世界記録のカンパチ

JOYクラブの玄界灘遠征でとんでもないカンパチが釣れた。
それは
なんと
71.15キロ!!!
しかも
PE3号!!!
19日の午後2時頃、サンライズの田代船長(せ~いち)から電話がかかってきた。
せ~いち「ジルさんが50キロくらいのカンパチを釣りました」
せ~いちはいつも控えめに話すので、俺は絶対に50キロ以上あると思った。
俺「港で正式に計ってからまた連絡して」
それから1時間半後に再び電話があった。
せ~いち「71.15キロありました」
俺「それ世界記録かもしれないからいっぱい写真を撮って解体せずに保存しておいて」
そして正式な検量結果が届いた。
重さ71.15kg
全長190cm、又長169cm、胴回り110cm
タックル
ロッド:MCワークスNB633SS"EVO"
リール:ソルティガZ4500
ライン:サンラインPEジガー8HG・3号(50ポンドライン)
リーダー:フロロ50Lb
ジグ:キラーⅣ150gピンク
ファイティングタイム:40分
船:サンライズ
アングラー:根本英幸(通称・ジル、JOYクラブ、グルーパーボーイズ所属)JGFA会員
手元のIGFAワールドレコードブックを開いて確認した。
ALL TACKLE WORLD RECORD
70.59キロ バミューダ 1981年6月24日
70.64キロ バミューダ 1992年8月16日
※釣った魚が0.5パーセント以内の重量差の場合はタイ記録となる。
いずれも80ポンドラインによる記録である。ちなみに130ポンドラインは64.41キロ。PE3号が該当する50ポンドラインは58.06キロだった。大きなカンパチはほとんどバミューダとアメリカのフロリダから出ていた。
日本国内では80キロ以上のカンパチも過去に釣れているが、130ポンド以上のぶっといライン、もしくはウィンチ+電動リールによるものなので世界共通のIGFAルールの基では記録と認められない。
IGFAルールに基づく日本記録(オールタックル部門)はSFPCメンバーでもある横島さんが2004年5月3日に小笠原で釣った63.40キロである。このときは80ポンドラインだった。
堂々たる世界記録なのでJGFAに正式に申請することにした。
以下、巨大カンパチの写真です。半端でなくデカイです。




以下は脇役となったJOYの皆さん


世界最小記録か(爆)

PS.この世界記録のカンパチは剥製にすることになりました。完成後はプロショップMOGIに展示されます。現在剥製は49.5キロのヒラマサ(日本記録)、50キロのカンパチ(元日本記録)、55.5キロのGT(元日本記録)、11.9キロのマダイ(申請すれば日本記録だった)、4.02キロのカラフトマス(申請すれば日本記録だった)などが展示されてます。