2012/10/16

2年連続カナダの巨大マグロに挑む!前半組その1

3年連続巨大クロマグロに挑戦のドンパリです。GTに関しては7月までで国内60匹以上(50キロオーバー3匹)です。プロも勝てない実力の持ち主です。
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大西洋クロマグロは最大700キロ以上になる。太平洋クロマグロより一回り大きい。日本ではマグロ専門の漁師さんでも300キロオーバーを釣るのはかなり難しい。でもカナダでは釣れるマグロはほとんどが300キロオーバーで、アベレージはなんと375キロである。

こんな海があるなんて、昨年初めて行ったときはビックリの連続だった。ニュージーランド南島には4年連続行って250キロクラスを何匹も釣ったが、ここではそれはめったに釣れないチビマグロなのである。


トロントでトランジット。
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トロント到着が16:10、出発が21:40です。

たっぷりと時間があるので爆睡です。
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ところが出発がどんどん遅れた。

22:30

23:00

23:30

24:00

01:00


そしてゲートも3回も変わった。


ようやく出発。定刻より5時間遅れです。
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でも回りのカナダ人は平常心でした。日本なら10分遅れても騒ぐ人がいますけど。


もちろん我々は楽しんでました!(^^)!



5時間遅れてシャーロットタウンに到着。完全に朝になってます。
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ここでレンタカーを借りなければならない俺は空港に残り(開くのが8時なので)、ドンパリ、明太子、八丸はタクシーでスーリスに向かった。7時半にはホテルに着く。そのまま寝ないで出港だ。


ここからは明太子撮影。


トップバッターはドンパリ。
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さすがに落ち着いたファイトです。
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見えた!
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リーダーを掴んで寄せます。
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「ウワ~~」

意味不明の叫び声は明太子です。

あまりの大きさにビックリして船べりから2メートルもバックしちゃいました。

そのあとはこういう写真になりました。マグロが写ってません。
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船長推定900ポンド!


ロッド:カーペンター・プロト(持参したうちの一番ヘビーなロッド)
リール:ケンマツ80
ライン:ジンカイ50号(150Lb)ナイロン
リーダー:マンユウ80号3メートル
フック:マスタッド・サークルフック12/0
ファイティングタイム:70分
アングラー:ドンパリ


最後まで単独ファイトでした。今年からファイティングタイム60分以内というレギュレーションになり、長引きそうだと60分くらいからフォローが入るけど、これはすぐに上がると判断して最後までノーフォローでした。

※ファイティングタイムが長引くとリリース後の生存率が下がるということがわかり、60分以内というルールができた。短時間でリリースすれば生存率は96パーセントにもなる。


1日1匹というレギュレーション(すべてリリース)なので、2時半ごろには港に戻ってきました。
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今年からトニーツナフィッシングは船が5隻体制です。
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船に装備されてるタックルです。下段の5本はロッドキーパーに差し込んだまま使います。
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そして2日目

ホテルの朝食は6時からOKです。
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港の目の前で餌にするマッカレル(サバ)をサビキで釣ります。入れ食いです。ハリスの太さは20号くらいあります。
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40匹くらい釣ったら釣り場に移動。
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フックはすべてサークルフックです。ほとんどカンヌキにかかるので、魚のダメージがほとんどありません。
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カーペンター・カナダ用プロトBとケンマツ50
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カーペンター・カナダ用プロトAとケンマツ80
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カイトも1本出した。
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カイト用はカーペンター・BB54SGとシマノのタリカ50
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カイトは風の強さに合わせて交換する。
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餌は生きたサバ。
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おそらく生きた心地はしないでしょう。


カイトのサバにマグロがバイト!
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でも食い損ねでした。マグロは食べるの下手です。手がないからね。


そして

サバを付けたフカセ釣りのタックルにマグロがヒット!

出してた4本のうち一番ヘビーなタックルに来た。

最初は余裕です。
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30分経っても余裕です。
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でもだんだんとへばってきた。


60分後はフォローが入った。けっして本人がバテたわけではありません。
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船べりの攻防は30分近く続いた。

すごい力で粘った。
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90分後

100号のハリスが切れて終了。

クルーは「モンスター」と叫んでました。


昨年も行った有名レストランです。昨年はアブデルのサラダに大きな紙が入ってました。でもこの日は満席で門前払い。
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いつものレストランへ
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ここのロブスターは美味いです。痛風の方は気をつけましょう。
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俺は昨年帰国後に痛い目にあいました。


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