佐渡島初上陸・その1
佐渡と言えば「トキ」と「金山」。この二つを知らない人はまずいないのでは?
佐渡は新潟県にあって、江戸時代は金山と千石船で栄えたらしい。
トキという鳥は学名「ニッポニア・ニッポン」という。日本という言葉が二つも並ぶ。でも純血の日本産トキは2003年に絶滅してしまった。
いま、佐渡で見られるトキはお隣の中国から贈呈されたトキと、そのペアから生まれた子供のみ。1999年から繁殖が始まり、また中国から新しいペアが加わったりなど、着実にその数が増え続けて、2013年8月現在、飼育下に211羽、放鳥されたトキは合計142羽で現在自然界で86羽の生存が確認されている。昨年は初めて自然界で8羽のトキが誕生した。
地元の方々の必死の努力でトキは確実に増えている。
でもトキは19世紀までは北海道から沖縄まで、日本中どこでも見られたらしい。
トキが急激に減り始めたのは明治以降。日本人が西欧文明の影響を受けて肉を食べるようになってからである。また明治以降、羽毛の需要が一気に増えたことも原因。トキは乱獲され、瞬く間に減ってしまった。
新潟市から佐渡汽船のフェリーで佐渡へ向かう。

この人の大イビキでほとんど寝られず・・・

佐渡の両津港到着
港から「トキの森公園」へ。車で20分くらい。

繁殖ケージ

トキふれあいプラザ

間近にトキを見ることができる。
トキ。オスは1800~2000グラム。メスは1450~1600グラム。

カラスより一回り大きいが、カラスの集団攻撃を受けて命を落とすトキもいる。他、タカなどに襲われることも。
赤いところが過去の生息地。黄色いところが現在の生息地。

中国から贈呈されて、佐渡で繁殖に成功して少しずつだが着実に増えているトキ。
今年の10月には日本で生まれたトキ34羽が中国に送られて放鳥された。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131010/chn13101011570006-n1.htm
ただし、佐渡で放鳥されて野生となったトキの孵化率、巣立ち率は中国に比べて格段に低いそうだ。
仲が悪くなる一方の日本と中国だが、協力してこんなこともやっているんだね。
さらにお隣の韓国でもトキの人工繁殖が始まっている。
みんながトキに関心を持てば、この3国は仲良くなれるかも?
太平洋クロマグロも急激に資源が減っている。これも絶滅する前に日中韓が協力して動かなくてはなりませんね。
トキの森公園のあとは、佐渡の南側をぐるっとまわった。

9月中旬は刈り入れ時

佐渡の米と言えば「朱鷺と暮らす郷」「トキヒカリ」などなど。

今年は「朱鷺踏んじゃった米」なんてのがデビューした。
「朱鷺踏んじゃった米」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013112000237
松ヶ崎にある鴻ノ瀬灯台

日蓮も世阿弥もこの地に上陸したらしい。
佐渡は政治犯の流刑の地でもあった。
日蓮が佐渡に流されたのは1271年。世阿弥が流されたのは1434年。

順徳天皇も承久の乱のあと1221年に佐渡に流刑になり、在島21年で崩御されている。
赤泊港。

赤泊に展示されていたジェット戦闘機(練習機だったらしい)

深浦の橋

佐渡島最西端の沢崎鼻

宿根木にある千石船展示館。

実物大の千石船が復元展示されている。

江戸時代、宿根木は千石船の基地として栄えた。
見事なまでに復元されている。

千石船にはいろんなものが積み込まれていた。
これはお見事な男根!

俺のクロックスと比較してくだされ。
これは女性の・・・

すぐ隣りの民俗博物館に展示されていた巨大なイシナギの剥製

この島はのどかでいいんだけど、飯を食うのが大変。
食堂、レストラン、コンビニ・・・ほとんどない。
今日は昼飯食べるの50キロくらい走った。
夕食はペンションの主人に3軒教えてもらって行ったけど、2軒はお休みで、1軒は店は開いてたけど、マスターが座敷で大の字で寝てた。
仕方ないので、隣の町まで走ったら寿司屋があった。

70過ぎの老夫婦が25年前からやっている店。25年前までは東京の蒲田で小料理屋をやってたそうだ。そして故郷に25年前に戻ってきて寿司屋を始めた。
お互い若いころの苦労話や失敗話、2時間くらい話が途切れなかった。

ずっと貸切でした。島の話をたっぷりと。

佐渡で獲れた魚は美味しい。

俺「親父さん、そろそろ帰るからおあいそして」
奥さん「ちょうど5000円です」
マハタ、クロソイ、ホウボウ、アラを刺身と握りで、そしてビールに寿司に野菜に味噌汁・・・
5000円て安いな・・・
細かいのがないので1万円を出す。
親父さん「つり銭がないから、受け取れないよ」「次に来るときに持ってきて」
つり銭用意してないのも、なんだけど、俺はよそ者、次はいつ来るかわかりませんが・・・
でも気のいい老夫婦
やっぱり明日払いに行こう。
当たり前か(-_-;)
佐渡に行かれたら寄ってください。
春日屋 佐渡市河原田本町187
0259-52-3690
ペンションに戻ると玄関にこんな注意書きが

