2016/12/18

国際会議での完全敗北後の水産庁

今年の7月3日に境港を訪れた。面と向かい合い、建設的な意見交換ができたと思っている。

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まき網関係者と水産庁は産卵期のまき網を強く擁護するが、俺はこれこそが資源崩壊の主因だと考えている。

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まき網関係者「まき網は産卵期しか獲れないんです」
水産庁職員「まき網は産卵期しか獲れないので、その邪魔をしないでください」
水産庁トップ「産卵期に獲ろうが、産卵後に獲ろうが、同じ1匹である。資源への影響は同じ」


俺「境港に水揚げされるクロマグロのほとんどが初産卵。1回も産まずに獲るのと、1回産ませてから獲るのでは資源への影響は当然ある」

そして、産卵期しか獲れないと言っていたのだが、9月以降、12月上旬にかけて、何度もまき網による大量の水揚げが確認されている。

6月から7月は産卵期なので、キロ単価は激安(境港の最安値はキロ200円)だが、12月でもまき網のマグロは1000円前後だった。
一本釣りや、定置、はえ縄で獲ればキロ5000円以上するのだが。


7月下旬は青森県一のクロマグロ水揚げを誇る深浦漁港を訪れた。マグロ釣り界の第一人者佐藤イチローと深浦組合長に会い、2時間ほどお話を聞かせていただいた。わかったことは深浦と言えども、経営は苦しく、組合員も漁船数も減少の一途であるということ。
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さて、ここからが本題である。

言い訳も逃げるのも見苦しい。

水産庁の国際会議(WCPFC西部太平洋マグロ類保存委員会)で孤立、敗北したことに関しての自己弁護です。

太田審議官「未成魚500尾を獲っても500倍の重さの成魚を1尾獲っても漁獲高は同じ」

未成魚の500倍のマグロって、いったい日本近海に何匹いるのか?
未成魚=30キロ未満

例えがぶっ飛びすぎて理解できない。


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太田審議官「2034年に親魚を初期資源量の20%水準、直近の7.7倍へ回復を疑問視」

アメリカ、EU、太平洋諸国は太平洋クロマグロの資源量を初期資源量の20パーセント(約13万トン)まで回復させるべきだと言ってるだけ。どこが疑問視(高い設定)なのか?
ところがカツオは60パーセントまで回復させるべきだと日本は主張している。ダブルスタンダードではないか。
太平洋クロマグロ=産卵場がほとんど日本のEEZ内で日本の漁獲が世界一。
カツオ=産卵場はほとんど日本のEEZ外で太平洋諸国の漁獲が多い。


太田審議官「当時の大西洋では科学者の勧告をEUが無視し、生物学的許容漁獲量(ABC)の倍ほどの漁獲量を設定。しかも違法漁業が横行し、実漁獲量はさらに倍近い値だった。一方、太平洋は科学者の勧告に従っており、大西洋のような違反操業はない。一緒くたにするなら乱暴だ」

大西洋は2008年ごろまで無報告の漁獲が多かったが、その後、大幅に漁獲枠を削減、まき網船や定置網の船にオブザーバーを乗せることを義務付け、マグロ一匹一匹に標識タグ(産地がわかるように)を付けるなど、徹底した管理で違法漁獲、違法密輸ルートを根絶させた。
その違法で獲ったマグロのほとんどが日本に入っていたことも調査でわかっている。
現在のウナギと同じように、違法マグロは簡単に日本に入っていた。ところが、ICCAT(大西洋マグロ類保存国際委員会)はその違法ルートを断つことに成功した。

そんな違法なマグロを買っていた日本に何が言えるのか?
泥棒が盗んだ金をさらに金を払って受け取っているのと同じである。


なんで日本はウナギの違法ルートを規制できない。
なんで日本は産卵期のマグロを獲り続ける。
なんで日本はまき網船、定置網にオブザーバーを乗せない。

さらに、まき網が蓄養いけすに種苗を移すとき数を確認するのだが、その確認方法がなんと目視。しかもオブザーバーはいない。さらに蓄養中に死んだマグロの無報告海上投棄も業界では知れ渡っている。

大西洋は初期資源量の7パーセントまで減少したのを50パーセント以上まで資源量を回復するのに成功した(現在の親魚資源量は60万トン以上)
太平洋は初期資源量の2.6パーセント、1.7万トンしかいないのに、まき網に対しては実質獲り放題の規制しかやらない。
まき網の成魚の枠は3098トンだが、この10年間達したことがない。これは規制とは言わない。

漁業者をかばうような表向き発言は綺麗に聞こえるが、現実は漁業者をどんどん追い詰めている。
その言葉に騙されてはいけない。よく考えれば誰でもわかる。この言い訳はすべて天下りと境港のまき網擁護に繋がっている。

水産庁は会議では一度アメリカ案(2034年までに初期資源量の20パーセントまで増やす)を拒否したが、その後、大本営からの指示を受けて(たぶん)アメリカ案を受け入れた。あまりに強く非難され孤立したので、その場しのぎの受け入れだった。帰国後、言い訳とアメリカ案を否定するような発言を繰り返している。海外でどんだけ袋叩きにされても、日本に戻れば怖いものなしなんだろう。
こんなことでは、日本の未来は真っ暗である。

