2013/10/19

カナダの巨大マグロに挑む・後半組は最強軍団?

前半組が帰り、今夜後半組が到着する。日本を発つ前に充分に準備したつもりだったが、500メートル持ってきた200ポンド(65号)のリーダーが残り少なくなってきたのでスーリスの漁具屋(主に漁師向け)に補充にいった。日本で買うより倍以上も高い。ついでに工具屋でロッドのグリップ補強用のテープも購入。これも今回は大量に使っている。

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そして深夜に後半組が到着した。後半組の宿泊はいつものRollo Bay Innだ。

これは後半組が持参した俺の補充用(笑)
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ラインを新品に巻き替えた。
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そして前半組の動画を見ながら作戦会議

ロボ爺
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ボンガキ
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ヤニ貴
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カナダとニュージーランドの違いはファイティングタイムの長さである。カナダはファイティングタイムがはるかに短い。前にも述べたがカナダは水深25~30メートルなので船で追いかかればすぐにマグロとの距離は30メートル以内になる。ところがニュージーランドは水深が700~900メートルある。マグロは深く潜る習性があるので、潜られると簡単には浮いてこない。ただし夜のマグロはあまり潜らない。これは太陽光線の量と関係があるようだ。そのため夜間のファイティングタイムは大幅に短くなる。ニュージーランドでは夜7時ころから朝の4時までがアングラーに有利な時間だった。それを過ぎるとマグロはどんどん潜り始める。昼は8時間50分、6時間15分、6時間10分など4時間以上のファイトは何回もあった。ドラグを限界まで上げても浮いてこなかった。私の知り合いはティアグラ130に1000メートル巻いたラインを11分で全部出されている。深いところのマグロはとんでもないのだ。これは与那国や宮古、久米島のクロマグロにも言えること。とにかく深いところのマグロはしぶとい。ノースカロライナの150キロクラスでもカナダの300キロよりファイティングタイムは長くなる。ただしヒットしてからの初期スピードはカナダの方が速い。これは水深が浅く水圧がかからないからだろう。この速さがリールが壊れる原因となった(現在は解決済み)。

カナダでは400キロオーバーでも1時間以内に何匹もキャッチされている。経験を積んだアングラーなら450キロオーバーでも1時間未満でキャッチする。短時間で上がる理由は水深が浅いからである。

3年前に挑んだときも小西がいきなり431キロを45分でキャッチした。これはニュージーランドならまず無理である。

というか太平洋にはそんな巨大マグロは皆無に等しい。大西洋クロマグロは太平洋クロマグロより一回り大きくなる。そして大西洋西側はアメリカとカナダの厳しいレギュレーションがあり、そのおかげで大型マグロの資源が守られている。1980年代前半までは過剰な漁獲圧で資源は危機的状況まで減少したが、1982年から産卵場のメキシコ湾を全面禁漁にして、各州が厳しい漁獲制限を設けたことで減少に歯止めがかかり、最近はわずかではあるが資源は回復傾向にある。

日本は何度も言っているが、過剰な漁獲圧をいまだに放置のままである。すでに資源は危機的状況の末期に近い。



ニュージーランドの写真を見ていたら、こんな写真が何枚もあった。

日中ヒットしてから暗くなるまでファイトしたがんじゅう。ファイティングタイムは6時間15分。
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あっちゃんは6時間10分。
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ヤガラは4時間45分。
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八丸船長の8時間50分。ドラグはMAXだった。
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ノースカロライナでも金太郎の4時間50分ファイトは伝説だ。
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伝説のファイト
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-132.html



この写真を見てもニュージーやノースの方がカナダに比べてはるかにアングラーは辛かったということがわかる。カナダではファイト終了後にへたり込んだり、倒れてしまった者は一人もいない。すぐに笑顔で記念写真を撮っている(笑)



到着の翌日はホテルの前でファイトの練習。

外房大船長はリベンジだ。
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大仏
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通行する車両は皆さんがよそ見運転(笑)
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パワーは充分の大仏
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マグロ役も楽しそうだ。
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尾びれの短いマグロ?
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頭が薄いマグロ?
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2年連続チャレンジのゴリ
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ヨタヨタ走っているのは老いぼれマグロ(笑)


初挑戦のハマチ君
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2時間も練習するとリーダーはすべてボロボロになった。
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ラインではなくてオーシャンガイドに問題があるようだ。


後半組からは剛樹のロッドが初登場。

これはプロトタイプのブラックバイト・スタンディング16H
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これは100キロオーバーをターゲットにしたブラックバイト・スタンディング16
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16Hはかなり良さそうである。16は体には優しいが、巨大マグロにはパワー不足かな?


これはカイト。風の弱い日以外は上げます。ヒット率は一番高いそうだ。
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さて明日から本番。ゴリと大仏の怪力コンビがどこまでやれるのか楽しみです。