2011/05/23

低水温に泣かされた種子島GT

鯉釣りクラブががウナギ釣りに!?
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今回もマクラ持参で(^^)
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初日は全員撃沈でし。
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2日目

種子島は水温が19.8~20.2℃と低いので屋久島に移動

屋久島は22℃前後だった。

ようやく呑牛にヒット!
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浮いた
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ネットイン
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検量
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24キロ!
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大震災以後大変だった分、かなり嬉しい1匹だったようです。

※呑牛は千葉県旭市で畜産を営んでます。震災での被害はかなり大きかったそうです。


GTロッドはすべてカーペンター。リールはほとんどソルティガでした。
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ステラ派が多い俺のツアーでは大変珍しい。

クボッチとママは急遽仕事で帰ることに
ウナギに後ろ髪を引かれながら・・・


そして待望のウナギ登場!
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俺と呑牛二人ではとても食べ切れそうもない。

この方がウナギ獲りの達人「あまけん」です。
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ウナギって掴むの難しんだけど、あまけんは簡単に掴みます。

炭をおこします。
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恋どろぼうのTシャツが大のお気に入りだとか。
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一着しかないのに、毎日着てきます(笑)

種子島産の竹の子。トカラとは別の種類だそうです。
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ここでは炭火で焼いて、そのまま皮を剥いて食べます。

焼き方もあまけんはお上手です。
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呑牛の親父も千葉の川でウナギを捕るのが大好きだとか。暗くなるまでウナギの話で盛り上がりました。
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今回は低水温が影響したようで、かなり渋かったです。

水産試験場の研究結果でGTは26℃で食欲旺盛になり、20℃で餌を食べなくなるというデータがある。

ロウニンアジ
http://www.pref.okinawa.jp/fish/seika/data09/9708.html

ヒレナガカンパチ
http://www.pref.okinawa.jp/fish/seika/data07/9503.html


参考にしたサイト

沖縄県海洋研究センター
http://www.pref.okinawa.jp/fish/


種子島沿岸で黒潮が大きく蛇行しているのがわかった。

これは昨年の黒潮。
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これは今年の黒潮。
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水温も例年より2℃前後低い。

これは昨年の水温。
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これは今年の水温。かなりおおまかなデータです。
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実際の種子島南沖の水温はこれより低かった。
一週間前は1℃くらい水温が高かったらしい。
黒潮の蛇行に引き寄せられて錦江湾付近の冷たい海水が南下、種子島周辺に冷水塊が出来ているようです。


参考にした保安庁のHP

海上保安庁海洋情報部
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/

そんなわけで種子島のGTシーズンは例年より1ヶ月くらい遅れているようです。



ただし、GTの生態はいまだによくわかりません。潮、水温、風、いろんな自然条件との関係。
3月の奄美では水温20.2℃でGTが入れ食いでした。上昇中は水温が低くとも活性が高く、下降したときは活性が低い?

わかるまで、あと500年くらいかかりそうです(^^;


後日、種子島の釣り少年原田君からメールが届きました。
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4月9日に口之永良部島沖でキャッチした初GTです。

初GTは小さくても一生の思い出です。さらにPE1.5号で釣ったと言うから楽しかったでしょうね。