その場しのぎの日本。それが今の衰退した水産業に繋がっているのだ。

国際会議ではこんな発言があった。そのとき会場の拍手が最高潮だった。※音声は確認済み。

「日本の資源管理は赤ちゃんのよちよち歩き(baby steps)」
「日本は進んでいるというけど、カニと同じで横に進んでいる(Crab Step)」
「日本は科学を操作(Manipulate)するな」



世界は日本が失敗の連続だということをよくわかっているのである。



赤い太い線が今回要請されたアメリカ案。当初激しく反対していたが、袋叩きに遭い最終的に日本も賛成した。緑の線が日本案だが、世界は日本の失敗を見続けているのでまったく相手にされない。

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ICCAT(大西洋マグロ類保存国際委員会)は2008年から厳しく資源管理を開始した。

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その結果、2010年ごろから急激に資源が回復。現在の親魚資源量は60万トン以上と推定されている。
ちなみに太平洋クロマグロの親魚資源量は17000トン。大西洋の40分の1である。


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我が国の成魚(30キロ以上)の漁獲枠は4882トンだが、2009年以降達したことがない。これで規制していると言っても誰も信じない。

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さらに大中まき網の成魚の漁獲枠は3099トンだが、10年間一度も到達してない。頑張っても獲れない数字は規制とは言わない。

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さらに一番美味しくない産卵期に大量に獲るので、値崩れ、売れ残りとなる。

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最後に参考資料として、クロマグロの成長スピード。
この成長の早さを見ると3年も禁漁にしたら、資源は一気に回復すると思うのだが。せめて産卵期くらいは禁漁にできないものか。
いまのままではクロマグロに限らず、サンマもサバもスルメもホッケもタラも、ほとんどの魚に明るい未来はない。


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我が国には一度資源を増やしたあとに、持続性を考えた漁業をやるという考えはないのだろうか?

日本以外のほとんどの国の漁業は成長産業なのである。

その違いだが、資源管理の差であることは間違いない。

世界の笑われ者になりつつある我が国水産業。

水産庁は、それを会議で身をもって感じたはずなのだ。

今からでも遅くない。



2016/07/15

生クロマグロ水揚げ日本一の境港を訪れて

まき網といえば鳥取県の境港。

※画像はクリックすれば大きくなります。

境港は全国に13しかない特定第3種漁港に指定されている。

2010年平成22年)7月1日現在、日本国内には2,914の漁港があり、そのうち「特三」は13港と、全体の0.45%を占めるに過ぎないが、漁獲高は全体の約30%を占める。

鳥取県の経済に大きく貢献している漁港なのである。

漁獲が多いということは、それだけ資源への影響も大きいということである。特にまき網漁業は一度に大量に漁獲できるので効率は良いが、船上での処理がほとんどできないため市場での単価は延縄や定置、一本釣りなどに比べて安い。また大量に水揚げするので値崩れすることも多い。クロマグロなどは一網で100トンも獲れてしまうことがある。これは日本全国の釣り人、遊漁が釣る総量の6倍以上にもなるのだ。それだけにしっかりと規制しないと日本の海はどんどん魚が減ってしまう。事実、まき網の漁獲が増えだした1970年ごろから、我が国の水産資源は急激に減少していった。


そんな境港の資源管理への取り組みをこの目で見るために7月3日に訪れた。

訪れるにあたり、ニッスイ本社とさくら総合法律事務所に協和水産株式会社、境港関係団体にアポと取材許可をお願いした。

境港関係者の返事は予想よりもずっと紳士的だった。すべてOKで、しかも境港水産振興協会の白須会長(共和水産社長、山陰巻き網漁業組合長)に応対していただけることになった。ニッスイ前で「産卵期のマグロを獲るな!」と大声で吠えたことがよかったのか?


まずは一番気になるクロマグロの卵である。100キロのマグロだと1000万個の卵を産むらしい。それを毎年産卵期に獲っているわけだが、その卵の総量は境港だけで10トンにもなるらしい。もちろん孵化はしない。
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7月に入り、各まき網船団は競ってクロマグロを探した。これは6月の枠分を25日までに取りきり、新たな7月の枠をオリンピック方式で開始したからである。そのため1日は今年最高の漁獲を記録した。港には3船団(たいよう、源福、輪島)から合計270トンの速報が入った。境港での1日の処理能力(解体など)は80トン前後である。翌日の2日から5日まで4日間かけて処理することになった。当然単価は安くなる。

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解体されたマグロが並ぶ。口と鰓が開いているのは解体処理のときになる。内臓などを抜くために大きく開くからである。

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これは3日の昼頃。この日は最安値キロ200円だった。翌日のある船団は平均単価300円台だった。あまりにも安い。

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サイズと単価からわかったことは大きくても小さくてもさほど単価は変わらない。単価は水揚げの量で決まる。多ければ安くなり、少なければ高くなる。これもオリンピック方式だから起こることだ。6月初めと7月初めは期間を決めてオリンピック(自由競争)で獲らせた。その結果、スタート直後に漁獲が集中した。オリンピック方式の期間が終わると個別割り当て(IQ方式)で獲らせた。個別に割り当てられたので各社慌てて獲る必要はなかった。その結果、各社サイズを慎重に選び、集中しないように獲った。その結果、安値が大幅に上がった。


