想定外!カナダP.E.Iの巨大クロマグロ⑤
この海域はミニマム300キロ!

かつては分類上で太平洋と大西洋のクロマグロは同種として扱われてきたが、近年の調査により最近は亜種、もしくは別種として扱われるようになった。
大西洋クロマグロ(ウィキペディアより抜粋)
成魚は最大で全長458cm・体重680kgの記録がある。太平洋産のクロマグロよりも大きく、大型魚が多いマグロ類の中でも最大種である。
本種とクロマグロは、マグロ属の中で最も胸鰭が短く、第二背鰭に届かない点で他種と区別できる。嘗てこの2種は同種とされていたが、分布が連続しないこと、鰓耙数が異なること(クロマグロ32-39、タイセイヨウクロマグロ34-43)、タイセイヨウクロマグロは体腔背壁の筋肉が腹腔内に出るがクロマグロは出ないことなどから、亜種または別種とする見解が登場した。
俺が別サイトで調べた中には卵の大きさの違いというのもあった。大西洋クロマグロの卵は太平洋クロマグロの卵よりかなり小さいらしい。
太平洋クロマグロの資源管理を調べていて興味深いサイトを発見した。
http://www.oprt.or.jp/pdf/20110720.pdf
今年の7月に米国ラホヤ市で開催されたIATTC(全米熱帯マグロ類委員会)の様子だが、太平洋クロマグロの規制処置が提案されたがメキシコの一方的な反対で否決された。ここで気になったのはそのメキシコのクロマグロを買っているのが日本だという事実である。
まして日本国内のクロマグロ漁はほとんど野放し状態。一番の問題である巻き網は獲り放題である。産卵期であろうと根こそぎ網で獲っている。国内の管理もまるっきり出来てない。世界中のクロマグロを買いあさっている。
それなのにメキシコに「規制を受け入れろ」と言ったそうだ。
よく言えたもんである。
まずは世界のクロマグロの8割を買占め消費している日本が資源管理を徹底すべきである。
でなければ、どの国も言うことを聞かないだろう。
メキシコ産のクロマグロを買わないという断固たる姿勢も必要だ。
5年前の話だが、ミナミマグロに関しても、ちゃんと正確に市場調査をしろとオーストラリアに注意されて調査した結果、今までの報告がまったく出鱈目だったことが判明したことがあった。
勝川氏のサイト
http://katukawa.com/?p=147
話を本題に戻して
後半組3日目
釣りの時間はかなり短いので空いている時間にノットのテストをした。
Q太郎のFGノットは新作なのにマグロを釣った後のビルダーのFGノットに完敗だった。オオサンショウウオのノットもビルダーに完封負け。

ちなみに屑弁はノットができない(爆)
その屑弁が今日のトップバッターだ。

ニュージーランドに3年連続で挑んだだけあってかなり落ち着いたファイト

終始、腰が低く、マグロに強いプレッシャーをかけ続けた。

2時間半後くらいからクルーがちょっとだけスプールを抑えることがあったが(時間が長引いたからだろう)ほとんど単独でマグロを浮かせた。
2時間48分でキャッチ!
重さはなんと900ポンド(推定)!!!

※重量に関しては、最初同船者の一人が385キロと言いましたが、ランディングしたトニー船長の弟が900ポンド(408キロ)と言ったので、それを採用しています。
おめでとう!

※少しだけフォローがありました。でも自分からフォローをお願いしたわけではありません。クルーがリリース後の生存を心配して短時間で上げるために協力しました。
※長時間ファイトはリリース後の生存率が下がるというデータがある。
詳細はその1を参照
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-163.html
屑弁の巨大マグロ釣り教室(^^)
続いて料理教室(笑)

材料は餌用のサバです。

水と醤油だけで煮ます。

うええ食えね(爆)

でも大人気でした(^^)

かなり飢えてたからね(笑)
午後はお土産屋さんへ

新婚のQ太郎が真剣でした。

MUSSEL貝のトレーナー

このあたりの名産品だからね。
ノースレイクの有名なレストランへ

Sandstone Restrurant
http://www.sandstonerestaurant.ca/history.php
ヒストリーにマグロ釣りのこと書いてあります。
ここでマグロの自慢をしても無駄だよ。
俺が300キロのマグロの写真をウエートレスに自慢げに見せた。
俺「こんなの釣ったよ」
ウエートレス「マグロですね」
全然驚いてなかった。
日本の女性に20センチのアジ見せたようなもんか(爆)
4日目
そして再びオオサンショウウオの出番となった。
屑弁だとマグロがすぐに集まってくるのに、オオサンショウウオだといつもマグロいなくなります。
殺気強すぎ?
ちなみに屑弁は殺気0です(笑)
日が沈んでからやっとヒット

