想定外!カナダP.E.Iの巨大クロマグロ③
モンスターとの戦いは続く・・・

5日目突入
ファイト開始
4時間13分後
またまたトラブル発生で終了
想定外のスピードと、伸びの無いPEラインなのでダイレクトに衝撃が伝わる、PEラインは細くて水切れが良いのでウォータープレッシャーがほとんどかからない・・・etc
帰国後、ビデオを確認したが、泳ぐスピードはニュージーランドや玄海灘のマグロと比べてけた違いに速かった。
浅いから比較的簡単にキャッチできるという予想は根底から覆された。
浅いから水圧がかからない。そして横方向へ何度も反転しながら猛スピードで泳ぐ。
それに対処する方法は少しずつわかってきた。
ただし推奨するファイティングタイム90分以内のランディングは絶望的に感じる。
まずロッドのパワー不足である。これは今回はどうにもならない。
リールのトラブルはナイロンラインを長めに入れることで解決できるかもしれない。
そんな中でドンパリがファイト開始
ドラグレバーをマグロの動きに合わせて、強めたり、弱めたり、そんなファイトだった。

ここまでに何度もトラブルを見ているのでトラウマ状態になり、ドラグを強くすることがなかなかできないのだ。
そして2時間後の夜9時ごろ、辺りが暗くなりファイト継続が難しいと判断して、残り15メートルからクルーがリーダーを掴んで手繰り寄せた。
なかなか寄ってこないので3人での綱引きとなった。
ところがマグロの最後の抵抗に270ポンドのリーダーが切れてしまった。

そして6日目。前半組最終日である。
PEでは難しいと判断して船の常備品タックルを使ってみることにした。ラインはナイロン(JINKAI150ポンド)が巻いてあった。
アブデルの順番だ。

ウォータープレッシャーとナイロンラインが伸びるのでマグロの動きはかなり穏やかだった。
開始30分後。マグロの動きはかなり鈍くなっていた。
ドラグをMAX(29キロ)に上げる。
ほとんど50メートル以内でのファイトだった。走ってもほとんどが30メートル以内に止まった。

クルーがリーダーを掴んだ。

強い抵抗をするので八丸も加わった。

しかし、持ち切れず、再びファイトが始まった。

2時間32分後。再びリーダーが入った。

人間とマグロの綱引きである。正直一人ではほとんど勝てない。

見物も来た。

右に左に強い抵抗が続く。

今回は人間の勝ち。

サークルフックがカンヌキにがっちりと掛かっていた。

リーダーをカットしてリリース。とにかく素早かった。

おかげでアブデルが写っている写真は無し・・・
観衆もあまりの早いリリースにちょっと不満げ(笑)

おめでとう!

船長推定850ポンド(386キロ)だった。
ドラグは終了後に計測したら27キロ。
根性なしとみんなに言われていたアブデルの株が一気に上がった。
前半組が帰った日に緊急手配したリールが日本から届いた。
50が3台と80が1台である。

ドラグ部分とパワーハンドル。

後半の作戦は決まった。
80にはナイロンラインを巻く。50にはナイロンリーダーを長め(50メートル以上)に入れる。
その4へ続く

5日目突入
ファイト開始
4時間13分後
またまたトラブル発生で終了
想定外のスピードと、伸びの無いPEラインなのでダイレクトに衝撃が伝わる、PEラインは細くて水切れが良いのでウォータープレッシャーがほとんどかからない・・・etc
帰国後、ビデオを確認したが、泳ぐスピードはニュージーランドや玄海灘のマグロと比べてけた違いに速かった。
浅いから比較的簡単にキャッチできるという予想は根底から覆された。
浅いから水圧がかからない。そして横方向へ何度も反転しながら猛スピードで泳ぐ。
それに対処する方法は少しずつわかってきた。
ただし推奨するファイティングタイム90分以内のランディングは絶望的に感じる。
まずロッドのパワー不足である。これは今回はどうにもならない。
リールのトラブルはナイロンラインを長めに入れることで解決できるかもしれない。
そんな中でドンパリがファイト開始
ドラグレバーをマグロの動きに合わせて、強めたり、弱めたり、そんなファイトだった。

ここまでに何度もトラブルを見ているのでトラウマ状態になり、ドラグを強くすることがなかなかできないのだ。
そして2時間後の夜9時ごろ、辺りが暗くなりファイト継続が難しいと判断して、残り15メートルからクルーがリーダーを掴んで手繰り寄せた。
なかなか寄ってこないので3人での綱引きとなった。
ところがマグロの最後の抵抗に270ポンドのリーダーが切れてしまった。

そして6日目。前半組最終日である。
PEでは難しいと判断して船の常備品タックルを使ってみることにした。ラインはナイロン(JINKAI150ポンド)が巻いてあった。
アブデルの順番だ。

ウォータープレッシャーとナイロンラインが伸びるのでマグロの動きはかなり穏やかだった。
開始30分後。マグロの動きはかなり鈍くなっていた。
ドラグをMAX(29キロ)に上げる。
ほとんど50メートル以内でのファイトだった。走ってもほとんどが30メートル以内に止まった。

クルーがリーダーを掴んだ。

強い抵抗をするので八丸も加わった。

しかし、持ち切れず、再びファイトが始まった。

2時間32分後。再びリーダーが入った。

人間とマグロの綱引きである。正直一人ではほとんど勝てない。

見物も来た。

右に左に強い抵抗が続く。

今回は人間の勝ち。

サークルフックがカンヌキにがっちりと掛かっていた。

リーダーをカットしてリリース。とにかく素早かった。

おかげでアブデルが写っている写真は無し・・・
観衆もあまりの早いリリースにちょっと不満げ(笑)

おめでとう!

船長推定850ポンド(386キロ)だった。
ドラグは終了後に計測したら27キロ。
根性なしとみんなに言われていたアブデルの株が一気に上がった。
前半組が帰った日に緊急手配したリールが日本から届いた。
50が3台と80が1台である。

ドラグ部分とパワーハンドル。

後半の作戦は決まった。
80にはナイロンラインを巻く。50にはナイロンリーダーを長め(50メートル以上)に入れる。
その4へ続く