--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009/08/20

限界に挑む!

m0.jpg

スピニングリールで限界に挑んだ1日

1回目(7日の夜)の挑戦は完敗だった。それは気持ちのいい負けだった。
100回やっても勝てない相手だろうなと思った。

不可能はないと信じているけど、今回ばかりは弱気になった・・・

勝てないかも・・・

でも相手が強いことはいいことだ。

自分の限界を試すいいチャンスとも思った。

かといってブチブチやられるのも考え物だ。

勝算がなければ挑むべきではない。

どうしたら勝てるか1回目の挑戦のあと8日間いろいろと考えた。

そして

やるべきか、やめるべきか・・・




1回目のファイトでリールに問題が起きていた。
(詳しいことは書けないが・・・)
m1.jpg


さらにインフィニットが壊れていた。

どうやら25キロ以上のドラグでは長時間ファイトに耐えられそうもない。

というか、25キロでは俺自身が1時間持たない(^^;


8号を360メートル巻き、130ポンドナイロンを15~20メートル繋いだ。その先にクランキングリーダーを繋いだ。とにかくラインキャパが欲しいので目いっぱい巻いた。

そして初期ドラグは13~14キロくらいにセットした。不足分は手ドラグで補う。そして時間が経ったら徐々に上げていく。

しかし300メートルくらい走られるとドラグは2倍くらいに強くなる。そうなるとリールにトラブルが発生する。その前にドラグを緩めなければならない。そして船をバックして一気に近づくときは再びドラグを締めなければならない。それと手ドラグを加えてプレッシャーをかける。

近づくときはとにかく渾身の力で早く巻く。マグロが水面近くにいるときに一気に寄らなければならない。モタモタしているとまた潜られてしまう。次のランに備えて少しでも回収しなければならない。ラインキャパが少ないということは集中力の持続が大切なのだ。油断や手抜きは敗北につながる。


それと体力が持つかどうかの問題。

1時間経過して体力に余裕があればドラグを16キロ以上に上げる作戦だ。


そして一番の問題は潜られたら万事休すということ。

この海域は水深800メートルある。300メートルくらい一気に潜ってしまうマグロが多いのも事実。ラインキャパが少なくなれば船を前進させて浮かせるということが不可能になる。そのためには最低でも200メートル残ってないとできない。

潜らせないようにするにはどうしたらいいのか?

マグロにもやたらと潜るタイプとあまり潜らないで横方向へ走るタイプとがある。

頼むから潜らないでくれ(笑)



前半組と同じように後半組も天気に恵まれて15日には全員キャッチしていた。
n16.jpg

n17.jpg

n18.jpg

n19.jpg
(マグロは1匹だけキープして他はタグ&リリースなので写真はY君の265キロを持ち回り)


16日の昼過ぎまで挑戦するか、しないか、悩んでいた。

相次ぐ長時間ファイト(^^;

Y君の4時間45分、H船長の8時間50分(ファイト直後にドラグを測ったら26キロだった)

そんなファイトを続けて見ると、正直挑戦するのが怖くなる。
n14.jpg

n13.jpg

n15.jpg





午後3時ころに決断した。

「やるぞ!」

1回目と同じくテーブルの上に緊急時のニトロを置いた。

そして「絶対に交代はしない!」と誓った。


午後6時45分にヒット!

ファーストランは手ドラグで応戦した。
m4.jpg



あまり潜らないで止まった。

「取れるかも」と思った。

しかし最初の15分ぐらいはすごく長く感じた。

30分頃から徐々に体がなじんできた。

1時間経過頃にドラグを16キロ以上に上げた。
m6.jpg



このころは絶対取るぞという気持ちになっていた。

1時間30分経過頃のファイト(まだまだ余裕がある)



1時間10分経過頃と2時間経過頃にチャンスはあった。しかしあと1メートル寄せきれずまた200メートル以上走られた。
m7.jpg

心が折れた方が負けだ。

クルーのヒルがハーネスを持ってきて「付けるか?」と聞いてきた。
俺は迷わず「ノー」と答えた。

体は2時間経過してから一番動きが良くなった。

2時間20分、3度目のチャンスがきた。

残り15メートルくらいになってから一気に寄せた。
m8.jpg


ヒルがクランキングリーダーを掴んだ。
m9.jpg


スティーブがタグを打った。
n10.jpg

タグを打つ瞬間



「勝った!」
n11.jpg


ファイティングタイム2時間20分(ランス船長の報告は2時間45分)
n12.jpg



スピニングタックル、そして最後までスタンディング、さらにハーネスなしでの快挙!

ニュージーランドでも誰もやってないそうだ。

ランス船長は「アンビリーバボー」と何度も吠えていた。

H船長もビルダーKもイソギンもY君も心から祝福してくれた。


しばらくしたらニュージーランドの友人とアメリカの友人からお祝いのメッセージが届いた。

いつも他人の評価なんてどうでもいいと考えている。

自分が納得できればいいのだ。


でも友人のメッセージはやはり嬉しかった。


そのあとミクシイに報告した。

多くのお祝いのコメントをいただいた。


ありがとう!


タックル
ロッド:バレーヒルEXP53XXS・MOGIスペシャル
リール:ステラSW20000PG(スプールは20000MAX)
ライン:サンライン・PEジガー8HG8号
ショックアブソーバー:ナイロン(ダイリキ)130Lb15~20メートル
クランキングリーダー:400Lb6メートル
ハリス:フロロ(マンユウ)150号3メートル
フック:サークルフック16/0

ファイティングタイム:2時間20分
重さ:船長推定250キロ



PS.体はいたって健康です。何の心配もいらないようです(笑)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。