1時間半くらいでマグロは船べりに
リーダーを掴み
あと一歩まで寄せたのだが・・・

マグロの必死の抵抗にあい、ハリスを離してしまった。
一度取り損ねると2度と寄ってこないマグロがいる。船に近づくと危険だということを学習してしまうのだ。
このマグロはそういうタイプだった。
延々と寄らない、辛い苦しいファイトが続いた。
頭も首も汗でびっしょり

途中から声も出なくなり、我々の声も聞こえてないようだった。
闘争本能だけでファイトを続けていた。

夜も10時を過ぎたので、これ以上のファイトは危険と判断したクルーが走りを止めるために頻繁にスプールを触るようになり、残り15メートルくらいに寄ったときリーダーを掴んだ。

2時間59分、ようやく船べりに姿を見せた。

62歳、凄い本能を見せていただいた。

船長推定370キロ!
予想通り、俺が途中で言ったことはすべて覚えてなかった(笑)
リーダーをカットしてリリース

おめでとう!

※これは単独ファイトではありません。最後はクルーが15メートルくらい手前からリーダーを掴みました。その前にも何度もクルーがスプールに触れてます。でも自分からフォローをお願いしたわけではありません。クルーがリリース後の生存を心配して短時間で上げるために協力しました。
これはP.E.Iで見たアメリカの国鳥「Bald Eagle」

プリンスエドワード島がすっかり好きになってしまった俺は帰国後写真集を購入
吉村和敏さんです。素晴らしい写真に感動です。

来年も8月に行きます!
すでに巨大マグロ90分でキャッチ!プロジェクトは始動しています。
チャレンジャー募集!
終わり
PS.5日目に全員キャッチしたので、どこかの釣具屋親父が挑みました。結果はリールの使用ミスで3秒で終了です。本人「穴があったら入りたい」

かつては分類上で太平洋と大西洋のクロマグロは同種として扱われてきたが、近年の調査により最近は亜種、もしくは別種として扱われるようになった。
大西洋クロマグロ(ウィキペディアより抜粋)
成魚は最大で全長458cm・体重680kgの記録がある。太平洋産のクロマグロよりも大きく、大型魚が多いマグロ類の中でも最大種である。
本種とクロマグロは、マグロ属の中で最も胸鰭が短く、第二背鰭に届かない点で他種と区別できる。嘗てこの2種は同種とされていたが、分布が連続しないこと、鰓耙数が異なること(クロマグロ32-39、タイセイヨウクロマグロ34-43)、タイセイヨウクロマグロは体腔背壁の筋肉が腹腔内に出るがクロマグロは出ないことなどから、亜種または別種とする見解が登場した。
俺が別サイトで調べた中には卵の大きさの違いというのもあった。大西洋クロマグロの卵は太平洋クロマグロの卵よりかなり小さいらしい。
太平洋クロマグロの資源管理を調べていて興味深いサイトを発見した。
http://www.oprt.or.jp/pdf/20110720.pdf
今年の7月に米国ラホヤ市で開催されたIATTC(全米熱帯マグロ類委員会)の様子だが、太平洋クロマグロの規制処置が提案されたがメキシコの一方的な反対で否決された。ここで気になったのはそのメキシコのクロマグロを買っているのが日本だという事実である。
まして日本国内のクロマグロ漁はほとんど野放し状態。一番の問題である巻き網は獲り放題である。産卵期であろうと根こそぎ網で獲っている。国内の管理もまるっきり出来てない。世界中のクロマグロを買いあさっている。
それなのにメキシコに「規制を受け入れろ」と言ったそうだ。
よく言えたもんである。
まずは世界のクロマグロの8割を買占め消費している日本が資源管理を徹底すべきである。
でなければ、どの国も言うことを聞かないだろう。
メキシコ産のクロマグロを買わないという断固たる姿勢も必要だ。
5年前の話だが、ミナミマグロに関しても、ちゃんと正確に市場調査をしろとオーストラリアに注意されて調査した結果、今までの報告がまったく出鱈目だったことが判明したことがあった。
勝川氏のサイト
http://katukawa.com/?p=147
話を本題に戻して
後半組3日目
釣りの時間はかなり短いので空いている時間にノットのテストをした。
Q太郎のFGノットは新作なのにマグロを釣った後のビルダーのFGノットに完敗だった。オオサンショウウオのノットもビルダーに完封負け。

