2012/04/19

剥製が生き返った!

ビックリするほどきれいになって戻ってきた。
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俺が1996年6月17日に奄美大島の東沖、水深170メートルで釣ったカンパチです。当時はGT、イソマグロ、クロマグロなど、すべてを含めてルアーで釣れた初の国内50キロオーバーだったので日本中があっと驚くビッグニュースでした。

タックル
ロッド:バレーヒル・マニューバースティック7フィート
リール:アブ8000ノーマル
ライン:ディープワン4号
リーダー:フロロ20号
ジグ:マニューバーダンサー280グラム
ファイティングタイム:1時間10分

釣り上げた後にマミヤから電話があり、リールを調べたいというのですぐに送りました。
その後、マミヤから電話が「よく釣れましたね。ドラグワッシャーがすり減ってほとんどありませんでしたよ」
ドラグが効かないので、スプールを指で押さえて釣ったのをつい昨日のように覚えてます。

今ならタックルは数段進化しているので15分以内で釣れるでしょう。


これが修復前のカンパチです。かなり傷んでいるのと、製作者が大型魚を初めてやったのでエラが開いたままになってしまってます。どうやっても閉じられなかったと言ってました。
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このカンパチは、お店にずっと飾ってありました(その前は奄美大島に飾られてました)。ところが2年前の11月にジル根本が71キロの世界記録を釣り、それを剥製にしたので、このカンパチは修復に出しました。あまりに傷みがひどかったので。

修復は小林魚類ハクセイさんにお願いしました。ジルのカンパチを頼んだところです。大型魚は大得意です。

これがジル根本のカンパチです。
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-141.html

皮を剥がします。
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剥がした皮です。
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頭を分離します。
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茶色くなった脂がいっぱい出てきたそうです。

再び組み立てていきます。鰭も、鰓も、しっかりと。
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そして11か月かけて修復が完了しました。

ところがお店には飾るスペースがありません(狭い店なんで)。

釣りが大好きで、頻繁に遠征に行っているタクローに連絡を。

俺「カンパチ飾ってくれる?」

タクロー「エッ・・・・ハイ!」(沖縄にGT釣りに行ってました)

ということでタクローの経営する焼き鳥屋「鳥正・瀬谷店」に飾られることになりました。

鳥正・瀬谷店(あらいの報告です)
http://ameblo.jp/spic1/entry-10578474940.html


姉妹店の鳥正・緑園都市店もヨロシクです。こちらには釣果写真がいっぱい飾られてます。

鳥正(トリショウ)です。トリマサではありません。


小林さんが埼玉から持ってきてくれました。
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ここに飾ります。
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ところが壁が硬くてネジが入りません。

とりあえず簡単な方法で取り付けておいて、後日本格的に取り付けることにしました。

取り付けます。
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取付完了。
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製作者の小林さんとタクローです。
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お客さんが見たら驚くだろうね(^^)
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お店です。
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場所は相鉄線の瀬谷駅から歩いて1分です。

お近くの方は是非出かけてみてください。


小林魚類ハクセイ
TEL 049-292-6779

鳥正・瀬谷店
TEL 045-301-2941
瀬谷駅から100メートル

鳥正・緑園都市店
TEL 045-813-0520
緑園都市駅から106メートル