4日には今年最大の300キロが並んでいた。内臓と鰓を抜いた重量なので、これに1.25をかけたのが正式な報告となる。なんと375キロだ。

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県の水産試験場の係員が1匹1匹体長を測る。水揚げされたマグロはすぐに体長、重量を測り、本数とともに水産庁に報告される。

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競りが始まった。専門用語が多く、我々にはまったくわからない。

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競り落とされたマグロは次々と運ばれていく。

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クロマグロを水揚げするときはあちこちに立ち入り禁止の看板が立つ。

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翌4日は白須会長自ら案内していただいた。

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これがまき網である。直径は250メートルくらいらしい。

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立ち入り禁止の場所にも堂々と入れていただいた。

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まき網でのマグロ漁、そして処理、冷却方法などを聞いた。やはり最後は網の中で暴れ、冷蔵室の中で苦しんで死んでいくらしい。

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水揚げ後に解体される。そのため完全な血抜きは無理で体内にかなりの血が残る。それが血栓、色変わりの原因となる。またヤケも多く、鮮度の劣化も早い。

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これが卵である。オスとメスの比率は7対3くらいでオスが多い。40キロ前後のメスだとだいたい卵を持っている。日本海では3歳で80パーセントが成熟すると言われている。

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上が卵(卵巣)。下が白子(精巣)。9割がミールにして養殖の餌。1割が食品として販売してるらしい。捨ててはいないと断言していた。

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これは5日の水揚げ。26キロから33キロの間だった。ほぼ初めての産卵である。一度も子供を産まないで安売りされる。

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昼食はクロマグロを食べた。色も少し変わっているし、トロ部分もあっさりしすぎて味がない。おいしい時期(9月以降、3月まで)のマグロとはあまりにも違う。安いから売れはするのだが。

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4日の10時からまき網関係者、境港関係者、水産試験場、水産事務所の方々などと意見交換をやった。
左は白須会長。右は同行の神田弁護士(さくら総合法律事務所代表)。

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出席は約20名。真剣な話し合いができた。俺自身、知らないことが多く、大変勉強になった。

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話し合いの一部。

俺「なぜ、昨年7月末に境港はのマグロの水揚げのページから突然船名を削除したのか」
まき網側「個人情報保護法にひっかかるので削除した」
 俺「水産資源はまき網会社のものではない、国民の財産である。隠さず公開すべきだ」

産卵期のまき網について
 まき網側「日本海は産卵期以外は獲れない。産卵後は高速で移動してしまい、まき網での漁獲は無理。」
 俺「太平洋側は産卵後の個体を獲っている。地中海も産卵後にまき網で獲っている。」

マグロは減っているか?
まき網側「マグロはいっぱいいる」「温暖化で壱岐や対馬の周りに大きなマグロはいなくなっている」「新潟や山形なら海岸から20キロも行けばマグロがいっぱいいる」
 俺「釣りをしていていっぱいいるという確認ができない」「日本海西部は乱獲で減ったのではないか」「八里はすでにマグロはほとんどいない。まき網船がつぶしたと聞いている」

付加価値を高めるために船上で血抜きをやったらどうか。
まき網側「まき網で獲った魚を船上で血抜き処理をするのは人員的に無理」
 俺「船上でしっかり処理して、単価が3倍に上がれば漁獲は3分の1でいいのではないか。燃料代と時間が大幅に削減できるし、資源の回復も早くなるだろう」
※これに関しては研究をしているようです。

地中海などは必ずまき網船にオブザーバーが乗るが。
まき網側「オブザーバー監視は船員登録しなければ日本の法律では乗船できない」
 俺「それはおかしい。それが事実なら法律を変えるべきだ」「来年は俺がまき網船に乗りたい」
まき網側「共和水産に入社してください」
 俺「では来年2か月(6、7月)だけ入社します」

卵はどのくらいの量が抜かれて、どのように処理しているのか。
まき網側「7対3でオスのほうが多い」「メスの体重の2パーセントくらいが卵ではないか」「1割は加工して食品として販売。9割はミールにして養殖の餌」「捨ててはいない」

まき網側「釣り人もマグロは1匹1匹重さや体長を測って報告するなど、ちゃんと資源管理しているのか」
 俺「北部九州遊漁船連絡協議会加盟の25隻は6月と7月の産卵期を自粛している。それに伴いかなりの釣り人が自粛している」「俺が代表を務めるSFPCのメンバーは2011年から、6、7月の産卵期は自粛している」「釣り人は年に15トンくらいしか獲らない」「まき網とくらべて人口が多すぎて個別に管理は無理」「基本的にはアメリカやニュージーランドのようにレギュレーションを国や県が取り入れるべきだ」「そのために厳しい罰則が釣り人にも必要」「飲酒運転は罰金を上げたら急激に減った。釣りも厳しい罰則を設けなければ、レギュレーションの効果は期待できない」

俺「まき網は兵器に例えれば大量殺人兵器。しっかり規制しないと水産資源はマグロに限らず多くの魚種で危機的になる」「まき網の漁獲が1970年以降に急激に増えた。それと反比例して水産資源は激減した」
まき網側「EEZによって世界中の漁場から締め出された」「そのため国内の魚を獲らなければ会社を維持できなかった」

