神話の国・アテネ編
神話の国で釣りしてきました。
過去に古い歴史のある国はエジプト、イタリア、中国、トルコと行ったので、次はギリシャと決めていた。
釣れないことは行く前からわかってた。
理由は
神様って釣りにはいつも非協力的(笑)
ギリシャが最も栄えたのは2500年前。

日本は縄文時代の終わりころです。
ギリシャではアンドレアス夫妻がずっと案内をしてくれました。

経済危機で大変なときだと思うけど、アンドレアス夫妻はいつも元気で陽気で茶目っ気たっぷりでした。
これはホテルのベランダから見たリカヴィトスの丘。この丘の向こうにアクロポリスがあります。

市内は大渋滞なので地下鉄でアクロポリスへ
アクロポリス到着です。奥さんの名前はクレオパトラ!です。

この神殿は2500年も前に造られた。思っていたよりスケールでかい。

神殿の前はミケーネ文明(紀元前3500~3150年ごろ)の宮殿だったらしい。その時代にトロイ戦争(紀元前3300年ごろ)があってトロイがギリシャ連合軍に破壊された。

そのトロイは2年前に行った。
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-122.html
トロイもギリシャ神話に出てくる。昔は神話の世界で、実在しないと言われてたけど、ドイツのシュリーマンによってトルコ北西部、ダーダネルス海峡の南で発掘された。でもこれがトロイの本物かどうかは、まだまだ調査研究が必要なんだそうだ。
ホメロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』は面白い。読んでいるうちに自分が神様になった気分になる。
ギリシャ神話を題材にしている映画はほとんど見た。。トロイ、タイタン、インモータルズ・・・みんな面白かった。
元々、歴史は真実でない場合が多い。それは勝者が自分の都合の良いように書き換えるからだ。そして都合の悪い事実は破壊して証拠隠滅する。ほとんどのケースが勝者はカッコよくて英雄。敗者は悪者でカツコ悪い。俺はその逆がいっぱいあると考えている。
これはアクロポリスの麓にある音楽堂。ローマ時代に建てられた。

当時は屋根もあって、抜群の音響効果があったらしい。
神殿は西側から上がる。人の大きさと比べると巨大さがわかる。

屋根の部分はほとんど壊れてしまい柱ばかりが残る正門付近。

正門を抜けるとパルテノン神殿が見えた。約2450年前に建てられた。

アクロポリスの最も聖なる場所に建つエレクテイオン。神々が祀られている場所であり、伝説上の英雄の墓でもある。
2450年の歴史の中で何度も危機に遭った。そして現在は柱だけが残る。

東ローマ帝国の支配下だったときはキリスト教の聖堂となり、オスマントルコに占領されるとモスクとなった。
ただし彫像はほとんどイギリスやフランスに持ち去られ、今では大英博物館やルーブル美術館に展示されている。

当初からギリシャは彫像の返還を要求し続けている。
が、イギリスとフランスは反論する「我々は彫像を守り、ちゃんと保管した。ギリシャに置いたままだったら、もっと破壊されていただろう」と。
さぞかし神様たちは嘆いているだろうな。

アクロポリスの丘から見た現代のアテネ。

2500年前にはペルシャ軍に占領され、初代のパルテノン神殿は破壊されてしまった。

アクロポリスから見たリカヴィトスの丘。

フィロパポスの丘から見たアクロポリス。

古代アゴラに建つヘファイストス神殿。パルテノン神殿と同じ時代に建てられたが保存状態ははるかに良い。

東側から見上げたアクロポリス。

新アクロポリス博物館。

この博物館は遺跡の上に建っている。地下はすべて遺跡。

アテネは掘ればいくらでも遺跡が出てきそうです。

でもそんなことしたら町がいくつも消えちゃいますね。
博物館には彫像がいっぱい展示されてるけど、レプリカが多いです。本物は持ち去られて帰ってきません。
ケンタウロスとラピス人の戦い。この彫像がやたらと多かった。女の奪い合いで戦ったらしい。

中央左の座っているのが最高神ゼウス。右に立っているのが戦いの神アテナ(アテネの由来になった)。その二人右が海神ポセイドン。アテナはゼウスの娘。そしてポセイドンはゼウスの兄。

