神話の国・エーゲ海編その1
エーゲ海で釣り?
今まで誰も行ってないらしく、情報は全然なし。
エーゲ海とは
ギリシャ神話に登場するアテネの王アイゲウスの息子テセウスは、クレタ島の怪物ミノタウロスを倒し、故郷へ。だが、無事を伝える約束の白い帆を揚げるのを忘れてしまった。黒い帆がたなびく船を見た老年の王は、絶望して海へ身を投げてしまう。以来人々は、この海を彼の名にちなんでアイゲウスの海(エーゲ海)と呼ぶようになった。地中海の北、東をトルコ、西をギリシャ本土に囲まれた海域で、古代から文明が発達し、小アジアとヨーロッパの中継点として栄えてきた。そんなエーゲ海には、2500以上もの個性豊かな島々が点在している。
(地球の歩き方・ギリシャより抜粋)
フィラの街からの眺め(サントリーニ島)

古代史は調べれば調べるほど謎が増えてくる。当時のことを知る資料はほとんどない上に、歴史は勝利した者に都合の良いように書き換えられていることが多い。
最近見た「ピラミッド5000年の嘘」は、世界の古代史をすべて否定するような内容だった。
ピラミッド=王の墓という定説は調査が進むにつれて否定されつつある。
俺も今では王の墓とは信じてない。
では誰が、何のために・・・
サントリーニ行きのフェリー乗り場に到着。アンドレアスさんのランクルも一緒にサントリーニに持って行きます。

3人が車の右側に移動したときに事件は起きた。左側から若者が近づき、運転席のドアを開けて何かを盗もうとした。我々は気付かなかったが、前方から歩いてきた人が気づいた。大声で「泥棒だ!」(ほんとはギリシャ語です)。我々も気づき、若者を捕まえようとするが、足が早くて逃がしてしまった。親父の足じゃ無理だね(笑)
幸いにも何も盗まれていなかったので被害は無し。しかし、経済最悪のギリシャの危ない片鱗を見た。
このフェリーでサントリーニへ。途中パロス島、ナクソス島を経由する。

アテネを出発して3時間くらい経ったとき、右側にセリフォス島が見えた。ペルセウスがメデューサを退治した島である。※メデューサの目を見ると石にされてしまうので目を見ないようにして首を切り落とした。
セリフォス島の南50キロにミロス島(ミロのヴィーナスが発見された島)があるのだが、肉眼では見えず。ミロのヴィーナスはギリシャ神話に出てくるアフロディテのことである。
やがてパロス島に寄港。そして次にキクラデス諸島の中で一番大きなナクソス島へ。この島の入口にはアポロ神殿が建つ。ナクソスのすぐ北にはディロス島がある。多くの神々が住み、古代ではエーゲ海の島々の中心的存在だった。紀元前1世紀に小アジアの国に攻め込まれ島民のほとんどが殺されてしまい歴史の舞台から消える。1873年にフランス人調査団に発掘され、今では貴重な歴史遺産として注目を集めている。
エーゲ海の歴史は紀元前2000年ごろから始まり、それから数百年の間に出た英雄たちがギリシャ神話のモデルになったとも言われている。アキレス、ヘラクレス、ヴィーナスなどなど、実在したのかもしれない。そして日本神話と比べると面白い。朝鮮でも朱蒙大王(高句麗建国の祖)などは神話上の人物と言われている。朱蒙と神武天皇はかなり似ている存在だ。
フェリー内で大人気だった愛犬ペリージャ

アンドレアスさんは何者?

10時間以上かかって、ようやくサントリーニ島に到着。黒い地層と白い建物のコントラストが素晴らしい。

1時間ほど走ってイアの街へ
この街の中のホテルに泊まった。そのホテルからの眺めはまさに天国!

素晴らしい!

この方向に火口がある。サントリーニは現役の火山である。

今から3500~3600年前に史上最大ともいわれる大噴火があった。その噴火で島の中心部が沈み、現在の形になった。最近では1956年に大噴火があり、フィラやイアの街はほとんど崩壊した。現在の街並みはそれ以後にできたのがほとんどである。
イアの教会

教会の鐘

ホテルから見た教会

夕暮れ

日没後

陽が昇る

階段に飾られてたヴィーナス像

崖を掘って作ったレストランの天井はドーム型。噴火と地震に備えてだろう。

欲しいけど、大きすぎて断念。

可哀そうなロバっす。

フィラの教会

教会の中

鐘

フィラの景色

目の前の小さな島が火口部分。
フィラの景色2

フィラの景色3

豪華な大型客船がいつも停泊している。有名なクイーン・エリザベスも寄るらしい。

男一人で来る島じゃないかも(-_-;)