まき網側「6月は太平洋側と日本海側で漁獲枠が決められ、日本海側は6月25日に枠に達してしまい、そのあとはマグロがいるのに休漁した。7月に残りの枠を獲るが、中旬までには枠に到達するだろう。」「現行の1800トンの規制を続けていけば資源は回復する」

親魚資源量の下方修正に関しては「水産庁は後追いだから」「調査しきれてない」

境港側「6月7月は夏枯れのときで、他に獲る魚がいない。他の魚も獲れなくなっていて、このままでは経営が厳しい」
 俺「それは境港の都合だ。まき網がたくさん獲るから、離島や沿岸の漁師などが魚が獲れなくなり、どんどん廃業している」「俺は境港をつぶすとか、まき網をつぶすとか、そんなことは一度も言ったことがない」「資源を回復させることが最優先だ」「このままではまき網も境港も苦しくなる。」

まき網側「根こそぎ獲るという言葉には抵抗がある」「海に出ればわかるが、根こそぎ獲るなんて無理だ。」「網を10回入れても、8~9回は空で終わる」「群れを探すのに1週間かかることもある」
 俺「大西洋は厳しい漁獲規制と、産卵期を禁漁にすることで一気に資源が回復した」「資源が増えれば無駄は減り効率の良い漁獲ができるはずだ。」

話し合いは2時間をオーバーした。未成魚(30キロ未満)の漁獲が少ない理由も聞いた。成魚を枠ギリギリ獲るために未成魚をあえて狙わないそうだ。混獲があるとすぐに成魚の枠をオーバーしてしまう。それを避けるために日本海は未成魚をほとんど狙ってないそうだ。昨年はまき網の未成魚枠2000トンに対して923トンしか漁獲がなかった。獲らなければ資源の回復は早くなる。

また白須会長は「海が大きく変わってきている」と言ってました。また中国がサバやサンマを大量に獲り始めたことに危機感を持ってました。餌のサバやサンマがいなくなればクロマグロにも影響が出てきます。それと増え続けるクロマグロの養殖も危惧してました。餌が自然界の魚(主にサバ)だからです。マグロを1キロ育てるのに15キロのサバが必要なのです。このまま養殖が増え続ければ自然界のサバがいなくなります。

会議室には卵や内臓の利用方法のパネルが置かれていた。これは4枚のパネルのうちの1枚。卵の利用方法である。
白洲会長「この卵巣をなんとか美味しく食べられる方法を考えてます」
俺「考えなくていいですよ。産卵期に獲らなければいいんです」

聞く耳を持つ白須会長、このときは苦笑いしてました。

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境港は数年後に新しくなります。すでに工事は始まってました。

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7月は水産業界の2大新聞の一つ「みなと新聞」にデモと境港の記事を寄稿した。

釣り人の声を水産関係者や漁業者に聞いていただきたいからである。

釣り人だけが動いても効果は少ない。広く知っていただくことが釣り人の地位向上にも繋がる。

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向き合って話し合うことで大きく前進する。

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値崩れ、売れ残りの記事。まったく資源の無駄使いである。

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そして最後に乱獲の歴史を紹介する。俺は環境(温暖化など)が資源に影響していることは否定しないが、それに責任を擦り付けていたら未来永劫資源は回復しないと考えている。水産先進国のほとんどが漁獲を規制する、もしくは禁漁にしたことで多くの魚種で資源の回復に成功した。それは事実である。以下は明らかに乱獲と思われることばかりである。

マグロの釧路か釧路のマグロか
釧路でクロマグロの流し網漁が始まったのは1906年ごろである。その後、動力船化もあって、1920年代に最盛期を迎える。流し網漁船は250隻を超え、1929年にはなんと水揚げ11000トンを記録する。これは現在の日本のクロマグロ総水揚げの2倍近い量である。しかし乱獲で1930年ごろから次第に獲れなくなり衰退していった。代わってマイワシ漁が盛んになったが、それも数年で獲れなくなりマダラ、スケトウダラが増加した。ある魚種を獲りつくすと次の魚種、そしてそれも獲りつくすと次の魚種。そうやって釧路の漁業は衰退していった。

釧路魚河岸物語
http://www.kushiro-ct.ac.jp/keikan/history/uogasi.html

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天売島漁師の話
かつては北海道の天売島沖でもたくさん大きなクロマグロが獲れた。昨年7月に天売島を訪れたとき、漁師の奈良さんから貴重なお話をたくさん聞かせていただいた。その中の一言「1990年ごろは大きなマグロがいっぱい釣れた。1日に250キロクラスを6匹釣ったことがある。1日の水揚げは600万円を超えた。それが1995年ころからパッタリと釣れなくなった。」

これは天売や焼尻の漁師が獲りすぎたという問題ではないだろう。カタクチイワシやイカナゴなどが減少したことが大きいかもしれない。クロマグロだけを守っても資源は増えない。同時にエサとなる魚の資源も考えなければならない。


