2011/02/17

トルコ一人旅・その2

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トロイの木馬は子供のころから知っていた。ほとんど神話(ホメロス作のイーリアスとオデュッセイア)の世界だと思われていたが、19世紀にドイツのシュリーマンという人が実在したと信じて長い年数をかけてついにトロイの遺跡を発見した。
神話にはアキレスも出てくる。足首(アキレス腱)を弓で打たれて死ぬ話は有名だ。そして最近は映画にもなった。
そんな神話の世界と思われていたトロイを発掘したシュリーマンは凄いね。でも出鱈目に無計画に発掘したので、いま調査が大変難しくなってるらしい。また発掘された出土品はシュリーマンの母国ドイツに送られてしまってほとんど残ってないとか。シュリーマンも後のことは考えず、自分の手柄しか考えてなかったのかも。

イスタンブールからトロイ(トロイヤ)は遠いので朝の6時半にホテルを出発。
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13時半にエシェバットに着きフェリーに乗る。
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ヨーロッパ側は第一次世界大戦で激戦地となった。
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あっという間にアジア側のチャナッカレに到着。桟橋にはたくさんの釣り人が。
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ヨーロッパ側がすぐ近くに見える。ダーダネルス海峡の幅はこれしかない。
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トロイ観光ツアーのバス
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ツアー客は俺一人だった。
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30分でトロイに到着。これがトロイの木馬の複製。2階の窓から俺が顔出してます。
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木馬の中です。
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紀元前1250年ごろのトロイ。
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この団体は日本人でした。
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紀元前3000年くらいから紀元前300年頃まで何度も繁栄と衰退を繰り返し、遺跡は9つの層になっている。有名なトロイの戦争があったのは紀元前1275年から1240年にかけての第7層と言われている。
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ここは生贄の儀式が行われた場所
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アテネの影響が強かった時代の遺跡
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世界最古の水道らしい。
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トロイからエーゲ海を望む。昔は海はずっと近かったそうだ。この方向からギリシャ連合軍が攻めてきた。
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この丘はアキレスの墓と言われている。歴史上ではアレキサンダー大王もここを訪れて裸になって墓の回りを3周したそうだ。アレキサンダー大王はアキレスの子孫と信じていたらしい。
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時間がないので足早に見て回り、1時間半後にはチャナッカレに戻った。

チャナッカレには映画で使われた木馬の現物が展示されている。
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さあエーゲ海で釣りだ!

桟橋に走って行き釣りを開始。回りの人がどんどん俺のそばに集まってきた。
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15分では釣れず。そうしたらこのおじさんが魚を撮影用に貸してくれた。「これで釣ったことにしなよ」(笑)
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日本語勉強中のガイドさん。俺一人なのに一生懸命説明してくれた。最高のガイドです。
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帰りは大型バスで7時間でイスタンブール到着。ホテルに戻ったのは夜の11時だった。
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腹へって眠れないので昨日と同じレストランへ
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これも美味しかったです。トルコ料理は基本的に日本人にあいます。
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さあ明日は最終日。7時からレンタカーで黒海へ釣りに行きます。


PS.エクアドルのキトでアップしました。あと6時間後にアマゾン川上流へ向かいます。