2012/04/05

今年も凄かったノースカロライナのマグロ後半組その2

今回は昨年のようなマグロのジャンプ写真は撮れなかった。
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でもイルカの大群は凄かった。

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クジラもちらほら(クジラはケープコッドのほうがはるかに多い)
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4日目は早朝サミが1匹リリース。屑弁が1匹ばらし。


そしてボケヒロと栓抜きダブルヒット!
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栓抜きのファイトはあきらかに上達していた。
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まずボケヒロのマグロから
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これは速効でリリース。推定65キロだった。
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栓抜きは推定50キロ。これはキープした。
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屑弁はよく掛けてたけど、上がってこなかった(笑)
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ラインブレイク、フックアウト

そして極めつけは出発前に購入した新品のロッドとリールを海に奉納してました(爆)

おかげで帰国後すぐにロッドとリールが売れました。

サミ「グッドビジネス!」


この日は他の船でも釣具屋が喜んでいました。

折れたロッドでファイト中
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この日は大型が多く、ある船は3本、ある船は2本、そして我々の船でも2本ロッドが折れました。


我々はミヨシではやらなかったけど、アメリカ人はやってました。ガードがないのに・・・

ヒットー!
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ヒットしているのはポールです。隣にいるのはエイドリアンです。俺の友達です。

こっちでもヒットしてます。
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しかも全員ライフジャケット付けてません。

アメリカは船には救命具を積んであります。そして出港前に非常時のレクチャーがあります。

あとは自由です。事故ったら自己責任です。あらゆる危険なスポーツで同じです。

アメリカって日本よりはるかに数多くの危険なスポーツがある国です。そして危険なことが大好きな国民です(^^;;;


こんなことも

マグロが浮いた!
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船べりでマグロが暴れた!
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うわ~~~~!!!

サミが引きずり込まれた!

あわててジョージが腰を、ボケヒロが右腕を掴んだ。
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間一髪でした。

そのときの衝撃でバット部分が折れて短くなった。

ロッドベルトに入れようとして、バットがないことに気付いたサミ(爆)
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でもマグロはちゃんと釣りました。さすがです(^^)


そして

ついに巨大なマグロがヒット!
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始めの走りから違った。


そして極限ファイトが始まった。

延々と浮いてこない。

ドラグはどんどん締めていき、20キロ以上になっているはず。

13分くらいから肘で抱えることが多くなった。
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肘に抱えるとロッドの角度が増す。少しでも油断したら簡単に折れる。

途中でリールに水をかけて冷却する。
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帽子を放り投げる
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だんだんと立てる角度が高くなった。足腰もフラフラである。
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そして肘で抱えて、体がバランスを失い、横に振られたとき!

俺「折れるぞ!」

しかしほぼ同時に

「バン」

折れてしまった。

ヒットしてから19分後である。

原因は立てすぎと捻じれである。

俺「あれだけ曲げればどんな竿でも折れるぞ」

ボケヒロ「このマグロどうしたらいいですか?」

俺「ラインが繋がっているんだから上げろ」

リリースするにしてもラインとルアーを外すべきである。なかなか寄らない大物の場合でもなるべくラインを回収してカットしてリリースすべきである。


そのあとのボケヒロの根性は凄かった。

ガイドが二つ残っているのでしばらくはポンピングができた。
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やがて一つのガイドが飛んで、1個だけに

その1個も飛びそうだ。
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最後のガイドが飛んだら回収できなくなるので、真っすぐにして続行した。
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引っ張るとドラグが出てしまうので、ノブを回そうとしたが、ほとんど動かなかった。

そんな辛いファイトがしばらく続いた。

33分後、ジョージがリーダーを掴んだ。
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デカい!

ビッグ!


誰もがそう叫んだ!
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俺がノースで見た最大サイズだった。
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叉長推定87インチ、重さ推定160キロだった。

ドラグは実測30キロだった。

しばらくは放心状態だった。
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次回は折らずに上げるだろう。体力はワールドクラス、そして根性が凄い。
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ロッド:CBONE7.7フィート(プロト)
リール:ダイワ・NEWソルティガ6500
ライン:よつあみ新素材9号(プロト)
リーダー:200ポンド
ルアー:CBONE・ゾロ



休む間もなく

こんどは栓抜きにヒット!
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連日のファイトで腰がガタガタ

ボケヒロがマッサージ開始(笑)
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途中からハーネス着用
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しかしハーネスは合わないらしく、すぐにリールから外した。

腕だけでファイトを続けた。
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ロッドを立てているのが限界になると、まっすぐにして引っ張ってラインを回収。

残り30、20、15メートル

マグロが見えた!
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その瞬間、船べりにラインが触れた。

「バチッ」

ラインブレイク

あと一歩だった。

サイズは、これも150キロオーバーだった。

でも1時間2分素晴らしいファイトだった。

その上達は誰が見てもあきらかだった。

ロッド:カーペンターBLC83/40
リール:ステラ18000HG(スプールは20000MAX)
ライン:サンラインPE10号
リーダー:200ポンド(先端にフロロ80号70センチ)
ルアー:カーペンターGT-ガンマ160


この日、マグロの活性を上げたベイトはこれだった。サヨリのような魚である。
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激しい闘いのあと。
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アメリカのマグロに挑み始めて4年目です。昨年からは年に3回遠征を組んで本格的に挑んでいます。参加が2回目、3回目の人はファイトが見違えるように上達しています。食わせるテクニックは上級レベルでもファイトとなると中級以下が多いのが日本人です。そ​れは大物を掛けた経験が少ないということが原因です。100キロ級となると日本では一生に一度くらいのチャンスです。それでは掛けてもまず取れません。常々言ってますが、ファイトの上達は経験に比例します。上達するためには多くのファイトを経験することが必要です。頭で覚えるのではなくて体で覚えるのです。
アメリカは1回の遠征に30万円以上かかるけど、日本の10年分​以上の経験ができます。
ファイトをすることにより自分の弱点が見えてきます。そしてロッド、リール、ラインシステム、フック、ロッドベルトなど、何が最善かもだんだんとわかってきます。
しかしマグロは最強の相手です。なめてかかると痛い目にあいます​。
体を鍛えて、健康管理に気を使って、体調万全で挑んでください。

アメリカで100キロのハードルを乗り越えたら、次はカナダで3​00キロが待ってます(^^)



終わり