温暖化で漁場が北に移っているというなら、釧路でも天売島でもたくさん魚が獲れてよいと思うのが、そのような話を聞かない。俺は温暖化なら漁期が早くなるのではと考える。事実、今年の南西諸島でのクロマグロの産卵は早かった。5月下旬までにほとんど産卵は終えていたらしい。その産卵後のマグロが東北の太平洋側に6月上旬から現れ、例年より早い時期から漁獲が始まった。水温が多少変化してもマグロの回遊コースはほとんど変わらない。移動が早くなるか遅くなるかだけと考えている。最近は日本海東側(新潟以東)がまき網の好漁場だが、これは数年前までは西側でしか獲ってなかっただけのこと。西側を獲りつくし、東側に新たな漁場を発見したことが好漁に繋がっている。これもこのまま獲り続ければ数年で獲れなくなるだろう。

ちなみに釧路沖の水温を調べてみたが、マグロがいっぱい獲れた1920年代は今よりかなり低水温であった。温暖化は関係ないようである。
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/shindan/a_1/japan_warm/cfig/warm_area.html?area=J#title


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1965年以降の釧路の水揚げ。1920年代まではクロマグロが一番だった。そのあとマイワシ、スケトウダラ、そしてマイワシと獲り続け、ほとんどの魚が獲れなくなった。

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かつて(1982年)の山陰沖も素晴らしいクロマグロの漁場だった。こんな狭い漁場、しかも3週間という短期間で1637トンも水揚げしたのだ。しかもアベレージサイズは121キロ。現在は40キロ前後だから約3倍の大きさである。現在ここでクロマグロはほとんど見られない。

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1981年から1982にかけてクロマグロを大量に漁獲したまき網船の漁労長の話(朝日GLOBEより)

場所は壱岐と対馬の間。その後、壱岐の一本釣り漁師たちがクロマグロを釣るようになった海域だ。群れを巻き、うまく揚げることができた。100キロから300キロのクロマグロが660本。水揚げ1億円。

翌年から6、7月はクロマグロばかりを狙うようになる。

「マグロの群れを見つけるときは、まず鳥を探す。接近すると、ちょこっと分かるですもんね、マグロのひれがね。それを今度はソナー(魚群探知機)で捉えて、群れの動きを見て網を打ち回す。95%は獲れる」

ソナーでマグロの動きを見るが、動かない群れもあった。

「動かないのは産卵。それが一番獲りやすいんですよね。1800本巻いたときは産卵中だったと思う」

その1800本を巻いたのは84年の五島沖。100キロ級のマグロだった。続いて五島沖で200キロ級を400本、対馬海峡で100~300キロを700本獲る。獲りすぎで品質は落ちたが、それでも1キロ1千円になった。合計水揚げ額、実に3億数千万円。

詳細はここを見てください。

第2弾!産卵期のマグロを守れ!
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-430.html

この五島や対馬、壱岐近海もクロマグロの漁獲は激減した。壱岐は2005年は352トンの水揚げがあったが、2014年には23トンに激減した。2015年からは6月7月の成魚(30キロ以上)を向こう3年間禁漁と決めている。五島近海で大型魚の漁獲は全く聞かなくなった。


かつて生クロマグロ水揚げ日本一は宮城県の塩釜港だった。1990年代は毎年4000トン前後の水揚げがあったが、2000年代に入って次第に獲れなくなり、2008年は0トンとなった。比較的水温が低いときに獲れて、温暖化に伴い漁獲が減っていったのである。
ところがしばらく獲らなかったことと、福島原発の事故以降に餌となるマサバが急激に増えたことなどにより昨年からクロマグロの漁獲が増え始めている。これも獲らなかったことで資源が回復したという実例。しかし、再び乱獲すれば元に戻ってしまうことは歴史が証明している。

三陸沖の水温
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/shindan/a_1/japan_warm/cfig/warm_area.html?area=K#title


昭和31年から35年まで遠洋延縄船の乗組員だった人の話。
※レッコとは海に捨てること。レッツゴーの略。

「キハダ、トンボ、カジキ、メカ、後はレッコ。通信士は、無線で連絡すると、他の船もキハダは毎日150トンレッコ。カジキと同じぐらいのサワラがいたが全部レッコ。
水揚げは、1日300トンではきかない。大西洋の延縄は魚が食い過ぎるから、浮き球を二つにした。縄が重すぎて、500Wのドラムがうなる。今朝打った縄を上げるのに、翌日の朝の10時までかかる。魚が食っているから、水揚げに時間がかかる。その後は次の日の朝まで、一日休み。乗組員は縄を打つ量を半分にしたいと思う。船頭は、量がないと一航海で首だから、出来るだけとろうとする。一番の船は三浦三崎。
 大西洋は5年で魚がいなくなったので、カリブ海にいったらマグロがいなかったから、芭蕉カジキを捕った。車エビを食べているから、旨い。」


こんなことをやっていたら大西洋から締め出されても仕方ないだろう。今の中国よりひどい。


最後にこの図をしっかりと見ていただきたい。水産庁の資源管理が、いかに自画自賛なのか、よくわかると思います。水産業の未来予測はほぼ日本の一人負けなのです。

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境港を訪れて強く感じたことは、資源管理は国がしっかりやることなんだと。漁業者に任せたのではほとんど効果がない。それは釣りも同じ。一部の人が個人的に規制を設けても、他の多くの人が根こそぎ釣るようなことをしていたらほとんど効果はない。

資源の減少の責任は一番に水産庁にある。

天下りの言いなりになっている限り、我が国の水産業の未来はない。

大手水産会社もCSRをもっと強化すべきだ。今のままではランキング下位から抜け出せないだろう。

そして政治家はもっと現状を知り、負の連鎖を断ち切るために動くべきだ。「我が国の水産業を取り巻く環境は厳しく・・・」なんて同じ言葉を40年以上も前から農林水産大臣は就任のあいさつに使っているらしい。なんとも進歩のない話である。



2016/06/17

水産庁、ニッスイ前で釣り人が吠えた!