サントリーニが大好きだと言うアンドレアスさんです。

豪華客船で訪れた人はこの坂道をロバに乗って上がるんだとか。

大聖堂です。

とっても美しい島です。でも悲惨な歴史を繰り返してきた島です。
次はサントリーニの歴史をご紹介。
しかし、忙しくてブログアップの3か月遅れをばん回できません。2月から怒涛の遠征ラッシュです。
はあ・・・
今まで誰も行ってないらしく、情報は全然なし。
エーゲ海とは
ギリシャ神話に登場するアテネの王アイゲウスの息子テセウスは、クレタ島の怪物ミノタウロスを倒し、故郷へ。だが、無事を伝える約束の白い帆を揚げるのを忘れてしまった。黒い帆がたなびく船を見た老年の王は、絶望して海へ身を投げてしまう。以来人々は、この海を彼の名にちなんでアイゲウスの海(エーゲ海)と呼ぶようになった。地中海の北、東をトルコ、西をギリシャ本土に囲まれた海域で、古代から文明が発達し、小アジアとヨーロッパの中継点として栄えてきた。そんなエーゲ海には、2500以上もの個性豊かな島々が点在している。
(地球の歩き方・ギリシャより抜粋)
フィラの街からの眺め(サントリーニ島)

古代史は調べれば調べるほど謎が増えてくる。当時のことを知る資料はほとんどない上に、歴史は勝利した者に都合の良いように書き換えられていることが多い。
最近見た「ピラミッド5000年の嘘」は、世界の古代史をすべて否定するような内容だった。
ピラミッド=王の墓という定説は調査が進むにつれて否定されつつある。
俺も今では王の墓とは信じてない。
では誰が、何のために・・・
サントリーニ行きのフェリー乗り場に到着。アンドレアスさんのランクルも一緒にサントリーニに持って行きます。

3人が車の右側に移動したときに事件は起きた。左側から若者が近づき、運転席のドアを開けて何かを盗もうとした。我々は気付かなかったが、前方から歩いてきた人が気づいた。大声で「泥棒だ!」(ほんとはギリシャ語です)。我々も気づき、若者を捕まえようとするが、足が早くて逃がしてしまった。親父の足じゃ無理だね(笑)
幸いにも何も盗まれていなかったので被害は無し。しかし、経済最悪のギリシャの危ない片鱗を見た。
このフェリーでサントリーニへ。途中パロス島、ナクソス島を経由する。

アテネを出発して3時間くらい経ったとき、右側にセリフォス島が見えた。ペルセウスがメデューサを退治した島である。※メデューサの目を見ると石にされてしまうので目を見ないようにして首を切り落とした。
セリフォス島の南50キロにミロス島(ミロのヴィーナスが発見された島)があるのだが、肉眼では見えず。ミロのヴィーナスはギリシャ神話に出てくるアフロディテのことである。
やがてパロス島に寄港。そして次にキクラデス諸島の中で一番大きなナクソス島へ。この島の入口にはアポロ神殿が建つ。ナクソスのすぐ北にはディロス島がある。多くの神々が住み、古代ではエーゲ海の島々の中心的存在だった。紀元前1世紀に小アジアの国に攻め込まれ島民のほとんどが殺されてしまい歴史の舞台から消える。1873年にフランス人調査団に発掘され、今では貴重な歴史遺産として注目を集めている。
エーゲ海の歴史は紀元前2000年ごろから始まり、それから数百年の間に出た英雄たちがギリシャ神話のモデルになったとも言われている。アキレス、ヘラクレス、ヴィーナスなどなど、実在したのかもしれない。そして日本神話と比べると面白い。朝鮮でも朱蒙大王(高句麗建国の祖)などは神話上の人物と言われている。朱蒙と神武天皇はかなり似ている存在だ。
フェリー内で大人気だった愛犬ペリージャ

アンドレアスさんは何者?

10時間以上かかって、ようやくサントリーニ島に到着。黒い地層と白い建物のコントラストが素晴らしい。

1時間ほど走ってイアの街へ
この街の中のホテルに泊まった。そのホテルからの眺めはまさに天国!

素晴らしい!

この方向に火口がある。サントリーニは現役の火山である。

今から3500~3600年前に史上最大ともいわれる大噴火があった。その噴火で島の中心部が沈み、現在の形になった。最近では1956年に大噴火があり、フィラやイアの街はほとんど崩壊した。現在の街並みはそれ以後にできたのがほとんどである。
イアの教会

教会の鐘

ホテルから見た教会

夕暮れ

日没後

陽が昇る

階段に飾られてたヴィーナス像

崖を掘って作ったレストランの天井はドーム型。噴火と地震に備えてだろう。

欲しいけど、大きすぎて断念。

可哀そうなロバっす。

フィラの教会

教会の中

鐘

フィラの景色

目の前の小さな島が火口部分。
フィラの景色2

フィラの景色3

豪華な大型客船がいつも停泊している。有名なクイーン・エリザベスも寄るらしい。

男一人で来る島じゃないかも(-_-;)

サントリーニが大好きだと言うアンドレアスさんです。

豪華客船で訪れた人はこの坂道をロバに乗って上がるんだとか。

大聖堂です。

とっても美しい島です。でも悲惨な歴史を繰り返してきた島です。
次はサントリーニの歴史をご紹介。
しかし、忙しくてブログアップの3か月遅れをばん回できません。2月から怒涛の遠征ラッシュです。
はあ・・・