種子島GT&天然ウナギ

俺は釣りは当然大好きだが、観光と食もおおいに興味がある。俺の周りも「美味い物食べられるならどこでも行く」なんて奴もいる。夏と言えばウナギである。
5月にウナギ獲りの達人雨田さんにいただいたウナギはメチャ美味かった。
6月にパナマで中指を怪我して2ヶ月釣り禁止となった。そうなれば種子島へ行く楽しみはウナギと、まだ見ぬ鉄砲館である。種子島宇宙センターは常宿「島崎」のすぐ側にあるので何度も見学済み。でも最近の我が国の宇宙技術は凄いね。5月21日に金星へ向けて「あかつき」を発射。そして6月13日には7年の宇宙の旅を終えて小惑星イトカワから「はやぶさ」が帰還した。NASAでさえやってないことを日本はやってのけたのだ。拍手!
空港で合流
ママにホモダチ?と言われた。

釣り前日の夕方種子島到着。
船内はサウナ状態なので、エアーマット(ベット)を島のホームセンターで購入したが空気漏れがひどく使い物にならない。
それで民宿島崎の廃棄物直前のサマーベッドを借りた。

う~ん、快適♪
なんとママにGTがヒット~!

一気に根に走られてプッチンでした。
そのあともママに連続バイト!
4-1-0でした(^^;
男たちは完全に脇役でしたが
DJにGTらしきがヒットー!

ヘロヘロになりながらも頑張った。

あれ~黄色いぞ~?
キハダ27キロでした。

2日目は悪天候で釣りは中止。待望の観光となった。
まずは豊満なおっ○い・・・じゃなくて宝満の池です。

続いて門倉岬

1543年、ここに航海の途中大時化に遭い航行不能になった中国の船が漂着した。

その中にポルトガル人乗組員がいた。彼らは鉄砲を持っていた。鉄砲の実演を行い種子島島主である種子島恵時・時尭親子がそのうち2挺を購入して、刀鍛冶の八板金兵衛に命じて複製を研究させて完成したとなっている。
それから30年もしないうちに鉄砲は全土へ伝わり、戦国時代の戦い方を大きく変えていった。鉄砲を最大限に利用して全国統一の基礎を築いたのが織田信長だった。
そして鉄砲館(正式名は種子島開発総合センター)へ。最南部の門倉岬から北部の西之表市まで島を縦断する。
約1時間で到着

館内は撮影禁止。
この1枚だけ撮りました(^^;

また1時間走って南種子町にある民宿島崎へ
今夜も倉庫でBBQです。

そして!
うなぎ獲り名人の雨田さん登場!

乾杯♪

お腹いっぱいいただきました。

ウナギの生態を少し紹介
「ウナギは海で生まれて川や沼で育ち繁殖のため海に戻るが、その生活史は謎に包まれていた。人工的に卵を作って仔魚を育てる完全養殖は困難で、養殖ウナギはその全量を天然稚魚に頼っている。」
「近年、産卵はマリアナ海溝西方で夏の新月近くに行われ、仔魚は約3000km、深海を旅してやってくることがわかり、生活史の解明が進んだ。養殖研究も大きく進展、研究室レベルでは今春、完全養殖が実現した。」
(日経サイエンス8月号より抜粋)
う~ん、なんと往復6000キロも旅をしているのだ。そして川から産卵のために自分が生まれた海に戻るのだが、その3000キロの長旅の間、一度も餌を食べないそうだ。長旅に入る前に栄養を充分に蓄えるのだ。それがウナギが美味しい理由だそうだ。
決して遊泳力にすぐれているわけではい。あのような体型で3000キロを泳ぐのは容易なことではない。
以上ウナギ学でした。
ウナギを食べた翌日はパワーが違う。
船長は口永良部島まで走った。
見事な岩です。ウナギパワー全開の俺みたいです(爆)

その岩の周囲を攻める。

またまたママにヒットー!

今度はウナギパワーで高切れでした(^^;
続いてクボタプロ。飛距離だけは凄いけど、魚が反応しません(笑)。
ようやくキメジをキャッチ!

これで波に乗ったクボタプロ!
ついにGTがひっとー!!!

途中ちょっとガス欠気味でしたけど・・・
踏ん張りました。

ウナギパワーで38キロをキャッチ!
ロッド:カーペンターICBM90
リール:ソルティガ6000GT
ライン:PE8号
ルアー:GT-ガンマ140
最後の土壇場で1匹釣れてほっと一息の船長でした。