2009/04/19

玄界灘のヒラマサ

最近ヒラマサをキャスティングで狙うアングラーが急増している。このゲームの先導役ともいえるサンライズに2日間乗ってきた。船長は田代誠一郎で若干29歳である。数年前までは奄美大島のフィッシングリゾート「ワールドマリン奄美」で働いていた。そのときのボスは福井健三郎で厳しい教育を受けていた。
キャスティングで狙うヒラマサの基本は奄美時代にできていたいたのだろう。船の流し方、風と潮の読み方、ポイントの見切りの早さは福井健三郎そのものである。狙う魚種は違うが、狙い方は非常に似ている。ヒラマサのキャスティングの歴史は浅いが、GTのキャスティングの歴史はそれに比べてずっと長いのである。

そしてこのゲームは全国の釣り船、釣り人に大きな刺激となった。

ジギングでは滅多に釣れない大型のヒラマサが次々とキャッチされた。外房ではシーズンオフと言われていた真冬でもキャッチされるようになった。

クロマグロのキャスティングは博打性が非常に高いが、ヒラマサはマグロに比べて高い確率で狙うことができる。GTは遠征のターゲットだが、ヒラマサは身近にいる。そしてパワー、スピード、スタミナに優れていてスポーツフィッシングを代表するターゲットでもある。

今回はメロン屋工房代表の永井君も同行した。彼はルアーのテストで頻繁に釣り場に出かけている。
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ポイントに到着するなり、永井君が9.6キロのヒラマサをキャスティングでキャッチした。ルアーはメロン屋工房のTW190。
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続いてジギングでキャッチ。ジグはスライダー180。
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関西から参加の風元君もジギングでキャッチ。
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俺もメロン屋工房のスライダー180に代えた途端にキャッチ。
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立て続けに6本キャッチした。あきらかにメロン屋ジグは他のジグに優っていた。
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ワラサもぽつぽつ。
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この日は条件的にはよくなかった(他船もよくなかった)がヒラマサ9本、ワラサ4本、ヨコワが1本釣れた。

1日目終了後は壱岐に泊まった。ジギングで釣れたヨコワが大好評だった。
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2日目はかなり冷え込んで魚の活性は最低レベルだった。

そんな中でイリュージョン君が一人気を吐いた。キャスティングで5発かけて2匹キャッチ!
ルアーはBC-γ60だった。
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2日間の釣りを終えて俺は前半組を博多で見送り、後半組と合流して平戸に向かった。

そしてサンライズには兵庫のモスキート君と三重のこうへい君が乗り、見事に良型のヒラマサをキャッチしていた。こうへい君はその中でも絶好調で10キロオーバーを連発したらしい。ジグはやはりメロン屋工房のスライダーだった。

サンライズ
http://www.geocities.jp/dbsyt296/