知床でクロックスをキタキツネに持っていかれたことを思い出した。
丹後に行った時も玄関に置いといた靴がなくなってた。
あれもタヌキだったのかな?
次来るときはご褒美用の靴も持ってこよ(^O^)
佐渡は新潟県にあって、江戸時代は金山と千石船で栄えたらしい。
トキという鳥は学名「ニッポニア・ニッポン」という。日本という言葉が二つも並ぶ。でも純血の日本産トキは2003年に絶滅してしまった。
いま、佐渡で見られるトキはお隣の中国から贈呈されたトキと、そのペアから生まれた子供のみ。1999年から繁殖が始まり、また中国から新しいペアが加わったりなど、着実にその数が増え続けて、2013年8月現在、飼育下に211羽、放鳥されたトキは合計142羽で現在自然界で86羽の生存が確認されている。昨年は初めて自然界で8羽のトキが誕生した。
地元の方々の必死の努力でトキは確実に増えている。
でもトキは19世紀までは北海道から沖縄まで、日本中どこでも見られたらしい。
トキが急激に減り始めたのは明治以降。日本人が西欧文明の影響を受けて肉を食べるようになってからである。また明治以降、羽毛の需要が一気に増えたことも原因。トキは乱獲され、瞬く間に減ってしまった。
新潟市から佐渡汽船のフェリーで佐渡へ向かう。

この人の大イビキでほとんど寝られず・・・

佐渡の両津港到着
港から「トキの森公園」へ。車で20分くらい。

繁殖ケージ

トキふれあいプラザ

間近にトキを見ることができる。
トキ。オスは1800~2000グラム。メスは1450~1600グラム。

カラスより一回り大きいが、カラスの集団攻撃を受けて命を落とすトキもいる。他、タカなどに襲われることも。
赤いところが過去の生息地。黄色いところが現在の生息地。

中国から贈呈されて、佐渡で繁殖に成功して少しずつだが着実に増えているトキ。
今年の10月には日本で生まれたトキ34羽が中国に送られて放鳥された。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131010/chn13101011570006-n1.htm
ただし、佐渡で放鳥されて野生となったトキの孵化率、巣立ち率は中国に比べて格段に低いそうだ。
仲が悪くなる一方の日本と中国だが、協力してこんなこともやっているんだね。
さらにお隣の韓国でもトキの人工繁殖が始まっている。
みんながトキに関心を持てば、この3国は仲良くなれるかも?
太平洋クロマグロも急激に資源が減っている。これも絶滅する前に日中韓が協力して動かなくてはなりませんね。
トキの森公園のあとは、佐渡の南側をぐるっとまわった。

9月中旬は刈り入れ時

佐渡の米と言えば「朱鷺と暮らす郷」「トキヒカリ」などなど。

今年は「朱鷺踏んじゃった米」なんてのがデビューした。
「朱鷺踏んじゃった米」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013112000237
松ヶ崎にある鴻ノ瀬灯台

日蓮も世阿弥もこの地に上陸したらしい。
佐渡は政治犯の流刑の地でもあった。
日蓮が佐渡に流されたのは1271年。世阿弥が流されたのは1434年。

順徳天皇も承久の乱のあと1221年に佐渡に流刑になり、在島21年で崩御されている。
赤泊港。

赤泊に展示されていたジェット戦闘機(練習機だったらしい)

深浦の橋

佐渡島最西端の沢崎鼻

宿根木にある千石船展示館。

実物大の千石船が復元展示されている。

江戸時代、宿根木は千石船の基地として栄えた。
見事なまでに復元されている。

千石船にはいろんなものが積み込まれていた。
これはお見事な男根!

俺のクロックスと比較してくだされ。
これは女性の・・・

すぐ隣りの民俗博物館に展示されていた巨大なイシナギの剥製

この島はのどかでいいんだけど、飯を食うのが大変。
食堂、レストラン、コンビニ・・・ほとんどない。
今日は昼飯食べるの50キロくらい走った。
夕食はペンションの主人に3軒教えてもらって行ったけど、2軒はお休みで、1軒は店は開いてたけど、マスターが座敷で大の字で寝てた。
仕方ないので、隣の町まで走ったら寿司屋があった。

70過ぎの老夫婦が25年前からやっている店。25年前までは東京の蒲田で小料理屋をやってたそうだ。そして故郷に25年前に戻ってきて寿司屋を始めた。
お互い若いころの苦労話や失敗話、2時間くらい話が途切れなかった。

ずっと貸切でした。島の話をたっぷりと。

佐渡で獲れた魚は美味しい。

俺「親父さん、そろそろ帰るからおあいそして」
奥さん「ちょうど5000円です」
マハタ、クロソイ、ホウボウ、アラを刺身と握りで、そしてビールに寿司に野菜に味噌汁・・・
5000円て安いな・・・
細かいのがないので1万円を出す。
親父さん「つり銭がないから、受け取れないよ」「次に来るときに持ってきて」
つり銭用意してないのも、なんだけど、俺はよそ者、次はいつ来るかわかりませんが・・・
でも気のいい老夫婦
やっぱり明日払いに行こう。
当たり前か(-_-;)
佐渡に行かれたら寄ってください。
春日屋 佐渡市河原田本町187
0259-52-3690
ペンションに戻ると玄関にこんな注意書きが

知床でクロックスをキタキツネに持っていかれたことを思い出した。
丹後に行った時も玄関に置いといた靴がなくなってた。
あれもタヌキだったのかな?
次来るときはご褒美用の靴も持ってこよ(^O^)