産卵期のマグロを守れ!
マグロシンポジウム開催のお知らせ
産卵期のクロマグロを守るために、5月16日(土)、早稲田大学大隅講堂でマグロシンポジウムが開催されます。
参加者を募集しています。釣り人にもぜひ参加していただきたいと願っています。
すでに、ご存知と思いますが、太平洋クロマグロの資源は危機的状況にあります。
もし、クロマグロが獲れなくなるようなことがあれば、次はヒラマサ、カツオ、キハダなどが本格的に狙われると思います。
しっかりとした資源管理をやらないと、日本の海はどんどん魚が減っていきます。
もちろん釣り業界もどんどん縮小せざるをえなくなります。
シンポジウムを盛り上げ、世論を盛り上げること、それは我々釣り人がやるべきことだと思います。
資源管理を釣り人も真剣に考える時代です。
皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。
シンポジウム開催ご案内 「水産資源管理に地方創生あり」
記
1.議題:「水産資源管理に地方創生あり」
~W-BRIDGE第二領域(資源分野)報告会~
2.開催日:平成27年5 月16日(土曜日)
3.時間:14:00~16:30(受付開始13:00)
4.場所:早稲田大学大隈講堂(小講堂)
東京都新宿区戸塚町1丁目104
5.主催:早稲田大学環境総合研究センター
W-BRIDGE
共催:一般社団法人「海の幸を未来に残す会」他
6.定員:約300 名 参加費無料
7.プログラム内容(敬称略)
① ご挨拶 W-BRIDGE副代表
早稲田大学上級研究員 岡田久典
② 特別招待基調講演
「シーフードサミット国際会議最優秀賞受賞者による政策提言」
日本人初の最優秀賞受賞者 片野歩
③「太平洋クロマグロ漁獲制限と漁業の持続可能性」
富士通総研 経済研究所上席主任研究員 生田孝史
④ 太平洋クロマグロの現状と対策
東京海洋大学准教授 勝川俊雄
⑤ 壱岐マグロ一本釣り漁師の手紙 尾形一成
⑥ 総合討論会 司会進行 岡田久典
・釣り人代表「世界を釣る釣り人」 茂木陽一
・LOHASビジネス専門家 大和田順子
・大和総研 主席研究員 河口真理子
・(社)シーフードスマート代表理事 生田與克
・(社)海の幸を未来に残す会 代表理事 竹内太一 他
⑦ コメント
平将明内閣府副大臣(地方創生、国家戦略特区等担当)
8.参加対象:地方自治体、企業、CSR 担当者、学者、水産関係者、食の関係者、一般、学生
9.参加お申し込み 先着順 5/12(火)締め切り
10.お申し込み方法
ご氏名/ご所属・役職/連絡先(電話及びメールアドレス、FAX 返信ご希望の方はFAX 番号)を
明記の上w-bridge@list.waseda.jp
ないしはW-BRIDGE 事務局FAX03-5292-3527
まで、お申し込みください。定員に達すると締め切ります。
後ほど、「御招待状」と「参加証」をメール若しくはFAXでご送付します。
11.お問い合わせ W-BRIDGE 事務局 青木、岡田 03-5292-3526
※コメントでの参加のお申し込みは出来ませんのでご注意ください。
ここからの写真は2010年8月に放送されたテレビ朝日のサンデープロジェクトからお借りしています。この3年くらい前から勝川先生や佐々木さん(故人)は資源の危機を訴えてます。しかし水産庁はほとんど動いていません。日本海の産卵期(6月から8月)に関しては、今でもほぼ獲り放題です。
境港にはまき網で漁獲した卵や白子を持った産卵直前のクロマグロが毎年次々と揚げられてます。

現在、漁獲の98パーセントは未成魚(繁殖能力のない幼魚)です。大型魚(親魚)は激減してほとんど獲れなくなりました。6月になると日本海にマグロが集まってきますが、毎年まき網で一網打尽です。

産卵期のマグロを狙うようになったのは2004年ごろからです。

そして親魚(繁殖能力のある成魚)が一気に減っていった。

日本海の主な産卵場ですが、山口県の見島沖は5年くらい前から産卵はパッタリ見られなくなった。

昔は毎年たくさんのマグロが重なり合うようにして産卵していたそうです。

100キロのマグロなら1000万個。200キロのマグロなら2000万個の卵を産む。

しかもまき網で獲られたマグロは傷だらけ。

産卵期のマグロは一年で一番不味いそうです。

赤身しかない。

同じマグロでも一本釣りやはえ縄でそのころ獲れるマグロは高値がつく。

まき網で獲れたマグロは激安。

境港産のマグロはトロの部分がほとんどない。

北海道・松前沖のマグロはたっぷりとトロが取れる。

未成魚となるとさらに安い。

まったく美味くない。

キロ単価もキハダより安い。

あと4~5年海に生かしておけば100キロになる。キロ500円がキロ1万円になるのだが。

しかもセリにもならず売れ残る。

売れ残ったマグロは?