ゼウスってやたらと女好き。女神にも手を出すわ、人間の女にも。愛人の数は多すぎて不明。
しかし
うらやましいぞ。
2000年前のアテネ。古代ローマ時代である。

古代ローマ時代のアクロポリス。

ギリシャ全盛時代のアクロポリス

ミケーネ文明時代に、ここに宮殿が築かれた。

ざっとアクロポリスの丘は今から3500年も昔に建設が始まった。
ホメロスが生きていたのは紀元前8世紀ころ(諸説あり)。そのホメロスの影響を受けたのがアレキサンダー大王。
ギリシャ神話に出てくる神々(ガイアとウラノス。クロノスとレア。そしてゼウスとヘラ)の子孫にアキレスがいて、ヘラクレスがいる。アレキサンダー大王は「自分はアキレスの子孫」と信じていたらしい。
日本神話も、イザナギ、イザナミの夫婦がいて、子供にアマテラス、スサノオがいて、その子孫に神武天皇がいる。でも神武は神話上の人物らしい。その子孫、第10代目の崇神天皇からが実在の天皇だとか。崇神の曾孫が日本武尊。その孫が応神天皇。
最近読んだ本では「邪馬台国が大和朝廷になった」、ヤマタイとヤマトは発音が似ている。そしてアマテラスオオノカミ(天照大神)は卑弥呼がモデルなんて本を読んだ。面白かったけど、歴史学者は否定するらしい。どこでも頑固な人はいます。定説を変えたがらないのは日本の行政と同じかも。いつまでも古い時代遅れの規則をかたくなに守ってますから(守らせてますから)。
ギリシャ神話と日本神話って神様だらけで似てますね(笑)
そのギリシャが今では大変なことになってます。
日本も穏やかではありません。未来は真っ暗です。
たくさんの神様、何とかしてください。
さて釣りですが・・・
アテネの南にあるエギナ島で頑張るアンドレアスです。

坊主どころか、全員ノーヒットです。
ほんとに神様はあてになりません。
次はエーゲ海のサントリーニ島です。
ミロス島、クレタ島、ディロス島などなどエーゲ海は神様があちこちに住んでます。
全然期待してません(笑)
過去に古い歴史のある国はエジプト、イタリア、中国、トルコと行ったので、次はギリシャと決めていた。
釣れないことは行く前からわかってた。
理由は
神様って釣りにはいつも非協力的(笑)
ギリシャが最も栄えたのは2500年前。

日本は縄文時代の終わりころです。
ギリシャではアンドレアス夫妻がずっと案内をしてくれました。

経済危機で大変なときだと思うけど、アンドレアス夫妻はいつも元気で陽気で茶目っ気たっぷりでした。
これはホテルのベランダから見たリカヴィトスの丘。この丘の向こうにアクロポリスがあります。

市内は大渋滞なので地下鉄でアクロポリスへ
アクロポリス到着です。奥さんの名前はクレオパトラ!です。

この神殿は2500年も前に造られた。思っていたよりスケールでかい。

神殿の前はミケーネ文明(紀元前3500~3150年ごろ)の宮殿だったらしい。その時代にトロイ戦争(紀元前3300年ごろ)があってトロイがギリシャ連合軍に破壊された。

そのトロイは2年前に行った。
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-122.html
トロイもギリシャ神話に出てくる。昔は神話の世界で、実在しないと言われてたけど、ドイツのシュリーマンによってトルコ北西部、ダーダネルス海峡の南で発掘された。でもこれがトロイの本物かどうかは、まだまだ調査研究が必要なんだそうだ。
ホメロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』は面白い。読んでいるうちに自分が神様になった気分になる。
ギリシャ神話を題材にしている映画はほとんど見た。。トロイ、タイタン、インモータルズ・・・みんな面白かった。
元々、歴史は真実でない場合が多い。それは勝者が自分の都合の良いように書き換えるからだ。そして都合の悪い事実は破壊して証拠隠滅する。ほとんどのケースが勝者はカッコよくて英雄。敗者は悪者でカツコ悪い。俺はその逆がいっぱいあると考えている。
これはアクロポリスの麓にある音楽堂。ローマ時代に建てられた。