今年も水産庁前とニッスイ前で大声で吠えてきた。


一部の漁師が、また一部の学者が、10年以上資源管理の改革を求めても、まったく変化のない我が国の水産行政。


100万人以上いた漁師は17万人までに減り、60万トン以上あった太平洋クロマグロの親魚資源量は1万トン台まで激減した。


我々釣り人は難しいことはわからない。しかし、「机の上」でなく「現場を見て」魚が減っていることを知っている。


しかし、我々の意見をまともに聞く相手ではない。


ならば


直接聞かせてやろう!



今年は105名が集結した。昨年は86名だった。北は北海道が4名、南はタイ、台湾、宮古島、九州15名、関西多数。デモに出るために飛行機、新幹線など自腹で来たのだ。ほとんどが日帰りか1泊である。

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数年ぶりの再会も多かった。前日入りした人はあちこちの飲み屋で親交を温め、明日のパワーを充てんした。どこかの関係者が「飲み屋が多いから来てるんでしょ」と言ってたらしい。どんな高級店だろうが、自分の金で飲んで何が悪い。しかも税金など一銭も使ってない。

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今年はマグロの旗を10枚、国旗を5枚用意した。参加者全員が日本を心から愛する人である。抗議の原動力は愛国心なのだ。

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宮古島(沖縄)からクロマグロが到着した。

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今年はクロマグロ?も一緒に歩く。

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スタートは昨年と同じ日比谷公園・霞門。

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水産庁前(農水省)を大声で吠えながら歩く。

「クロマグロは絶滅危惧種だ!」

「水産庁は資源管理をしっかりやれ!」

「クロマグロは2パーセントしか残ってないぞ!」

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今年は水産庁前、ニッスイ前でかなり長い時間立ち止まって抗議ができた。昨年は警察の誘導で止まらないで、ずっと歩き続けた。警察の方も俺たちを応援しているように感じた。



職業は会社員、自営業、釣り船船長、釣り具屋経営、釣り具メーカー経営、弁護士、医者、会社経営者など多種。

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デモに出たからといって見返りなど何もない。全員が自腹、そしてポロシャツを1450円で購入して参加している。

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「正義を貫く!」
黙っていたら何も変わらない。全員が勇気を出して参加しているのだ。参加者の中にはデモに出ることでリスクのある人も多数いる。

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今年は警察の方も友好的だった。

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昨年のデモを模範的と認めてくれたらしい(デモを申請した弁護士の話)


警察官(笑顔で)「デモはたくさん見てきましたが、マグロが歩くデモは初めてですよ」



ニッスイ前でさらに大声で吠えた。

「ニッスイは産卵期のクロマグロを獲るな!」

「ちゃんと子供を産ませろ!」

「ニッスイは悪い会社だ!」

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沿道の人も好意的な人が多かった。手を振ったり、声をかけていただいたり。観光バスから一斉に写メを撮ったり。

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昨年は炎天下の8月。今年は曇り空の6月。歩くのがとても気持ちよかった。

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一生懸命生きているから日本を良くするために行動をする。中途半端な人は何もしないで愚痴だけを延々と語る。

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参加者全員が参加したことに喜びを感じた。「来て良かった」

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暴走はしない。粛々と、正々堂々と歩いた。

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新橋駅近くの公園で「産卵期のクロマグロを獲るなー!!!」と大声をあげて解散した。

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水産に限らず、我が国は腐敗がどんどん進んでいる。税金を自分の金と勘違いしている人多すぎ。利権、天下り・・・

黙っていたら腐るばかりである。



デモ終了後に数名を選んで水産庁とニッスイに抗議書を渡してきた。ニッスイは企業イメージを考え、6階の会議室に通してマニュアル通りの対応。水産庁は1階玄関で3人が出てきて受け取り。まあ昨年よりは対応に関しては進化してました(笑)



農林水産省(日本水産株式会社)

森山 裕大臣様(細井典男社長様)

 

本日、私たちは農林水産省前(ニッスイ本社前)でデモを行いました。
日本海で産卵期のクロマグロをまき網船が大量に獲っていることに対しての抗議デモです。


太平洋クロマグロの親魚資源量は今年の419日に大幅に下方修正されました。

2010年 25,476トンから11,505トンへ

2011年 25,227トンから11,860トンへ

2012年 26,324トンから13,795トンへ

太平洋クロマグロの初期親魚資源量は6070万トンと推定されています。また漁業者人口も昭和初期は200万人もいたと伺っています。

しかし、まったく科学的でない資源管理と、持続性を無視した乱獲(主にまき網)で太平洋クロマグロは初期資源の約2パーセントまで減少しました。漁業者人口も17万人まで激減しました。