交渉でまとめて安く買われていく。

その売れ残りがスーパーに安く並ぶ。とうぜん美味しくないので、庶民のマグロ神話はどんどん崩れて行く。最近の子供が一番好きなのはマグロでなくサーモンだそうだ。。

限られた資源なのに、まったく有効利用されてない。

一本釣りの漁師は嘆くばかり。

安定して獲れていたマグロが数年でほとんど獲れなくなった。一番の原因は産卵期のまき網漁である。

当然、釣り人も5年くらい前からどんどん釣れなくなった。
一本釣り漁師はクロマグロだけではすでに生活していけない。離島はどんどん活気がなくなっている。島の経済は漁師が支えてきたのだから当然だ。

まき網関係者の言い分

夏になると獲れる魚がいなくなるのでマグロを獲っているんだそうだ。

一番安くて不味い時期にである。海は国民の財産である。こんな自分勝手な発言は腹が立つ。
規制には当然反対の態度。

その親玉である全国まき網漁業協会は水産庁の天下り先である。
かつては、前向きな発言をしていた水産庁関係者もいた。

テレビカメラの前では素晴らしいことを言ってた。

しかし、5年経っても何もやってません。裏に回れば逆のことを言ってます。
そして
とうとう資源は崖っぷちです。
昨年11月、絶滅危惧種にも指定されました。
我々釣り人は何もやらないで見ているだけでいのか?
最初から試合放棄でいいのか?
海は全人類の財産である。
一部漁業者、一部官僚、一部政治家のものではありません。
そろそろ本気で戦う時期です。
同じ死ぬならとことん戦って死ぬ!
産卵期のクロマグロを守るために、5月16日(土)、早稲田大学大隅講堂でマグロシンポジウムが開催されます。
参加者を募集しています。釣り人にもぜひ参加していただきたいと願っています。
すでに、ご存知と思いますが、太平洋クロマグロの資源は危機的状況にあります。
もし、クロマグロが獲れなくなるようなことがあれば、次はヒラマサ、カツオ、キハダなどが本格的に狙われると思います。
しっかりとした資源管理をやらないと、日本の海はどんどん魚が減っていきます。
もちろん釣り業界もどんどん縮小せざるをえなくなります。
シンポジウムを盛り上げ、世論を盛り上げること、それは我々釣り人がやるべきことだと思います。
資源管理を釣り人も真剣に考える時代です。
皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。
シンポジウム開催ご案内 「水産資源管理に地方創生あり」
記
1.議題:「水産資源管理に地方創生あり」
~W-BRIDGE第二領域(資源分野)報告会~
2.開催日:平成27年5 月16日(土曜日)
3.時間:14:00~16:30(受付開始13:00)
4.場所:早稲田大学大隈講堂(小講堂)
東京都新宿区戸塚町1丁目104
5.主催:早稲田大学環境総合研究センター
W-BRIDGE
共催:一般社団法人「海の幸を未来に残す会」他
6.定員:約300 名 参加費無料
7.プログラム内容(敬称略)
① ご挨拶 W-BRIDGE副代表
早稲田大学上級研究員 岡田久典
② 特別招待基調講演
「シーフードサミット国際会議最優秀賞受賞者による政策提言」
日本人初の最優秀賞受賞者 片野歩
③「太平洋クロマグロ漁獲制限と漁業の持続可能性」
富士通総研 経済研究所上席主任研究員 生田孝史
④ 太平洋クロマグロの現状と対策
東京海洋大学准教授 勝川俊雄
⑤ 壱岐マグロ一本釣り漁師の手紙 尾形一成
⑥ 総合討論会 司会進行 岡田久典
・釣り人代表「世界を釣る釣り人」 茂木陽一
・LOHASビジネス専門家 大和田順子
・大和総研 主席研究員 河口真理子
・(社)シーフードスマート代表理事 生田與克
・(社)海の幸を未来に残す会 代表理事 竹内太一 他
⑦ コメント
平将明内閣府副大臣(地方創生、国家戦略特区等担当)
8.参加対象:地方自治体、企業、CSR 担当者、学者、水産関係者、食の関係者、一般、学生
9.参加お申し込み 先着順 5/12(火)締め切り
10.お申し込み方法
ご氏名/ご所属・役職/連絡先(電話及びメールアドレス、FAX 返信ご希望の方はFAX 番号)を
明記の上w-bridge@list.waseda.jp
ないしはW-BRIDGE 事務局FAX03-5292-3527
まで、お申し込みください。定員に達すると締め切ります。
後ほど、「御招待状」と「参加証」をメール若しくはFAXでご送付します。
11.お問い合わせ W-BRIDGE 事務局 青木、岡田 03-5292-3526
※コメントでの参加のお申し込みは出来ませんのでご注意ください。
ここからの写真は2010年8月に放送されたテレビ朝日のサンデープロジェクトからお借りしています。この3年くらい前から勝川先生や佐々木さん(故人)は資源の危機を訴えてます。しかし水産庁はほとんど動いていません。日本海の産卵期(6月から8月)に関しては、今でもほぼ獲り放題です。
境港にはまき網で漁獲した卵や白子を持った産卵直前のクロマグロが毎年次々と揚げられてます。