ちなみに屑弁はノットができない(爆)
その屑弁が今日のトップバッターだ。

ニュージーランドに3年連続で挑んだだけあってかなり落ち着いたファイト

終始、腰が低く、マグロに強いプレッシャーをかけ続けた。

2時間半後くらいからクルーがちょっとだけスプールを抑えることがあったが(時間が長引いたからだろう)ほとんど単独でマグロを浮かせた。
2時間48分でキャッチ!
重さはなんと900ポンド(推定)!!!

※重量に関しては、最初同船者の一人が385キロと言いましたが、ランディングしたトニー船長の弟が900ポンド(408キロ)と言ったので、それを採用しています。
おめでとう!

※少しだけフォローがありました。でも自分からフォローをお願いしたわけではありません。クルーがリリース後の生存を心配して短時間で上げるために協力しました。
※長時間ファイトはリリース後の生存率が下がるというデータがある。
詳細はその1を参照
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-163.html
屑弁の巨大マグロ釣り教室(^^)
続いて料理教室(笑)

材料は餌用のサバです。

水と醤油だけで煮ます。

うええ食えね(爆)

でも大人気でした(^^)

かなり飢えてたからね(笑)
午後はお土産屋さんへ

新婚のQ太郎が真剣でした。

MUSSEL貝のトレーナー

このあたりの名産品だからね。
ノースレイクの有名なレストランへ

Sandstone Restrurant
http://www.sandstonerestaurant.ca/history.php
ヒストリーにマグロ釣りのこと書いてあります。
ここでマグロの自慢をしても無駄だよ。
俺が300キロのマグロの写真をウエートレスに自慢げに見せた。
俺「こんなの釣ったよ」
ウエートレス「マグロですね」
全然驚いてなかった。
日本の女性に20センチのアジ見せたようなもんか(爆)
4日目
そして再びオオサンショウウオの出番となった。
屑弁だとマグロがすぐに集まってくるのに、オオサンショウウオだといつもマグロいなくなります。
殺気強すぎ?
ちなみに屑弁は殺気0です(笑)
日が沈んでからやっとヒット

1時間半くらいでマグロは船べりに
リーダーを掴み
あと一歩まで寄せたのだが・・・

マグロの必死の抵抗にあい、ハリスを離してしまった。
一度取り損ねると2度と寄ってこないマグロがいる。船に近づくと危険だということを学習してしまうのだ。
このマグロはそういうタイプだった。
延々と寄らない、辛い苦しいファイトが続いた。
頭も首も汗でびっしょり

途中から声も出なくなり、我々の声も聞こえてないようだった。
闘争本能だけでファイトを続けていた。

夜も10時を過ぎたので、これ以上のファイトは危険と判断したクルーが走りを止めるために頻繁にスプールを触るようになり、残り15メートルくらいに寄ったときリーダーを掴んだ。

2時間59分、ようやく船べりに姿を見せた。

62歳、凄い本能を見せていただいた。

船長推定370キロ!
予想通り、俺が途中で言ったことはすべて覚えてなかった(笑)
リーダーをカットしてリリース

おめでとう!

※これは単独ファイトではありません。最後はクルーが15メートルくらい手前からリーダーを掴みました。その前にも何度もクルーがスプールに触れてます。でも自分からフォローをお願いしたわけではありません。クルーがリリース後の生存を心配して短時間で上げるために協力しました。
これはP.E.Iで見たアメリカの国鳥「Bald Eagle」

プリンスエドワード島がすっかり好きになってしまった俺は帰国後写真集を購入
吉村和敏さんです。素晴らしい写真に感動です。

来年も8月に行きます!
すでに巨大マグロ90分でキャッチ!プロジェクトは始動しています。
チャレンジャー募集!
終わり
PS.5日目に全員キャッチしたので、どこかの釣具屋親父が挑みました。結果はリールの使用ミスで3秒で終了です。本人「穴があったら入りたい」