なんと資源が2パーセントまで減少したのに、今年も産卵期のまき網は行われています。かつてはまき網で獲れるクロマグロの平均サイズは100キロを優に超していましたが、ここ数年は30キロ台と大幅に小型化しています。30キロ台というと初めての産卵です。初めて卵を産みに来たお母さんマグロを産む前に獲ってしまうのです。

水産資源は国民の財産です。水産庁、天下り団体、一部企業のものではありません。


大西洋クロマグロの産卵場は地中海とメキシコ湾です。地中海は産卵後にまき網で獲っています。しかも年に3週間前後しかまき網漁はできません。今年は525日にまき網解禁となりましたが、スペインは漁獲枠の1200トンを3日間で達成したそうです。資源が回復しているので時間と燃費を大幅に減らすことができました。現地を視察した人は「スペインのマグロ漁師はとにかくリッチ」とお話しをしていました。メキシコ湾は1982年から産卵場でのマグロ漁は禁止されています。その結果、大西洋クロマグロは東も西も資源が急激に回復しています。


我が国は、そのような産卵期のまき網漁を野放しにしてきた結果、資源は激減、2014年にはついに絶滅危惧種に指定されました。
それでも産卵期のまき網を続けるのは、狂っているとしか思えません。しかも産卵期のマグロは一番美味しくない時期でもあります。美味しい時期なら市場でキロ1万円以上になることは珍しくありませんが、産卵期はキロ300円以下になることもあります。このような資源の無駄遣いは即刻やめるべきです。高い時期に獲る、美味しい時期に獲る、値崩れをするほど大量に獲らない、それが賢い漁業です。

 

水産庁は資源管理をやっていると話しますが、30キロ以上の成魚の漁獲枠は4882トンですが、過去7年間一度も達成したことがありません。また30キロ未満に関しても大中まき網は2000トンに規制されていますが昨年は923トンで終了しています。頑張っても獲れない量を漁獲枠にすることは規制とは言いません。これは漁獲目標、実質獲り放題と同じです。
すでに壱岐、対馬の離島漁師さんたちは昨年から6月と7月の産卵期のクロマグロ漁(30キロ以上)を自粛しています。このままではマグロでは生活ができない、追い詰められた漁師さんが自ら自粛と決めたのです。「卵を産ませるために」。

北部九州遊漁船連絡協議会(岩崎幸広会長)に加盟する25隻の釣り船も今年から6月と7月の2か月間クロマグロ釣りを自粛すると決定しています。また多くの釣り人も昨年から産卵期は自粛しています。

 

今年は東北の太平洋側で好調にクロマグロが揚がっているようです。塩釜港は1990年代日本一の生クロマグロ水揚げを誇っていましたが、2010年ごろは0トンを記録するまで水揚げは激減しました。ところがしばらく太平洋側で獲らなかったことで資源が回復しつつあるようです。ヒラメや太平洋側のマサバも震災後漁獲が減ったことで資源が回復しました。獲らなければ増えるという良い実例だと思います。

 

太平洋クロマグロも日本海側の産卵で集まったマグロは獲らないで卵を産ませるべきだと思います。今は獲るより、資源を回復することが最優先だと思います。そして資源が回復させてから持続性のある資源管理をすべきだと思います。頑張っても獲れない量を漁獲枠にしても、それは資源管理とは当然言えません。

 

是非、まき網船での日本海産卵期での漁を自粛(禁漁)していただきたく本日は農林水産省を訪れました。

 

今後も日本海産卵期(6月から8月)のまき網漁を続けていく限り毎年デモは行わせていただきます。

 

未来を見据えた回答を期待しています。

  

2016615

 

太平洋クロマグロを絶滅から守る会


代表 茂木陽一





続いてデモに参加した人のコメント(Facebookより抜粋)


釣り人の。
釣り人による。
資源保護のためのデモ。
今年も参加しました✨
強制されることもなく、
心のまま、感じるままに、
行動することの大切さを学ぶ✨
将来のために。
今こそ日本は漁獲規制をするべきだ。乱獲をやめるべきなんだ。
全ての食べ物は、
自然界の中から生まれる事を忘れてはいけない✨


今日は仕事を休みにして嫁と東京にデモ行ってきた😄
「産卵期のクロマグロを獲るな‼️」
「水産庁はちゃんと資源管理をしろ‼️」
いっぱい叫んで腹減ったのでいきなりステーキ500グラム❤️
俺どんどん腹が出てきてます😓


6/15 「絶滅危惧種、太平洋クロマグロを守るデモ」に参加してきました。太平洋クロマグロは、ニッスイの巻き網による産卵期のクロマグロ乱獲によって、絶滅の危機を今、迎えています。 国民の声で、産卵期クロマグロの乱獲を止めさせましょう。国民の皆さん、乱獲反対運動に協力してくださいね。よろしくお願い致します。m(_ _)m


産卵と云う神聖な場を狙い打ちにした【巻き網】による大量捕獲が原因で、絶滅の崕っ縁に追い込まれたクロマグロ!
その大量虐殺の張本人【ニッスイ】と【水産庁】に対して、釣り人有志でデモって来た!!
水産庁等、霞ヶ関官僚主義(天下り組織)からマグロを守り、子供&孫たちが末長く美味しいマグロを食べ続ける事が出来るようにしたいもの!!
小さな一歩かも知れないが、大きな流れに成るものと信じて居ます!