当時は屋根もあって、抜群の音響効果があったらしい。
神殿は西側から上がる。人の大きさと比べると巨大さがわかる。

屋根の部分はほとんど壊れてしまい柱ばかりが残る正門付近。

正門を抜けるとパルテノン神殿が見えた。約2450年前に建てられた。

アクロポリスの最も聖なる場所に建つエレクテイオン。神々が祀られている場所であり、伝説上の英雄の墓でもある。

2450年の歴史の中で何度も危機に遭った。そして現在は柱だけが残る。

東ローマ帝国の支配下だったときはキリスト教の聖堂となり、オスマントルコに占領されるとモスクとなった。
ただし彫像はほとんどイギリスやフランスに持ち去られ、今では大英博物館やルーブル美術館に展示されている。

当初からギリシャは彫像の返還を要求し続けている。
が、イギリスとフランスは反論する「我々は彫像を守り、ちゃんと保管した。ギリシャに置いたままだったら、もっと破壊されていただろう」と。
さぞかし神様たちは嘆いているだろうな。

アクロポリスの丘から見た現代のアテネ。

2500年前にはペルシャ軍に占領され、初代のパルテノン神殿は破壊されてしまった。

アクロポリスから見たリカヴィトスの丘。

フィロパポスの丘から見たアクロポリス。

古代アゴラに建つヘファイストス神殿。パルテノン神殿と同じ時代に建てられたが保存状態ははるかに良い。

東側から見上げたアクロポリス。

新アクロポリス博物館。

この博物館は遺跡の上に建っている。地下はすべて遺跡。

アテネは掘ればいくらでも遺跡が出てきそうです。

でもそんなことしたら町がいくつも消えちゃいますね。
博物館には彫像がいっぱい展示されてるけど、レプリカが多いです。本物は持ち去られて帰ってきません。
ケンタウロスとラピス人の戦い。この彫像がやたらと多かった。女の奪い合いで戦ったらしい。

中央左の座っているのが最高神ゼウス。右に立っているのが戦いの神アテナ(アテネの由来になった)。その二人右が海神ポセイドン。アテナはゼウスの娘。そしてポセイドンはゼウスの兄。

ゼウスってやたらと女好き。女神にも手を出すわ、人間の女にも。愛人の数は多すぎて不明。
しかし
うらやましいぞ。
2000年前のアテネ。古代ローマ時代である。

古代ローマ時代のアクロポリス。

ギリシャ全盛時代のアクロポリス

ミケーネ文明時代に、ここに宮殿が築かれた。

ざっとアクロポリスの丘は今から3500年も昔に建設が始まった。
ホメロスが生きていたのは紀元前8世紀ころ(諸説あり)。そのホメロスの影響を受けたのがアレキサンダー大王。
ギリシャ神話に出てくる神々(ガイアとウラノス。クロノスとレア。そしてゼウスとヘラ)の子孫にアキレスがいて、ヘラクレスがいる。アレキサンダー大王は「自分はアキレスの子孫」と信じていたらしい。
日本神話も、イザナギ、イザナミの夫婦がいて、子供にアマテラス、スサノオがいて、その子孫に神武天皇がいる。でも神武は神話上の人物らしい。その子孫、第10代目の崇神天皇からが実在の天皇だとか。崇神の曾孫が日本武尊。その孫が応神天皇。
最近読んだ本では「邪馬台国が大和朝廷になった」、ヤマタイとヤマトは発音が似ている。そしてアマテラスオオノカミ(天照大神)は卑弥呼がモデルなんて本を読んだ。面白かったけど、歴史学者は否定するらしい。どこでも頑固な人はいます。定説を変えたがらないのは日本の行政と同じかも。いつまでも古い時代遅れの規則をかたくなに守ってますから(守らせてますから)。
ギリシャ神話と日本神話って神様だらけで似てますね(笑)
そのギリシャが今では大変なことになってます。
日本も穏やかではありません。未来は真っ暗です。
たくさんの神様、何とかしてください。
さて釣りですが・・・
アテネの南にあるエギナ島で頑張るアンドレアスです。

坊主どころか、全員ノーヒットです。
ほんとに神様はあてになりません。
次はエーゲ海のサントリーニ島です。
ミロス島、クレタ島、ディロス島などなどエーゲ海は神様があちこちに住んでます。
全然期待してません(笑)