2013/01/27

神話の国・エーゲ海編その3

お待たせしました。
いよいよエーゲ海で釣りです。
しかもエーゲ海で一番魅力的な島と言われる「サントリーニ」です。


10時にホテルを出て、アクロティリ遺跡のすぐ近くの港から11時20分に出港。
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操船はヤコブ、船は27フィートでエンジンはヤマハの船外機250馬力。


Msvro Vouno岬を回って、Ballos Bayに出る。
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パレア・カメニ島、ネア・カメニ島の横を通り過ぎて北へと向かう。
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フィラを通り過ぎて、我々が泊まっているイアの街の真下まで来た。ほぼサントリーニを縦断。
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イアの真下はArmeni Bay。この岩を過ぎると外洋に出る。外洋は東からの強風で大時化。
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イアの真下でアンドレアスとヤコブが作戦会議?
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ジギング開始で~す。
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サントリーニのジギングチャンピオンもガンガンしゃくってます。
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俺も片言の英語と身振り手振りでジギング開始です。
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心の中では「釣れねえし、海時化てるから早く中止にしてくれ」(爆)

仕方なくやってましたけど。
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そんな俺が釣り雑誌に載りました。
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これで俺もギリシャじゃ有名人?
次回は天災斉みたいにサインしてくれってなるのかな???


でも

釣れちゃいました!(^^)!
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タックルはすべて借り物です。なんだったか全然覚えてません(笑)


さらに!ヤコブとグルーパー(ハタ)をダブルキャッチ!
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俺のと合わせて2匹掲げてヤコブご機嫌です。ギリシャのメンツ守りました!
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Thirassia島の岬に太陽が
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釣果はグルーパー2匹、スマガツオ2匹、カマス1匹でした。

17時に帰港。19:30にホテル到着。ディナーはイアで一番歴史のあるレストラン「キング・ネプチューン」でした。


翌日は博物館、遺跡を見学した後に地元の釣り名人(漁師かも)と懇親会です。

ヤコブのお母さんが経営するレストラン「タベルナ・グラロス」に到着。
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レストランなのに「タベルナ」です(笑)
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最初に出てきたのはアンチョビーの酢漬け。まあお酒のおつまみです。
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アンドレアスが持ち込んだデンテックスの大物をホイルに巻いて焼きます。
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アンドレアスが、俺が来る2日前にイオニア海で釣ったそうです。アンドレアスはイオニア海側にボートと別荘持ってるようです。
※デンテックス:真鯛によく似た魚。最大で15キロくらいになる。俺も2006年にスペインで釣りました。
そのときの釣行記
http://www.grouperboys.com/chokoki06g/10gib/gi10c.htm


焼きあがるまで時間があるので、すぐ近くのレッドビーチを見学。
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あちこちにドアのようなものがあります。噴火対策で避難用の横穴が掘られてるのかな。
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デンテックスが焼きあがりました。
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ヤコブの家族、マノリの家族が集まって賑やかなディナーです。
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地元の伝統的カンパチ用ジグです。ZOKAと言います。
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ヤコブ、ヤコブの親父、マノリ、マノリの親父、カンパチ釣り名人の熱い語りになってきました。
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日本は俺一人なんで押されっぱなしです。しかもギリシャ語チンプンカンプン。


マノリの一番下の娘です。可愛いねえ(^O^)
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楽しいサントリーニともお別れです。

ここに大型客船が座礁して沈没したそうです。
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フェリーに乗ります。
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再び10時間の船旅です。
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エーゲ海の深い歴史を知り、人々の温かい心に触れた旅でした。

魚は小さかったけど、思い出は大きいです。


それが一番です!


次はフランスに飛びます。