエラ側のギアナ高地、アルゼンチンのイベラー湿原などにも行っている。
続いてZapo君、アマゾン、イベラー、パプアニューギニア、レイクナセル、メキシコなどなど熱帯が大好きである。ルアーはいつも自作、これがまたよく釣れる。
Zapoのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/pesca_bonita
続いてガル師、俺とは初めてだけどアマゾンばかり8回も行っているアマゾンキチガイ。今回は○婚旅行と偽って休暇を取ってきている。周りを騙すのはガル師の本領である(笑)。キャスティングのテクニックは俺の100倍くらい上手い。日ごろは野池専門トップ専門のバスマン。
最後にバク、こいつは大物である。メールは何回送っても返事は来ない、携帯は何度かけても出ない、留守電に入れようとしてもいつもサーバーが満杯で拒否される。しかし秘境となるとどこからともなく連絡が来る。初の海外遠征はコスタリカ一人旅、ターポンに挑んだが下手糞すぎてガイドに厭きられたらしい。おまけにパスポート忘れて大騒ぎ。しかし餌釣りはとんでもない実績、カンナギ101キロ(与那国)、カンパチ70キロ(三宅島)、そして2年前にカナダでチョウザメ150キロである。ルアーはコスタリカ、アルゼンチン、メキシコ、パプアニューギニア、シエラレオネ・・・坊主街道まっしぐら(爆)。


アメリカのアトランタ経由でエクアドルのキトに入り、そこで1泊。

ガイドはエクアドルに住んで10年という石倉あゆみさん。かつて京セラで大活躍したマラソンランナーである。なんでもテキパキこなす姿は男顔負け。

翌日は朝の7時にホテルを出て国内線でコカに向かった。

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コカに到着。トラックとセダンの2台で船着場へ

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街中でちょっと燃料補給

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冷えたビールお願いです!石倉さん!

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へへへ、いただき~

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コカのオネエチャンです。

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ここから船に乗った。真ん中のカヌーに食料、冷蔵庫、発電機、そして人間が全部で9名。

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アマゾンの支流ナポ川を下ります。

道中長いので食料積んでます。

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この飛行機はなんだかな?落ちたのかな?

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エクアドルのアマゾンと言えばアマゾン最上流部である。広大なアマゾン川もここまで上れば川幅は狭くなると思っていたら大間違いだった。広いところは利根川より広い!

コロンビアとの国境に近いからか、警察やら軍隊やら、何度もすれ違った。

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外務省の海外安全情報で調べたら、コロンビア国境近くはかなり危険らしい(^^;

●スクンビオス県(南部ナポ川周辺の一部地域を除く)、オレジャアナ県(フランシスコ・デ・オレジャアナ市及び北部ナポ川周辺の一部地域を除く)、カルチ県(南東部を除く):「渡航の延期をお勧めします。」
(退避の可能性も検討してください。)(継続)
コロンビアと国境を接するスクンビオス県、カルチ県及びエスメラルダス県の北部地域並びにオレジャアナ県では、コロンビア系反政府ゲリラ勢力の浸透による凶悪犯罪や、薬物・武器の密輸の増加が問題となっています。2005年8月には、スクンビオス及びオレジャアナ両県において住民等が民間石油会社に雇用枠の拡大等を訴え、火炎瓶を投擲したり、石油パイプラインを爆破したりしています。また、2008年3月1日、スクンビオ県北部の国境地帯において、コロンビア軍が、エクアドル領内にあるコロンビアの非合法武装勢力を越境攻撃しました。エクアドル政府は、コロンビアとの国交を断絶するとともに、同県北部国境地帯に政府軍を増強配備するなど、隣国コロンビアとの間で緊張した状態が続いています。


俺たちが釣りをするところはスクンビオス県である。

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エクアドルは産油国である。あちこちに油田がある。

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すれ違う船はほとんど手漕ぎだった。子供は生き生きとしてたくましく見えた。

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外務省は危険だと言うけど、エクアドルの人たちは普通に生活している。

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川には橋がないので、荷物(トラックなど)は船で対岸に運ぶ。

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何かと思ったらライフジャケットだった(笑)

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パナコチャでナポ川からさらに狭い支流に入る。

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川岸には大きな木があちこち立っていた。

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カヌーに乗ること7時間でようやくロッジに到着。時計は夜の7時を過ぎていた。

すでに辺りは真っ暗闇。

我々のために持ってきた発電機はすぐに故障して、ローソク生活となった。

だが秘境大好き人間はそんなことなんとも思わない。

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2日目の朝。

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質素な朝食。

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これが釣り船。

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ガル師の高度なテクニック・・・不発

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僕が大物のバクです。

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地下足袋でした(笑)

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昼はロッジに戻って昼寝。

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ようやく1匹釣れた。アマゾン名物ピラニアです。一番簡単に釣れるけど、ここではなかなか釣れません。

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そしてディナー

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あまりに釣れないので刺し網で魚を捕まえて餌釣りすることに

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しかし

餌でもなかなか釣れません。

今度はスタッフがこれを餌に魚釣り

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タライーラがたくさん釣れた。

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巨大ナマズを釣ろうと夜11時ごろまで粘ったけど・・・

小さなナマズも釣れずに終了

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3日目は別のロッジに移動することになった。

まずカヌーで6時間・・・

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ナポ川に入ると泡だらけだった。

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さあ何時に着くんだろ?



釣れないのでカメラマンは鳥ばかり撮ってました(^^;

バードウォッチング編
http://grouperboys.web.fc2.com/photo10/bird/bird.htm