ホントに
クロマグロは
激減であります💦
産卵期のクロマグロを
獲らないで下さい。


黙っていては、何も変わらないです。産卵期に巻き網で一網打尽ってのは、やめてほしいゾ
絶滅してからでは、手後れ。


【水産庁とニッスイに。。。】
カリスマ釣り人茂木さん主催のデモ。
しっかり撮影してきました。
昨年は真夏の直射日光がまぶしすぎる時期でしたが、
今年は涼しく、あるくにはちょうど良い時期。
沿道の方々はめずらしそうに写真を撮っていました。
デモ終了後は、茂木さんと有志数人で水産庁とニッスイに文書をお届けにいかれたようです。
資源管理については他国からかなり遅れをとっている日本。
東京オリンピックを機会に、持続可能で、生態系や環境に負荷のかからない漁業にかわっていってほしいと切に願います。


今年も声の出せない魚の代わりに声出してきました。
残り2%しか居ない絶滅危惧種のクロマグロを産卵期に一網打尽は一刻も早くやめさせなければ!
仕事しろ、水産庁!


無事に終了!来れなかった人の分まで叫んできたぞ!皆様お疲れ様でした!今から水産資源シンポジウム!早稲田大学行ってきます!


昨年より人数も気合いも入り良いデモになりました!皆様有難うございました!


声枯れた~(笑)
けど本気で叫ぶって気持ちいいかも🎵これから地道に消費者にも説明して回ります😁


昨日は、長い1日でした!
昨年と変わってきたのは、沿道の歩行者の方々から、声援や手を振ってくれる方が多くなったこと。
ニッスイに産卵期の巻き網漁の中止を求める署名を渡しに行くのに同行させてもらいニッスイの敷地に入るとき、警備責任者の方が、極めて好意的に接してくれ、フレンドリーに話をしてくれました。
天気が曇りで良かったですね!
昨年は8月3日で晴れてましたから、マグロの被り物の方は、大変なことになりますよね!
昨年よりも20名位デモ行進の人数も増えてますね?
政治的なデモ行進ではないし釣人がデモするなんて、他のデモ行進とは異質で、日本のことを考えているのだなと感じますよ!
警察にも届け出しているし、違法的なことを行うような団体には見えませんから、心配していません。
と、気さくに話してくれました。


昨日は人生初のデモ行進に参加してまいりました。
素直にキモチイイ。
警察の方には丁重に行き先案内や車の誘導をしていただいて、堂々と車道を歩く。
大声を出す気持ち良さ。
これはなかなかにありだなと。



デモが終わったあと、一部の人は早稲田大学の勉強会に参加した。デモに参加することから資源管理などに対する関心が高くなったのだ。


問題は最後まで起きていられるか・・・(-_-;)

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会場は満席だった。

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今回のお勉強は「持続可能な漁業と、その認証ラベル」


水産エコラベルのことである。


海のエコラベル(うみのエコラベル、MSC認証、MSCエコラベル)とは、国際的な非営利団体(NPO)である海洋管理協議会(Marin Stewardship Council, MSC)の環境規格に適合した漁業で獲られた水産物に認められる証である。MSCラベルとも呼ばれる。MSCは、減少傾向にある世界の水産資源の回復を目指し、1997年に設立された。本部はイギリスロンドンにある。

※ウイキペディアより



世界のエコラベルの比較。日本はまだまだ発展途上国。

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審査基準が甘く、不透明なのが我が国のエコラベル「MEL」

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ロンドンオリンピック、リオデジャネイロオリンピックではすべてエコラベル付きの水産品が提供された(される)。


日本はどうなるのか?

今のままでは国産の水産品はほとんど提供できなくなる。

東京オリンピックは当初予算の6倍もオーバー、そして不正送金の疑惑・・・


世界が注目する東京オリンピック。


これ以上恥をかくことがなく、厳しく審査して国際的に認められるエコラベルを採用していただきたい。



最後に意気のよい若者のスピーチ

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趣味は釣り(^-^)

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若者の明快で元気な声に明るい未来が見えたように感じた。

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黙っていたら何も変わらない。


時代は自分たちで変えていく。




懇親会が終わって、さすがにヘロヘロなんで、早稲田からタクシーで帰った。

運ちゃんと話をしていたら

...

運ちゃん「今日霞が関でデモを見ましたよ」

俺「デモなんて最近あまり見ないよね」

運ちゃん「黙っていたら何も変わりません。デモをやる人は勇気があるし、日本を真剣に愛している人ですね」

嬉しかったー

俺「おつりは取っといて(^-^)」

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7月上旬は境港を見学してきます。


PS.来年はニッスイにするか、マルハニチロにするか未定です。

NGOとしての活動を放棄しているWWFジャパンもターゲットに入れてます。環境保護団体の前で「しっかり資源保護の仕事をやれー!」すごいニュースになるでしょう。