現在、漁獲の98パーセントは未成魚(繁殖能力のない幼魚)です。大型魚(親魚)は激減してほとんど獲れなくなりました。6月になると日本海にマグロが集まってきますが、毎年まき網で一網打尽です。

産卵期のマグロを狙うようになったのは2004年ごろからです。

そして親魚(繁殖能力のある成魚)が一気に減っていった。

日本海の主な産卵場ですが、山口県の見島沖は5年くらい前から産卵はパッタリ見られなくなった。

昔は毎年たくさんのマグロが重なり合うようにして産卵していたそうです。

100キロのマグロなら1000万個。200キロのマグロなら2000万個の卵を産む。

しかもまき網で獲られたマグロは傷だらけ。

産卵期のマグロは一年で一番不味いそうです。

赤身しかない。

同じマグロでも一本釣りやはえ縄でそのころ獲れるマグロは高値がつく。

まき網で獲れたマグロは激安。

境港産のマグロはトロの部分がほとんどない。

北海道・松前沖のマグロはたっぷりとトロが取れる。

未成魚となるとさらに安い。

まったく美味くない。

キロ単価もキハダより安い。

あと4~5年海に生かしておけば100キロになる。キロ500円がキロ1万円になるのだが。

しかもセリにもならず売れ残る。

売れ残ったマグロは?

交渉でまとめて安く買われていく。

その売れ残りがスーパーに安く並ぶ。とうぜん美味しくないので、庶民のマグロ神話はどんどん崩れて行く。最近の子供が一番好きなのはマグロでなくサーモンだそうだ。。

限られた資源なのに、まったく有効利用されてない。

一本釣りの漁師は嘆くばかり。

安定して獲れていたマグロが数年でほとんど獲れなくなった。一番の原因は産卵期のまき網漁である。

当然、釣り人も5年くらい前からどんどん釣れなくなった。
一本釣り漁師はクロマグロだけではすでに生活していけない。離島はどんどん活気がなくなっている。島の経済は漁師が支えてきたのだから当然だ。

まき網関係者の言い分

夏になると獲れる魚がいなくなるのでマグロを獲っているんだそうだ。

一番安くて不味い時期にである。海は国民の財産である。こんな自分勝手な発言は腹が立つ。
規制には当然反対の態度。

その親玉である全国まき網漁業協会は水産庁の天下り先である。
かつては、前向きな発言をしていた水産庁関係者もいた。

テレビカメラの前では素晴らしいことを言ってた。

しかし、5年経っても何もやってません。裏に回れば逆のことを言ってます。
そして
とうとう資源は崖っぷちです。
昨年11月、絶滅危惧種にも指定されました。
我々釣り人は何もやらないで見ているだけでいのか?
最初から試合放棄でいいのか?
海は全人類の財産である。
一部漁業者、一部官僚、一部政治家のものではありません。
そろそろ本気で戦う時期です。
同じ死ぬならとことん戦って死ぬ!